実質、月83円
筆者が購入した「デザイン消火器」の使用期限は、2028年5月。買ったのが2023年3月なので、残り約5年です。本体価格が4,980円なので、ざっと計算すると年間996円、月83円の支出ということになります。
そこで筆者は、今後5年更新の“消火器サブスク”をやってみようと考えています。月83円で安心を備えておけるなら安い出費でしょう。外出用と自宅用で2本購入しても、月額166円!
なお、使用期限が切れた消火器を新しいものに買い替える際、カインズで購入すると同等の消火器を回収してくれるサービスがあります。
(なお筆者が電話した店舗では、スプレー缶タイプ以外なら同等の消火器でなくても回収OKとのことだったので、一度最寄りのカインズに相談するのがよさそうです)
本体に「消火器リサイクルシール」が付いていれば、期限内なら店頭にて無料で回収してくれます。消火器は自治体のごみ収集に出せず、特定窓口などに引き取りを依頼すると費用がかかってしまうので、処分方法や出費を気にせず備えられるのはとてもありがたい!
いろいろなところに置いてみた
初めてのMY消火器。使う出番がないことを願いたいですが……おしゃれなデザインが嬉しくなって、使用シーンを想定していろいろなところに置いてみました。
自宅玄関
シンプルなデザインは、日常の風景を邪魔しません。これが赤い消火器なら……いかにも! な色彩の威圧感があるのですが、モノトーンカラーの「デザイン消火器」なら、友人が遊びにきても気にならないかも。
自宅キッチン
我が家のキッチンはIHですが、IHだからといって火災の危険性はゼロではありません。揚げ物の際に油が発火する可能性もあります。
ちょうどこの記事を書いているタイミングに、長女がオーブンでお菓子を作っていて、クッキングペーパーが燃えてあわやボヤというハプニングがありました……。消火器がある安心感をさっそく体感……。
キャンピングカーの車内
我が家の移動はキャンピングカーのため、今後キャンプや遠出をする際は、消火器を積載していこうと考えています。
ただし、ここで2つ注意点。消火器は40℃以上になるところはNGなので、夏日の車内には置いておけません。
また、寝かしておくのもNG。キャンピングカーでは、トイレの横に立てて置いています。
あくまで消火器を「キャンプ地まで運ぶ」ことが前提で、「車内での保管用」ではありません。車での保管用には、車専用の消火器を正しく設置しましょう。
ほかにも火のある場所に
ほかにも、暖房器具やアロマキャンドルの炎など、日常にも火災の危険性はあります。我が家は庭でBBQや花火をすることがあるので、庭先で火を扱うときはすぐそばに置いておこうと思います。
「消火器はつねに火のそばにセット」を心がけたいものですね。
生活により添う、スマートな消火器を手に入れよう
いかにもな消火器を持つのは、インパクトが強すぎて少しハードルが高いもの。でも、インテリア性のある消火器なら、日常生活やアウトドアライフを圧迫することなく取り入れることができます。
今回の記事は、“消火器を買ったところで終わり”じゃあありません。実際に使ってみたリアルな感想もお伝えします!
果たして上手く使えるのか……、つづきは以下の後編で!