なんでも携帯したくなるのは、キャンパーの性?
新作テントを求めて向かったアウトドアショップで、本命のテント売り場よりも小物物販エリアに長居しがちな筆者……。
もともと登山が好きだったということもあり、ULギアを始めとしたコンパクトなアイテムを見ると、つい物欲が刺激されてしまうんですよね。
でも、これって私だけじゃないと思うんです。
特に、パッと見「何これ?」な細々としたアイテムを見つけると、気分は高揚。しかもそれが「鍵と一緒につけておけば、いつなんどきでも役立つ!」ものだとしたら、そんな好都合な話はありません。
そこで今回は、筆者が買って良かったと思う「鍵と一緒につけておきた便利なアイテム」を3つご紹介。あえて、アウトドアメーカーでないものもピックアップしました。普段ショップで見かけないものもあると思いますので、ぜひ最後までチェックしてみてください!
アウトドアなTHE DAYから日常まで。持っておくと便利なキーアイテム
①|2wayで活躍する「ENXY」のバッグハンガー
一つ目は、使い捨てライターよりひと回り小さい、ステンレス製のチャームがカラビナとセットになったコチラ。
Amazonなどで「キーホルダー 便利」と検索すると、多くの類似商品がヒットするので、この類の商品としては定番・王道といった位置付けになるでしょうか。
「他人と被りたくない」。そう考えている人にとって「定番」という言葉は、ネガティブなイメージを働かせてしまうものかもしれません。
しかし、定番には愛される理由があるのも事実。モノ本来の価値を知らずして闇雲に却下するのもったいないですよね。
では、早速みていきましょう。
一見ただのチャームに見えた部分ですが、実は手に取ると、このような形にトランスフォームします。
商品名でお気づきの方も多いかと思いますが、コチラはバッグハンガーとして活躍する優れモノ。
置き場に困るバッグもサッと広げてセットすれば、自分のデスクだけでなく、出先での打ち合でも活躍します。
テーブルに接するパーツがエナメル素材でコーティングされているので、金属片によってテーブルを傷つける心配がなく、一方バッグを引っ掛ける金属片も波状に加工されているのでバッグをしっかりとグリップ!
耐荷重が15㎏ほどあるので、ちょっとやそっとで壊れません。ギアを吊り下げたり、ゴミ袋をひっかけたり、アイデア次第でアウトドアの活用法は無限大です!
パーツを片側だけ展開すれば、なんとスマホスタンドに早変わり。
「スマホを何かに立て掛ければいいだけの話」という些細な機能かもしれませんが、例えば食事中に、ちょっとした動作からくる振動でスマホが倒れてしまうのって、結構ストレスだったりするじゃないですか? でも、これならそんな問題も解消。やっぱり、“ちゃんとしたもの”があるとないとでは大きな差ですね。
ENXY バッグハンガー
サイズ(長さx幅x高さ) | 15 x 1.8 x 1 cm |
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重量 | 70g |
②|欲しいときに灯りを!NITE IZEの「スポットリット」
次に紹介するのは、ナイトアイズ(NITE IZE)の「スポットリット」という商品。
ナイトアイズといえばカラビナが有名で、私も実際に当ブランドのカラビナを愛用していますが、ここでピックするのはコロっとした見た目が可愛らしい、コチラのキーホルダーです。
LED内蔵のドロップ型ライトで、NITE IZEならぬNIGHT EYES。視界の悪い場所を明るく照らしてくれる、まさに“夜の目”なんです。
ボディ本体がスイッチになっていて、操作はご覧の通り。スイッチひとつで点灯・消灯でき、点灯時に2回連続本体を押せば点滅させることも可能です。
真っ暗闇でのドアの戸締りも、これなら視界良好。スマートキー非搭載の車も、手元が明るければ愛車を傷つけることなく、安心して鍵を開け締めできるのではないでしょうか。
愛犬との夜の散歩も、「スポットリット」が大活躍。周囲に犬の存在を知らせることができるので、暗い夜道でも安心して散歩を楽しむことができますよ(犬に「スポットリット」を装着する際、鍵ごと付けてしまうと重くなるので、ライト単体で活用してます)。
NITEIZE スポットリット SLG-06
サイズ | 5.38 x 3.25 x 2.16 cm |
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重量 | 22.68 g |
③|男心をくすぐるガジェット感が◎。FEGVE (TISUR) の「BKS1-クリップ式」
3つ目は、FEGVE (TISUR) の「BKS1-クリップ式」。
チタン素材なので重量12グラムと非常に軽く、かつスリムなシルエットなので鍵と一緒につけていても違和感を感じさせません。
本体表面はマットな質感に仕上げられ、カラバリはこのブラックの他、ゴールドとシルバーも展開されているのですが、なんとなくガジェットっぽい見た目が良いなと筆者はブラックをチョイスしました。
片面パーツには細かなスリットが施され、指で押し込むとこのように開閉。元々あるキーリングとは別に、このスプリング機能がクイックリリースを可能にしてくれるので、取り外す機会が多い鍵などは、コチラにつけておくと何かと好都合だと思います。
そして最大の特徴とも言えるのが、商品名にもあるこのクリップ機能。
このように、パンツの履き口に直接装着することも可能なんです。「ベルトループがないから、パンツに鍵をつけられない」といった最近流行のイージーパンツ特有の問題も、これにより完全決着!
以前まで「ポケット内がガチャガチャして嫌だな」と仕方なしにポケットの中に鍵を突っ込んでいたんですけど、すっかり解消されました。
ロングコートを着るときはパンツに鍵をつけると取り出しづらくなるので、稀にこのようなパターンも。
収納ポケットがない簡易的なバッグでも、開口部に鍵を引っ掛けておけば中でごった返しになることもなく、スムースに取り出しが可能です。
ちなみに上写真は、CAMP HACK編集長・松田さんの腰元。そう、彼もFEGVE (TISUR) の「BKS1-クリップ式」の愛用者です。
キャンプ好きに人気なROOT CO.の「GRAVITY MAG REEL 360」なども装着しやすくなり、そこにSOTOのスライドガストーチやレザーマンのマルチツールなどぶら下げられるので、キャンパーにとっての利点も大きいですよ!
TISUR バイク キーホルダー
サイズ | キーホルダーの長さ5.2cm*幅0.8cm*厚さ1.54cm |
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重さ | 約12g |
耐荷重 | 10kg |
たかがキーホルダー、されどキーホルダー。複数組み合わせで楽しんでみては?
最後にコチラは、FEGVE (TISUR) の「BKS1-クリップ式」と、ナイトアイズの「スポットリット」を組み合わせ。筆者はよく夜釣りに行くのですが、このようにバッグに装着しておけば、外灯のない釣りスポットでも快適に釣りを楽しめ、手元の作業もサポートしてくれますよ。
たかがキーホルダー、されどキーホルダー。組み合わせによって活躍の場も広がりますので、ぜひ自分なりの「鍵と一緒につけておきた便利なアイテム」を探してみてください。
EDIT&PHOTO&TEXT:GGGC