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TTS「火子ちゃんミニコンロ」

めちゃ安「ミニコンロ」を発見。しかも、コンビニで買える格安ガスの純正品なんです

ガスコンロを安心安全に使うためには、純正ボンベの使用がマスト。ですがキャンプの度に純正ボンベを入手するのはぶっちゃけひと苦労……。

そんな人に朗報です! コンビニなどで手軽に買える格安ボンベの、純正ミニコンロを発見! 今回はこの「火子ちゃんミニコンロ」について詳しくレビューしていきます!

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目次

記事中画像撮影:筆者

意外とシビア!ボンベとコンロの関係性

TTS「火子ちゃんミニコンロ」

ガスコンロとそれに使用できるガスボンベの関係性って、意外とシビアなのをご存知でしょうか?

画像のようにボンベ設置箇所の内部に、「必ず〇〇のガス(ボンベ)をご使用下さい」などと注意書きシールが貼ってあることも。

専用ボンベ以外は保証対象外?

TTS「火子ちゃんミニコンロ」

例えばガスコンロのメーカーがIwataniなら、ガスボンベも同じくIwatani製のものを使用するよう、取り扱い説明書にも明記されています。

当然、この注意書きに添った正しい使い方でなければ、保証も対象外になってしまうということに。

あの格安ボンベの純正ミニコンロを発見!

TTS「火子ちゃんミニコンロ」

実際、ガスボンベのメーカーなんか全く気にせずに使っていた……という人もいるかもしれませんが、ガスコンロはやはり火器。メーカーの推奨方法に従って、安全第一で使いたいもの。

でも、ガスコンロも種類がたくさんあり、キャンプの度にメーカー純正ガスボンベを入手するとなると……かなり面倒ですよね。

TTS「火子ちゃんミニコンロ」

ところが最近Amazonパトロールにて、なんと、コンビニなどで手軽に買えるガスボンベの純正ミニコンロを発見! それがTTS「火子ちゃんミニコンロ」です。

とにかく値段が安い

注目すべきはその値段。キャンパーに人気のIwatani「タフまる Jr.」に似たコンパクトサイズながら、価格はその半額以下の3,900円(2023年3月時点の価格)!

もちろんアウトドア向けに開発された「タフまる Jr.」と一概には比べられませんが、「もうちょっと手軽にミニコンロ」が欲しいという人のニーズにはハマりそう……

純正コンロ「火子ちゃんミニ」を使ってみた!

TTS「火子ちゃんミニコンロ」

コンビニや身近な量販店で手軽に買えて高コスパな、TTS「火子ちゃんボンベ」と純正の「火子ちゃんミニコンロ」。早速、実際の使用感を徹底レビューしていきます!

サイズ感や重さは?

TTS「火子ちゃんミニコンロ」

「火子ちゃんミニコンロ」のサイズはW22.75×D20×H11.4cm、重さは0.9kgとなっています。

重さに関してはかなり軽い印象。風防などがついていない分、一概には比べられなそうです。

操作系やボンベの着脱は?

TTS「火子ちゃんミニコンロ」

操作系は非常にシンプル。正面の「器具せんつまみ」で点火・消火・火力調整全てを行います。

TTS「火子ちゃんミニコンロ」TTS「火子ちゃんミニコンロ」

一般的なガスコンロと同じく、ボンベの設置部分はマグネット着脱式。1枚目画像のグレーの丸い部分が磁石になっています。

ボンベの切り欠き部分と容器受けガイドの凸部分を合わせて、少し押すとスムーズにハマりました。

TTS「火子ちゃんミニコンロ」

他のコンパクトタイプのガスコンロ同様、ガスボンベ下部は6〜7cmほどはみ出す仕様です。運搬&積載時はこの分コンパクトなのが便利。

火力や連続燃焼時間は?

TTS「火子ちゃんミニコンロ」

火力は2.1KW(1800kcal/h)。実際点火してみたら底面の直径が、18cm以下の鍋で調理する分には申し分ナシ。

連続燃焼時間も約95分と、必要十分なスペックです。

●火力:2.1KW(1800kcal/h)

●連続燃焼時間:約95分

調理器具とのマッチングは?

TTS「火子ちゃんミニコンロ」

そして実際に使うときに一番気になるのが、手持ち調理器具とのサイズマッチング。これが合わないと使えないですもんね。

早速「火子ちゃんミニコンロ」のゴトクを実測したところ、内径約6.4cm・外径約12.3cmでした。

TTS「火子ちゃんミニコンロ」

さらに「火子ちゃんミニコンロ」には安心機能が搭載。それがこちらの「ガード」。

鍋底からの輻射熱でガスボンベが加熱されるのを防ぐため、このガードから底面がはみ出すサイズの鍋は置けないようになっているんです。

この「ガード」とゴトク外側までのサイズは実測で約15.5cm。メーカー公式表記では、鍋底直径10cm以上18cm以下の鍋が使用可能となっていますが、実際はどうでしょうか?

●ゴトク内径(実測):約6.4cm

●ゴトク外径(実測):約12.3cm

●ガード内サイズ(実測):約15.5cm
使用できる鍋サイズ(公式):鍋底直径10cm以上18cm以下(目安:土鍋6号まで)

【 シェラカップ 】
TTS「火子ちゃんミニコンロ」

底面サイズが小さいものから順にトライしてみました。まずは底面の直径が実測で約9cmのシェラカップ。結果は公式表記通り、10cm以下だとNGでした。

【 ケトル 】
TTS「火子ちゃんミニコンロ」

お次はリッジモンキー「スクエアケトル S」をON。こちらは底面サイズが実測で約16cmだったので、全く問題ナシ。

【 フライパンディッシュ 】
TTS「火子ちゃんミニコンロ」

さらに、今度はTKIBISM「フライパンディッシュ M」を乗せてみました。こちらは底面の直径が約18cm、開口部の直径が約20cmでジャストフィット。

鉄製で蓄熱製の高い調理器具だとより輻射熱も高くなるため、このガードがあるとかなり安心ですね。

【 大型フライパン 】
TTS「火子ちゃんミニコンロ」

最後は、あえてのビッグサイズなフライパンを。家庭用の底面直径約18.5cm、開口部の直径約27.5cmのフライパンなんですが……。

置けないことはないものの、左側がゴトクから大きくはみ出し非常に不安定。実際に調理したら具材の重さも加わるので、やめておいた方がよさそうです。

お手入れのしやすさは?

TTS「火子ちゃんミニコンロ」

特にフッ素加工などの記載はないアルミ製のコンロ天面。ただ、マットでサラサラしたテクスチャなので、焦げや汚れは比較的落ちやすそう……、という印象です。

TTS「火子ちゃんミニコンロ」

天面を外すと中はごくシンプルな作りです。凹凸が少ない分、汚れを拭いたりする際にもスムーズ。

気になったのはこんなところ

コンビニで買えるガスボンベが使えて高コスパな「火子ちゃんミニコンロ」。ですが、気になる点もいくつかありましたよ。

ケースがない

TTS「火子ちゃんミニコンロ」

出典:Iwatani

1つ目は、ケースや収納袋などが付属していない点。

例えば、「タフまるJr.」などにはしっかりハードケースが付属しているので、がっつりアウトドアで使いたい場合にはやや不安が残ります。

ロゴの主張がやや強め…?

TTS「火子ちゃんミニコンロ」

コレはちょっと好みが分かれるところではあるんですが……。シルバー×ブラックのシンプルデザインなだけに、オレンジベージュのロゴがやや強めな気がします。

筆者個人の感想としては、全体のシンプルな雰囲気を壊さないカラーリングのロゴだと尚よかった……と思いました。

手軽・安心・コスパの3拍子揃う「火子ちゃんミニコンロ」

TTS「火子ちゃんミニコンロ」

コンビニで手軽に入手できるガスボンベを、安心して使うことができて、かつお値段もお手頃な「火子ちゃんミニコンロ」。

ハードケースこそ付属していませんが、手軽・安心・高コスパの3拍子揃い、これからキャンプを始めたい人や、コンパクトサイズのコンロを試してみたい人の最初の1台にピッタリのアイテムです。

ぜひ、選択肢の1つに加えてみてはいかがでしょうか?

TTS 火子ちゃんミニコンロ

サイズW227.5×D200×H114mm
重量約0.9kg
最大発熱量2.1kw、1,800kcal/h
ガス消費量約152g/h
安全装置圧力感知ガス通路遮断方式
連続燃焼時間約1時間35分(気温20〜25℃、火子ちゃんボンベ使用時の実測値)
対応する鍋の大きさ鍋底の直径が10cm以上18cm以下(目安:土鍋6号まで)

TTS 火子ちゃんガスボンベ 3本組

重量250g×3本入り
内容可燃性ガス LPG<液化ブタン>

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