ステーキに合うお酒は?
ワイルドな焚き火グリルのステーキ肉を堪能するのに、太田さんが最もマッチすると豪語するのがハイボール。
ウイスキーを炭酸水で割るだけのシンプルなカクテルだけど、だからこそ素材で差がつくのは、ステーキにも共通する部分。
いろんなハイボールを飲んできた結果、辿り着いた一杯があるとか。
「スパイシーハイボール」で決まり!
それがスコットランド・スカイ島の海に育まれたシングルモルト、タリスカーを使った「スパイシーハイボール」。
その名の通り、黒胡椒のようなスパイシーな味わいが楽しめるのだそう。
そこで太田さんが実践している、スパイシーハイボールの作り方を伝授!
(1)まずはグラスに氷だけを入れて、マドラーでかき混ぜます。こうすることでグラスを冷やす効果が。
(2)そして氷から溶け出した水を一旦捨てます。次にタリスカー10年をゆっくりと注ぎます。
(3)そのまま炭酸水も注ぎます。割合はタリスカー1に対して、炭酸水2〜3が理想。急激な温度変化で炭酸が飛ばないように、氷に当てないのがポイント。
(4)炭酸水をゆっくりと注ぎ終えたら、仕上げに黒胡椒を氷に振りかけるだけ。粗挽きだとさらに香りが引き立つそうです。
これで完成! ウイスキーと炭酸水の比重の違いで、自然と混ざってくれるため、かき混ぜる必要もなし。
むしろ混ぜないほうが、ウイスキーの風味や炭酸が飛ばないため、濃厚な味わいが楽しめます。
グリルの肉料理に「めちゃくちゃ合う!!」
極上ステーキと極上ハイボールが揃ったところで、いよいよ実食。今日は、この瞬間のためにキャンプに来たようなもの!
大自然のなか、焚き火をしながら美味しいステーキとお酒をゆっくり味わうのは、まさに極上のひととき。
スパイシーハイボールの、潮風や黒胡椒の香りとスモーキーな味わいは、ワイルドな肉料理だけでなく、自然を身近に感じるアウトドアシーンにピッタリ。
美味しいのにはワケがある!
スパイシーな美味しさの理由は、ベースとなっているウイスキー「タリスカー」の生まれ故郷が大きく関わっています。
タリスカーが誕生したのは1830年。蒸留所があるのは、ミストアイランド(霧の島)と呼ばれるスコットランド北西部のスカイ島。1年を通して強い海風が吹き荒れる、厳しい環境下でタリスカーは作られています。
ウイスキーの仕込み水には、海へと流れ出る雨水から生まれる湧水を使用。
大麦の乾燥と香り付けに用いるピートとは、過酷な環境と悠久の時間の中で育まれてきた泥炭層。
ほんのりと感じる潮風と黒胡椒の風味、ピート香のスモーキーなフレーバーが凝縮された力強く情熱的な味わいは、蒸留所をとりまく自然環境が生み出しているのです。
焚き火の炎を前にして、自然の息吹を感じながら嗜むお酒として、これほどベストマッチする銘酒は他にありません。
そしてその味わいは、潮風を思わせる香り、黒胡椒のようなスパイシーさ、焚き火の煙のようなスモーキーさが相まって、ローストした肉料理との相性が抜群なのです!
ちなみに、タリスカーにはギア感覚で扱える専用のペッパーミルがありますが、残念ながらこちらは非売品。だけど定期的にプレゼントのキャンペーンが行われているそうので、公式サイトをマメにチェックしてみてください!
この組み合わせはクセになる!
太田さんが絶賛ハマり中の、グリル焼きステーキ×極上スパイシーハイボール。この組み合わせをいろんな人にオススメすると、みんな大絶賛するとか。
ウイスキーは常温で保存できるし、タリスカーはボトルのデザインもスタイリッシュなので、サイトに置いてあるだけで映えそうです。
ちょっと高価だけど、1本あればかなり楽しめるので、意外とコスパも悪くありませんよ。
なによりも、この最高の組み合わせは1度でも味わえば、クセになること間違いなし!
飲酒は20歳になってから。
妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。お酒は楽しく適量を。飲酒運転は法律で禁止されています。