ベースにはブランドを代表するバップテントの進化モデルを採用
ワンティグリスは中国発のアウトドアブランドとして知られ、日本ではAmazonで主に製品を販売していました。が、2020年2月からは大手アウトドア通販サイト「naturum(ナチュラム)」でも取り扱いがスタートし、今回の別注にも至りました。
今回の別注モデルのベースとなったのは、ワンティグリスを代表するバップテント「スーパーシェルターTC2.0」。フロアとメッシュパネルが付く珍しいモデルで話題を集めましたが、今回はその進化版として登場したTCモデルをさらに大胆なアレンジが加えられています。
試行錯誤を繰り返した別注ならではの意欲作
そんな人気モデルをどうアレンジしたかというと、画像を見てわかるように、フロントウォールとサイドウォールの追加されたんです。
昨今のキャンプブームにより、キャンプ場での人と人の距離が近くなったなかでもプライベートな空間を提供したいという願いから、ベイカーテントを彷彿させる仕様を採用したんだそうです。
ディテールワークでも別注ならではの機能美を表現
続いてここからは、フロントウォールとサイドウォールが追加されたことによって、どう変わったのか、そのほかの仕様変更など細かな部分までを追っていきます。
斜めに迫り出す前幕でスペースを確保
まずは新たに加わったフロントフォール。こちらもただ装着するだけとなると垂直に立つ形になりスペースが確保できないということで、あえて斜めに張り出すように設計。
この細かな仕様により、前室部分に空間を確保。快適なお籠りスタイルが可能になり、プライベートな時間を堪能することができます。
インナーテントも改良して、より広いスペースを提供
続いて、寝床となるインナーテントの高さを10cmアップ。これにより圧迫感がなく、快適な睡眠を提供してくれます。
寝室部分のベンチレーションを大型化
おなじく寝室ではベンチレーションも以前のモデルより拡大され、開閉もジッパーでの容易な調節が可能。気軽に空気の循環をおこなうことができます。
またベンチレーションを全開しておいても、外側には屋根が設けられているので雨が吹き込んでくる可能性も軽減。このユーザーに寄り添った仕様もうれしいですよね。
シーンに合わせて、拡張パーツをアレンジ
そして今回、フロントウォールとサイドウォールが追加されたことにより、アレンジ力も格段アップしているんです。なにも装着しないベーシックスタイルから、サイドウォールのみの使用などバリエーションは多数。
すべてを装着した状態でも、それぞれの幕に設けられたジップを開閉することにより、出入り口も簡単に作れるほか、表情も変えることができるんです。
ぜひシーンに合わせて自分なりのアレンジを楽しんでみてください。
キャノピーモールシステムも導入されました
さらに細かいところでも仕様変更を発見。本体の跳ね上げフラップ部分の先端にはLEDライトやシェラカップなどを引っ掛けられるようにキャノピーモールシステムが追加されているんです。
先端の両サイドに設けられているので小型ランタンを複数吊り下げることも可能で、お籠り時も快適に過ごすことができる“これぞディテールワーク”といえる別注仕様です。
使い勝手のいいギミックを搭載した別注テントは発売中
ということで紹介してきましたナチュラムの別注による「SUPER SHELTER TC 2.0(フロントウォール付き)」。従来のモデルでも魅力たっぷりでしたが、さらにあの手この手がギミックが加えられ、さらなる進化を遂げていました。
これもナチュラムとワンティグリスでの度重なる試行錯誤の末、見事に形となった意欲作といえるでしょう。現在発売中なので、ぜひ手に取ってじっくりと仕上がりを堪能してみてください。
OneTigris × Naturum SUPER SHELTER TC 2.0(フロントウォール付き)
素材 | ポリコットン(ポリエステル65%、コットン35%) |
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設営サイズ | 約208cm(L)×295cm(W)×150cm(H) |
収納サイズ | 約61cm(L)×25cm(W)×26cm(H) |
重量 | 約8.6kg(フロントウォール:約1.7kg) |
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