モノリス in エア
さて、通常のテントとしての使い方をチェックした後は、いよいよこのアイテムの本丸となるハンモックテントにしていきます。
地上では使わなかった2つのパーツを新たに使います。ナンバリング「02」のカーボンポールと「03」のストラップです。
本体の前後に貫通穴があり、そこに「02」のカーボンポールを通します。
本体にカーボンポールを通したら、その両端に「03」のストラップのカラビナを装着。ハンモック状態にするための準備はコレだけです。
そして実際に吊り下げた状態がこちら。
事前にお手本となる設営を見ていたため、本来であれば正面右側と同様に左側のストラップも上下開いて設置したかったのですが、撮影場所が傾斜の強い環境であったために断念しています。
ストラップを上下に開くことは、設置上、重要なポイントのひとつで、横揺れへの耐性が生まれ居住性が高まります。
しかし今回は、その場の環境に合わせて張ることができるというモノリスの柔軟性も確認できたので、これはこれで個人的には大きな収穫でした。
この状態でも実際に中に入ってみると十分に安定しています。ということは、もう少し整った環境で張れば、さらに安定するということでしょう。
座ったり、横たわったりなどの室内での行動も思っていた以上に快適です。
室内にはランタン吊り下げ用のフックや、小物をしまえるポーチなどが内蔵されています。
また脱いだシューズを吊り下げておくためのループもあります。
ハンモック状態で使うときは事前にこのディテールを意識して、シューズを吊り下げるための準備しておいた方が良さそうです。
底部分は二重構造になっており、ザックなどの荷物が収納できます。「そんなもの入れたら背中に硬いものが当たってリラックスできない!」って思いますよね。
室内の床部分は“張り”があり、荷物が入る底部分はある程度“たるみ”がある構造のため、荷物を入れても背中に干渉しません。ちゃんと考えて作り込まれています。
寒い時期はこの部分にダウンブランケットや衣類などを収納することで、保温性の向上も期待できそうです。
これは浪費ではない!
モノリスとはもともと「ひとつの、または孤立した岩」という意味の言葉であり、広義で石柱、記念碑、オベリスク等の人工物などにも使われる言葉です。
そのため収納ボックスは石柱に見立てた象徴的な形に仕上げられ、アイテムの世界観が表現されています。パッケージにも抜かりなく、テントそのもののスタイルや機能性も申し分なし。
個人的には大満足なアイテムゆえ決して浪費ではなく、必要な出費だったと思います!
最後にモノリスの購入について、予約注文開始は2023年3月以降を予定しているとのこと。気になる方は下記公式サイトを覗いてみてください。
(問)モダニティカスタマーサポート tel:03-3585-6054 https://modernity.jp/pages/exod
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