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春の必須アイテム!ワークマン、ユニクロ、モンベルの薄手アウターを徹底比較(2ページ目)

コスパ抜群!ワークマン「エアシェルジャケット」

ワークマンエアシェルパーカー

ワークマンの「エアシェルジャケット」は細身シルエットとのことで、身長165㎝の筆者(女性)は、Lサイズのブラックを購入してみました。お値段は税込1,900円。安い!

生地感は?

ポケッタブルパーカー比較

ワークマン独自の軽量防水透湿生地(ナイロン100%)とYKKの撥水ファスナーを採用。耐水圧は2000mm、透湿度は3000g/㎡/24hと、多少の雨でも安心のアウトドア仕様です。

ポケッタブルパーカー比較

実際に水を吹きかけてみたところ、しっかり撥水

ポケッタブルパーカー比較

フードの左襟元にある「FieldCore」のロゴがリフレクターになっているのも安心ポイント!

ポケッタブルパーカー比較

シャカシャカとした薄手素材ではありますが、3社の中では生地の厚みは一番しっかりしている印象。ボーダーの上に重ねても、ブラックだと透けませんでした。

サイズ感・カラー展開は?

ワークマンエアシェルジャケット

両サイドにファスナーポケット付き。襟元の立ち上がりもいい感じです。写真は165㎝の筆者がLサイズを着用。サイズは、S・M・L・LL・3Lの5サイズ展開で、カラーはブラック・レッド・オレンジ・グリーンの4色展開となっています。

ワークマンエアシェルジャケット

フードはアジャスターで調整して締めることが可能。袖口はゴムになっています。筆者はLサイズでちょうど良いな、という印象。

ワークマンエアシェルジャケット

裾部分もゴムひもで調整できるアジャスター付きなので、肌寒い日に風の侵入をしっかり防ぐことができて安心! 安いながらも細やかな機能搭載……さすが、人気のワークマン!

ポケットの有無・収納方法は?

ワークマンエアシェルジャケット

左右両側にはファスナー式ポケットがついているので、小物の持ち運びにはもちろん、さっと手を入れるにも便利で使い勝手が良い一着。やっぱり、ポケットがあると何かと安心ですよね!

ワークマンエアシェルジャケット

左側のポケットが収納袋になる仕組みになっており、くしゅくしゅっと生地を畳んで詰め込めば、あっという間に持ち運べるサイズに変身。

ポケッタブルパーカー

このように、本体を小さくたたんでポケットにググっと詰め込んでいきます。最後は形を整えればすっぽり収納!

ワークマンエアシェルジャケット

ループ付きなのも便利。幅約18cmの小さなポーチくらいのサイズ感になるので、この状態でフックやカラビナにぶら下げて保管・持ち運びが可能。

重さは?

ポケッタブルパーカー比較

サイズにもよりますが約160~170g。Lサイズは収納状態で計量すると164gでした。まったく苦にならない重さです!

▼ワークマン「エアシェルジャケット」詳細はこちら

UVカット機能搭載のユニクロ「ポケッタブルUVカットパーカ3Dカット」

ユニクロポケッタブルパーカー

お次はユニクロ! 「ポケッタブルUVカットパーカ(3Dカット)」は男女兼用で、公式サイトによると「ややゆとりのあるサイズ感」とのこと。身長165㎝の筆者はMサイズのグレーを購入してみました。お値段は税込3,990円! 安くもなく高くもなく……の価格帯。

生地感は?

ポケッタブルパーカー比較

生地はナイロン100%のうち、リサイクルナイロン繊維を46%活用するなど、サスティナブルを意識したエコな商品作りへのこだわりを感じます。

UVカット機能搭載なので紫外線が気になる人や登山などで標高の高い場所に行く人には嬉しいですね!

ポケッタブルパーカー比較

程良いハリ感のある耐久撥水生地を採用し、多少の雨なら問題なく着用できる仕様……とのことで、こちらも実際に水をかけてみました。確かに撥水していますが、先ほどのワークマンと比べると、正直、やや頼りないかな? という印象。

ユニクロUVカットパーカ

ポケットは大きく、メッシュ素材が採用されているので内側の通気性はよさそうです。

ポケッタブルパーカー比較

肩まわり、袖にかけてのラインにはゆとりがあり、3Dカットで従来モデルのパーカーよりもボックス感が強く、今っぽいシルエットです。

ポケッタブルパーカー比較

触った感じ、透け感はそこまでなさそうでしたが、筆者が購入したグレーを着用するとインナーのボーダー柄がこのように透けました。インナーの透け感が気になる人は、カラー選びに注意が必要。

サイズ感・カラー展開は?

ポケッタブルパーカー比較

フード顔まわりはゴムが通っているので、かぶった際に脱げにくい仕様。アジャスターはありません。フード部分の大きさはやや小さめ。

ポケッタブルパーカー比較

3社の中では襟元の立ち上がりに高さがあり、しっかり首を防寒できるデザイン、且つスタイリッシュに見えます。

ポケッタブルパーカー比較

裾部分もアジャスターはなく、ゴムが通っているので、着用すると自然にすぼみます。このようにアジャスターはないものの、ゴムの伸縮により風は入りにくい作りになっていました。

ポケッタブルパーカー比較

袖口はワークマン・モンベルと同様に、アジャスターなしでゴムが通ったタイプ。袖幅に大きな違いはありません。ユニクロのサイズは、男女兼用でXS・S・M・L・XL・XXL・3XL・4XLの8サイズ展開

カラーは、グレー・ブラック・オレンジ・ネイビーの4色展開。 165㎝の筆者はMサイズで丁度良かったです!

ポケットの有無・収納方法は?

ユニクロポケッタブルUVカットパーカ

ユニクロ「ポケッタブルUVカットパーカ」は、両サイドにファスナーポケット付き。正面の切り替え部分の縫い目が上にあるので目線が上に行き、脚長効果。今っぽいデザイン性では、3社の中でユニクロがダントツ!

ユニクロUVカットパーカ

収納袋はポケット裏側にあり。収納袋を付けるループが左脇の内側についているので、袋をつけたまま着用可能です。

ポケッタブルパーカー比較

ループに収納袋の紐を通して、くるっと袋本体を通せば連結可能!

ユニクロポケッタブルUVカットパーカ

パーカ本体は収納するとこんなにコンパクトになりました。モンベルと比べるとやや大きいですが、ほぼ片手サイズです。袋は紐付きなので持ち運びにもぶら下げにも便利!

重さは?

ポケッタブルパーカー比較

ユニクロのポケッタブルパーカーは、Mサイズを収納状態で軽量して141gでした。ワークマンより少しだけ軽い、といったところ。

▼ユニクロ「ポケッタブルUVカットパーカ」の詳細はこちら

圧倒的な軽さ!モンベル「EXライトウインドパーカー」

ポケッタブルパーカー比較

最後はモンベル! 「EXライトウインドパーカ」も男女兼用で、公式サイトによると「ややタイトなシルエット」とのこと。筆者は、Lサイズのグラファイトブルー(ダークグレー)を購入してみました。お値段は税込10,120円と、3社の中で一番高価。老舗アウトドアブランドの品質なので、妥当なのか気になるところ……。

生地感は?

ポケッタブルパーカー比較

一番驚いたのは、生地の滑らかさ! とろみのあるサラッとした生地で、シャカシャカ系とは一線を画す手触り

光沢感もあり、なかなか高級感があります。筆者が購入したグラファイトブルーは、光によってダークグレーにもネイビーにも見える独特のカラー。

ポケッタブルパーカー比較

その秘密は、モンベルの登録商標「ポルカテックス」という世界最高レベルの撥水機能と耐摩耗性強度の生地と、「バリスティック」というナイロン糸にあるよう。特殊な糸を高度な技術で織り上げた、強度と軽量両立素材は老舗ブランドならでは!

ポケッタブルパーカー比較

世界最高峰の撥水レベルやいかに……!? ということで水をやや多めにかけてみると、確かにしっかりと撥水してくれています! これはアウトドア派には頼もしい機能性。

ポケッタブルパーカー比較

生地の薄さ、伝わりますか? こうして生地をつまみ上げると、向こう側がうっすら透けて見えるくらいの極薄生地なんです。

ポケッタブルパーカー比較

かなり薄手で、着用しているのを忘れるほどダントツの軽量感。インナーの上に重ねると、グラファイトブルーだとボーダー柄がうっすら透けて見えました。滑らかな極薄生地なので、ファスナーを上げ下げする際には、うっかり生地を噛んでしまわないように注意が必要!

サイズ感・カラー展開は?

モンベルEXライトウインドパーカ

身長165cmの筆者がLサイズを着用しても、そこまでダボダボ感はなし。袖・裾の長さはやや余裕あり。

モンベルEXライトウインドパーカ

後ろ下がりのシルエットで背面上部にはモンベルマークもあります。Lサイズだとお尻がすっぽり隠れました。筆者はMサイズでも良かったかな? といった印象。

ポケッタブルパーカー比較

とろみのある素材ですが、襟元はファスナーをしめれば適度に立ち上がります。ジッパーは顎に当たらない仕様。両サイドにあるシルバーの細いライン部分は、ポケットではなくリフレクターでした!

ポケッタブルパーカー比較

両脇下に小さなベンチレーターも搭載。適度にこもった熱を放出できる仕組みになっているので、快適に着用できます。老舗アウトドアブランドならではの細やかなこだわりを感じます!

ポケッタブルパーカー比較

フード・顔まわりはゴムや紐で調整すれば、キュッと締められる仕様。カラー展開は、筆者が着用しているグラファイトブルー(GRBL)の他、レッド(HRD)、ブルー(TWBL)、ホワイト(WT)の4色展開です。サイズは男女兼用でXS・S・M・L・XLの5サイズ展開になっています。

ポケットの有無・収納方法は?

ポケッタブルパーカー比較

外側両サイドには、残念ながらポケットなし。個人的には、ポケットがあるとすごく嬉しい……!

ポケッタブルパーカー比較

モンベルの「EXライトウインドパーカ」は、右下内側にベルクロ付きポケットが1つあり、こちらに本体を小さく畳んで押し込み、形を整えて収納します。着用時、この小さな内側ポケットに鍵やリップクリームくらいの小物なら入れることが可能。

ポケッタブルパーカー比較

収納するとこんなにコンパクトに! 約11.5×8×4.5cmと、片手に乗るサイズ感になりました。可能な限りコンパクトな荷物にしたいソロキャンや登山時にはこちらが良さそう。ゴム紐付きなので、こちらも持ち運びや吊り下げ時に便利です。

重さは?

ポケッタブルパーカー比較

サイズによりますが、Lサイズを収納状態で計量すると58gでした(平均重量56g)。今回比較した3社の中ではダントツの軽さ! 重量も収納時サイズも、ワークマンとユニクロの半分以下ということが分かりました。

▼モンベル「EXライトウインドパーカ」詳細はこちら

価格と特徴まとめ

ポケッタブルパーカー比較

製品名ワークマンユニクロモンベル
ポケッタブルパーカー比較ポケッタブルパーカー比較ポケッタブルパーカー比較
価格1,900円3,990円10,120円
重量約165g約140g約55g
カラーブラック、レッド、オレンジ、グリーングレー、ブラック、オレンジ、ネイビーグラファイトブルー、レッド、ブルー、ホワイト
サイズS/M/L/LL/3LS/M/L/XL/XXL/3XL/4XLXS/S/M/L/XL
特徴細見、撥水ファスナー採用、リフレクター有リサイクル素材仕様でエコ、UVカット仕様、リフレクター無し世界最高レベルの撥水シェル素材、強度かつ軽量、リフレクター有

お値段はワークマンが1,900円と一番安価。これまで安さが売りだったユニクロは、そこまで安い印象はなく3,900円。老舗アウトドアメーカーのモンベルは税込10,120円と、機能性の高さもあってかユニクロの約2倍・ワークマンの5倍以上の価格!

ポケッタブルパーカー比較

着用感は、モンベルが断トツでなめらか。シャカシャカ素材とは一線を画すとろみのあるサラッとした生地で羽衣をまとっているかのような超軽量。ワークマンとユニクロはモンベルと比べると厚みのある生地でしっかり着用している安心感があります。

ポケッタブルパーカー比較

3社ともすべて、付属の収納袋やポケットに収納可能。やはり軽量・コンパクトに強いモンベルが一番小さく収納が可能。次いでユニクロ。ワークマンはポケットが収納袋となっていて、この中では最大です。

目的に合わせてポケッタブルパーカーを選ぼう!

ポケッタブルパーカー比較

一着あると重宝する便利なポケッタブルパーカ。コスパ重視ならワークマン、デザイン性やサイズ重視ならユニクロ、機能性や軽量重視の本格アウトドア派ならモンベル……求める条件や使用シーンなど用途に合わせてお気に入りの一着を選んでみては。

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