「ドームシェルター」ブームに変化?!
WIWO「ヤクドーム」やTFS「ロボテック 70D」など、直径4m以上の大型ドームシェルターブームが記憶に新しいところですが、最近、そのブームにやや変化が。
実は、直径約4m以下の中型ドームシェルターの人気が急上昇中なんです。
ソロやデュオキャンプで薪ストーブを入れてゆったり過ごしたり、4人くらいまでのファミリーでも寝泊まりできるなど、大きすぎないことで幅広いスタイルにマッチ。
さらに、スペース拡張できる「ベスタビュール」などのオプション豊富な新作も続々リリース。今回は、そんな話題の中型ドームシェルター7選、じっくりご紹介していきます!
新たなブーム到来!中型「ドームシェルター」7選
1. モビガーデン「COMMANDER 185」
中国トップシェアを誇り、有名ブランドへのOEM供給も手がける信頼性の高さが定評の、MOBI GARDEN(モビガーデン)のテント。
「COMMANDER 185」は、生地にはしっかりと厚みのある70D Sil/PU ナイロンリップストップを、ポールにはしなやかな中国製A7001アルミ合金を採用。
外観の良さに加え、細部の作りまで丁寧なのに、税込89,980円と高コスパなのも大きな魅力です。
サイズは約W330×D380×H185cm。デフォルトで煙突ポートを備えるので、薪ストーブのインストールもOK。ソロやデュオでゆったり過ごす冬のお篭り幕にも最適です。
また、内側に付いたインナースカートはしっかり地面と密着。別売りのグラウンドシートを覆いかぶせるように設置できるので、お座敷スタイル時にも高い防寒性を誇ります。
さらに、結露を軽減して防寒性を高める「ルーフ」や「吊り下げ式インナーテント」、3面パネルのうち1面に連結してスペース拡張できる「ベスタビュール」など別売りオプションも豊富。
おサイフ事情とシーンに合わせて買い足していきたい人にイチオシのアイテムです。
モビガーデン COMMANDER 185
サイズ | 330×380×185cm |
---|---|
重量 | 11kg |
材質 | 本体/70D 230T ナイロン 0.3 x 0.3cm R/S Sil/PU (2000mm)、ポール/A7001アルミ合金 Φ13mm |
保証期間 | 1年 |
2. ゼログラム「BROOKS GROUND DOME SHELTER」
お次は、韓国のライトバックパッカー向けアウトドアブランドZEROGRAM(ゼログラム)から、今季話題の新作をご紹介!
こちらの「BROOKS GROUND DOME SHELTER(ブルックスグランドドームシェルター)」は、開発に22ヶ月を要した意欲作。耐風性や安定性に優れたジオデシック構造がベースのドームシェルターです。
大きな出入り口が4面+中窓が4面+天窓が2面の計10面もの窓があり、外の景色を楽しみ尽くせる圧倒的な解放感が魅力です。
また、強い雨でも出入り口から吹き込みにくい工夫がされ、ジッパーには防水コーティングが。結露がエッジに沿ってフットプリントの下へ流れ込み、頭上から落ちてきにくい設計など、ディティールにもこだわりが満載。
サイズは360(L)x360(W)×190(H)cmで、就寝人数は6人。デュオキャンプでストーブを置いてもリビングスペースがしっかり確保できるサイズ感です。
しかも、この規模のテントでは難しい7.89kgという軽さを実現しているのが流石のゼログラム。
さらにスゴいのが、1人でも簡単に設営可能な点。ポール5本のみで設営できて、パーツ数も最小限。ポールスリーブやフットプリントの連結場所なども、視覚的に認識しやすくなっています。
「ルーフフライ」や「フットプリント」などもデフォルトで付属しており、別売りで「インナーテント」も発売予定。
こちら、3月18日の発売日に先駆け、公式サイトでは既に予約購入が可能なようです。発送は発売日以降とあるので、欲しい方は早めの購入をオススメします!
ゼログラム BROOKS GROUND DOME SHELTER
使用サイズ | 360(L) ×360(W)×190(H)cm |
---|---|
収納サイズ | 26(L)×26(W)×62(H)cm |
収容人数 | 6人 |
重量 | 7.89kg |
材質 | <本体>N/R SILICONE / PU COATED、<ポール>Zero-bone |
付属品 | シェルター、ルーフフライ、ポール5、ペグ16、ガイライン6、フットプリント、スタッフサック |
3. KOVEA「ゴーストシェルター」
おしゃれキャンパー御用達のカセットコンロ「CUBE(キューブ)」などでお馴染み、韓国発のKOVEA(コベア)からも、中型ドームシェルターが見参!
正円の大きな窓がアクセントのデザインがインパクト大。375×370×190cmと、ソロからファミリーまで幅広いユーザーにマッチするサイズ感も人気の理由です。
一体型のメインポール1本とサブポール2本で構成された「3POLE HUB」システムを採用し、設営も簡単。生地にはリップストップナイロンを採用し、耐久性と軽さを実現しています。
また、防水加工が施されたメッシュウィンドウ下部には「ウォーターホール」を備え、内側パネルとの間に雨水が溜まりにくい工夫も。
「ルーフ」や「フットプリント」も標準装備してオールシーズン快適なうえ、ドームシェルターには珍しく、別売り「専用タープ」が連結できるのもポイント!
冬のお篭り幕のイメージが強いドームシェルターですが、これなら夏の暑い時期もより開放的に涼しく過ごせます。
コベア ゴーストシェルター
使用サイズ | 本体/375×370×190cm、ルーフ/245×240cm、グラウンドシート/355×335cm |
---|---|
重量 | 16kg |
4. KZM「ビバドームシェルタープラス」
「ギルバートランタン」など、高いデザイン性と細部にこだわったアイテムが人気の、韓国発KZM OUTDOOR(カズミアウトドア)のアイテム。
旧モデル「ビバドームシェルター」が「ビバドームシェルタープラス」として新登場しています!
サイズは360x360x(h)195cm。計8面にメッシュウィンドウを備え、2枚連続した大きな出入り口パネルからは、パノラマで外の景色を楽しめます。
また、4本のポールで構成されたシンプルなクロスポール構造のため、初心者でも感覚的に設営が可能です。インサイドスカート式だから、冬の防寒対策もバッチリ。
生地には優れた撥水・防汚効果のある「テフロンコーティング」が施された75Dリップストップ生地を採用。
さらに、付属のルーフフライには一部TPU窓を採用。防寒しながらも空が眺められるなど、KZMらしいこだわりが詰め込まれたシェルターです。
KZM OUTDOOR ビバドームシェルター プラス
使用サイズ | 360x360x(h)195cm |
---|---|
収納サイズ | 75x30x30cm |
収容人数 | 3〜4人 |
重量 | 12.5Kg |
材質 | <本体>P/RIP75D 3,000mmPUW/R TEFLONCOATINGUV、<ルーフ>P/RIP75D 3,000mmPUW/RTEFLONCOATINGUV、<グラウンドシート>P/OXF150D 1,500mmPUW/R、<ポール>ALφ14.5mm |
付属品 | 本体、ルーフ、ルーフバッグ、グラウンドシート、グラウンドシートバッグ、ポールx4、ポールバッグ、スチールペクx12、ストリングx4、ペクバッグ、収納ケース |
5. ノルテント「ギャム8」
アウトドア大国ノルウェー発、NorTent(ノルテント)のアイテム。降雪量の多い国らしく、5本のフレーム7本のフレーム交差したタフな構造で、暴風や積雪に強いシェルターです。
4人用の「ギャム4」・6人用の「ギャム6」が既に人気ですが、新たにリリースされた8人用の「ギャム8」がさらなる人気を集めています。
サイズは直径432×高さ216cmとやや大きめですが、煙突ポールが標準装備。デュオキャンプで大きめの薪ストーブや薪を幕内に入れても、ゆったり過ごせるサイズ感が魅力です。
また、風雪に強いのは構造だけにあらず。生地には高級素材シルナイロンを採用。高い防水性と耐久性を誇り、加水分解による劣化とも無縁です。
さらに、負荷のかかる部位には、強靭性最強と名高く加水分解しないダイニーマを採用という念の入れよう。
そして、アウター素材がポリコットン製の「ギャム8 PC」が新たにリリース! 防水性は劣るものの、程よい通気性で結露しにくくオールシーズン快適。火の粉に強いのもポイントです。
サイズも素材もラインナップが続々増え、今後も目が離せないシリーズ。
ノルテント ギャム8 エクストリーム
使用サイズ | (約)横432×奥行432×高さ216cm |
---|---|
収納サイズ | 直径32×長さ68cm |
重量 | 約12kg |
材質 | RobicNyron6 70D |
耐水圧 | 耐水圧:5000mm |
付属品 | フライシート、アルミペグ24本、ポール5本、収納バッグ、シームシリーング剤 |
カラー | ストーングレー、グラビティゴールド |
ノルテント ギャム8 PC
使用サイズ | 直径432×高さ216cm |
---|---|
収納サイズ | 直径32×長さ68cm |
重量 | 約19kg(ペグとポールを含む) |
材質 | ポリコットン(コットン65%、ポリエステル35%)オックスフォードナイロン |
付属品 | フライシート、アルミペグ24本、ポール5本、収納バッグ |
6. DOD「ファイヤーベース」
ユーザー目線の「あったらいいな」を細やかに実現しつつ高コスパなアイテムが人気のDODからも、中型ドームシェルターがリリースされていますよ!
こちらの「ファイヤーベース」は名前に違わず、火の粉に強いポリコットン生地を全面に採用。遮光性・吸湿性にも優れる素材だから夏は涼しく冬は暖かく過ごせます。
サイズはW330×D500×H240cmと、奥行きが広いフォルム。ドアパネルが大きく開いてボトムが残らない構造に。他のドームシェルターに比べ、またがず出入りできるのが便利です。
また、3本のポールで構成されたシンプルな構造だから、初心者でも設営が簡単。
フロアもデフォルトで付属し、広々とお座敷スタイルも楽しめます。ブラックと明るいベージュの2色展開で、モノトーン好きキャンパーにもオススメのアイテムです。
何より、このクオリティで本記事中最安値、53,900円(税込)! 残念ながら大人気のため現在品切れ中(2023年3月11日現在)のため、欲しい人は公式サイトや公式インスタグラムの再入荷情報をチェックしましょう。
▼DOD公式サイトはこちら
▼DOD公式インスタグラムはこちら
7. ミニマルワークス「シェルターG」
最後は「Vハウス」や「ジャックシェルター」など斬新発想のテントが人気のミニマルワークスのアイテム。いわゆる半球状のドームシェルターとはちょっと構造が異なります。
サイズは約350×300×H170cmと間口が広いため、前後ドアを開けるとタープ並みに開放感のあるスタイルにできるのが魅力です。
また、最高部までの勾配も滑らかで天井部分の面積が広いので、圧迫感も軽減。さらに、透明なTPU天窓付きで、夜には星空を眺められます。眩しいときには閉じることもできて、メッシュも付属しており、通気にも使えます。
4本のポールで構成されていますが、メインポール2本を通すだけで自立するため、1人でも設営しやすい点もポイント。
そして別売りオプションが驚くほど豊富。冬のお篭り時も中に居ながら景色を楽しめる「TPUドア」や夏に嬉しい「メッシュドア」の他、スペース拡張できる「ベスタビュール」も登場。
しかも「ベスタビュール」用の「メッシュドア」と「TPUドア」まで揃い、拡張時までも本気の快適性を追求。進化し続ける「シェルターG」、チェックマストです。
ミニマルワークス シェルターG
使用サイズ | 350×300×170cm |
---|---|
収納サイズ | 65×φ25cm |
重量 | 6.4kg |
材質 | スキン‐Nylon40D/SIL(water proof 2,000mm)、ルーフ‐Poly 75D,TPU、ポール‐Duralumin |
付属品 | スキン1つ・TPUループ1つ・ポール4本・パック8個・収納鞄 |
オールラウンドなら中型シェルターに決まり!
世界中の各ブランドから、続々とリリースされる中型ドームシェルターたち。いずれもソロからファミリーまでオールシーズン使える工夫が満載。
さらに、設営のしやすさや素材、オプションのラインナップなどの進化が続き、今後も目が離せません。
あなたもオールラウンドな中型ドームシェルターで、キャンプをもっと楽しんでみませんか?