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【2024最新】ワークマンのツーリングテント全3種を徹底レビュー!

【2024最新】ワークマンのツーリングテント全3種を徹底レビュー!

ワークマンのツーリングテント3種類は、どのように違うのか、知りたい方も多いのではないでしょうか。

今回は、ワークマンのツーリングテント3モデルを、価格や素材、スペック、特徴などをご紹介します。また、一緒に使えるグランドシートも紹介しているので、参考にしてみてください。

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目次

アイキャッチ&記事中画像撮影:筆者

ワークマンのツーリングキャンプに最適化したコンパクトサイズのテントが話題!

ツーリングテント3種の収納状態

ワークマンのツーリングテントを知っていますか? キャンプ用品進出で話題となったワークマン、これまで3種類のツーリングテントがリリースされています。

「ツーリング」という名のとおり、バイクキャンプを想定されたスペックで余裕のあるサイズやハードな使用を想定した耐久性の高さのテントです。バイクキャンプに限らず、ソロキャンパーの間で話題のテントなんです。

ワークマンツーリングテント全3種類はこちら

芝生サイトならグランドシートなしでも使用可

グランドシート無し
ワークマンのツーリングテントはアウターとインナーが分かれたダブルウォールで外気温の影響を受けにくく、雨や結露に強いのが特徴です。

アウターのフライシートには最低耐水圧値2000mm、インナーのフロアシートには最低耐水圧値3000mmの生地が使われており、芝生サイトや晴れの日はグランドシート不要でこのまま使用できます。

ただ、砂利や河原で使用や、悪天候で地面の状態が気になる場合は、ワークマンのグランドシートを併用するのがおすすめです。

ワークマン パラフィン帆布フィールドシート

サイズ幅:100cm
奥行:140cm
素材本体:綿・レーヨン・ポリエステル
パイピング部分:ポリプロピレン100%

ツーリングに最適化した、コンパクトサイズのテントが話題!

【ミシックツーリングテントAG 1人用】詳細・特徴・レビュー

ワークマン ミシックツーリングテント

価格9,800円
使用サイズ長さ210×幅130×高さ116cm
収納サイズ直径16×長さ42cm
重量2.3kg
素材アウターテント:ナイロン100%
インナーテント:ポリエステル100%
ロープ:ポリプロピレン100%
ポール:グラスファイバー
ペグ:鉄
設営時間約12分

特徴①:「自立式」「吊り下げ式」「バックル固定」の3要素により設営が簡単!

インナー吊り下げ式の説明

インナーテントは吊り下げ式で自立します。

使用しているポールもすべてコードで繋がっており前後で色が違うのでとても簡単に組み立てられます。

アウター固定のバックル

アウターはバックル固定、こちらもバックルのテープが色分けされているので迷わず設営できます。

特徴②:「一人用」でも他社の2人用テントと同レベルの広さ

ミシックツリーングテントにコットを入れた状態

インナーテント内のサイズも余裕があります。一般的な67cm幅のコットを入れた状態でもこのとおり、まだ幅に余裕があり、コットを使わなければ2人で並んで寝ることも可能な広さです。

特徴③:インナーテントのメッシュは、虫が寄りつきにくい「ディアガード」仕様

ミシックツリーングテントを張ったところ

インナーテント全部の出入り口と後方のメッシュは、虫が寄りつきにくい「ディアガード」仕様で、気になる虫もシャットアウト。

また、インナーテント内にはランタンを吊るせるフック付やメッシュポケットも付いており快適に過ごせます。

特徴④:収納サイズのコンパクトさと軽さ

ミシックツリーングテントの同梱物

バイクキャンプにはうってつけなコンパクトさと軽さです。

ペグやロープポールも一式揃っており、それぞれの収納袋も付属しています。

こんな人におすすめ!

●安くてもしっかり作られたテントが欲しい!

●「多機能」より「軽量・コンパクト」を重視したい

●自転車でのキャンプツーリングにも使いたい

「ミシックツーリングテントAG 1人用」レビュー

 

設営時間は約12分でした。

本来は自立式なのでペグダウン無しでもインナーの設営は可能なのですが、この日は生憎の強風。先にインナーの四隅をペグダウンして設営しました。

ミシックツーリングテントの設営時間

 

フレームを全てバンジーコードで連結し、色分けもされているので迷うことなく設営できました。設営後は風にも強く中に入るととても安心感を感じました。

他にも、ワークマンの公式サイトには購入者のレビューが記載されています。代表的な声を聞いてみましょう。

初キャンプ
ミシックツーリングテントAGのブルーを購入して直ぐに家でお試し設置し、いざソロキャンプへ!ブルーは写真映えし、中も広く、高さもあり、焚火をしながらゆっくりとした時間を過ごせました。次は、もう少し暖かくなってから泊まりで登山とキャンプを楽しみたいです。ワークマン!ナイスぅ〜

良い商品です
2回しか使っていませんが 初テントで、不器用な自分ですが簡単に組み立てられ撤収も驚くほど簡単に出来ました。軽くて収納も小さい。この値段は相当キャンプのハードル下がりますよ。糸のほつれが多少目立ちますがこの値段ではしょうがないと思えます。良い商品だと思います。ただ一番ノーマルなテントはこの半額でポール付きということで、こっちにもつけてほしかったです。やはりそっちのテントを目玉というか売りたいのかな?と思いました。コンパクトに纏り、中も広く良い。

初キャンに使用。
説明書を読みながら設営したが、15~30分程度で設営することができた。ポールが見た目頼りなく、折れるのではないかと心配したが、問題なかった。中は以外と広く、ツーリングバッグ70L、登山用リュック、エアーマット程度なら余裕で入る。人間なら一般的な体形をしているなら2人は寝れるスペースがある。10000円なら全然ありだと思う。

【レジストツーリングテント 1人用】詳細・特徴・レビュー

ワークマン レジストツーリングテント 1人用

価格9,800円
使用サイズ長さ210×幅130×高さ120cm
収納サイズ直径16×長さ42cm
重量3.1kg
素材アウターテント:ポリエステル100%
インナーテント:ポリエステル100%
ロープ:ポリプロピレン・ポリエステル
ペグ:スチール
設営時間約11分

特徴①:スカートが追加され、冬のキャンプでも使えるように!

レジストツーリングテントのスカート

ミシックツーリングテントから、18cmとやや長めのロングスカートが追加されています。

各所に黒いプラスチック製のD字の輪っか(Dカン)が配置されスカートをペグで固定すれば悪天候や冷気にも強く冬キャンプでも安心です。

さらに、スカートは収納もできるので暑い時期にも通年利用できます。

スカートを収納したところ

特徴②:「耐久撥水機能」と「紫外線カット」の機能を追加し、快適性をアップ

レジストツーリングテントの完成正面から

アウターの生地も耐久撥水機能と紫外線保護機能がレベルアップしました。

高い撥水力とUPF50+の紫外線保護機能があります。

特徴③:ロープやスライダーなどの細かい部分もアップデート

ツーリングテントのベンチレーションの構造を比較

ベンチレーションの構造やペグなどの小物にも変化が見られます。リフレクターロープが付属され夜間の視認性が向上しています。

また、スライダーはプラスチック製からアルミ製になりました。

こんな人におすすめ!

●安く購入できるスカートつきのテントを探していた!

●軽さと機能性のバランスが取れたテントが欲しい

●ひとつのテントをオールシーズンで使いたい

「レジストツーリングテント 1人用」レビュー

 

設営時間は約11分でした。

構造や手順はミシックツーリングテントと同じです。

アウターやインナーのグラウンド側の生地がしっかりと厚く重みのある物になっているので、風の影響を受けにくくミシックツーリングテントよりも立てやすい印象です。

レジストツーリングテントの設営時間

設営後の張り姿もレジストツーリングテントの方がしっかりしている印象で、耐久性の高さが上がっている事が良く分かりました。

その分、ミシックツーリングテントよりも重量が増しているので、重量を許容できる場合はレジストツーリングテントがおすすめです。

他にも、ワークマンの公式サイトには購入者のレビューが記載されています。代表的な声を聞いてみましょう。

バイク旅に丁度良い。
コンパクトに収納できる。1人で寝てジャケットやヘルメットを置けるスペースもある。入口の所にはちょっとしたスペースがあるからブーツやボックスなども置いとける。僕には申し分ないかな。

購入される方へ
一般的には軽量であればあるほど、機能性が欠けてしまいますが、(シングルウォールやダブルウォールなど)重さと機能性のバランスが取れており、値段が一般の物の1/3程度なので驚きました!説明書を見てから組み立てましたが、難しいことはなく簡単に組み立てることができました。少し残念な点はスカート付きになったことで、前回のツーリングテントと比べ、布面積が増えたことにより重くなった点です。そのためポールをグラスファイバー製からアルミポールに変換できるものか、値段があがっても最初からアルミポールに設定できればよかったなと思いました。

素晴らしい!
軽量コンパクト。バイク搭載に最適。組み立て簡単。耐久性あり。バイクキャンパーにオススメ!!

【耐久撥水ツーリングシェルター 1人用】詳細・特徴・レビュー

ワークマン 耐久撥水ツーリングシェルター 1人用

価格14,800円
使用サイズ本体:長さ405×幅140×高さ140cm
インナー:長さ215×幅130×高さ130cm
収納サイズ直径23×長さ62cm
重量4.2kg
素材アウターテント:ポリエステル100%
インナーテント:ポリエステル100%
ロープ:ポリプロピレン・ポリエステル
ペグ:アルミニウム
設営時間約21分半

特徴①:広い前室とスカートで季節を問わず快適!

前室内にテーブルとチェアをおいても余裕あり

最大の特徴である前室、チェアとテーブルを置いてもこのとおり、まだ余裕があります。

インナーテント内でも余裕のサイズ

また、前室だけでなく、インナーテント内の広さ、高さも先の2つのモデルよりも広くなっています。

ちょうど目線の高さに窓が来るようになっており、三角形のテントですが圧迫感も軽減します。

特徴②:アルミポール&アルミペグの採用で軽さを追求

ペグとポールを比較

ペグやポールに関してもモデルを追うごとにアップデートされています。(左から、ミシックツーリングテントAG、レジストツーリングテント、耐久撥水ツーリングシェルターの付属品)

この耐久撥水ツーリングシェルターではアルミポール、アルミペグ、アルミスライダーが採用され、大型シェルターになり総重量は増えていますが軽量化の工夫も施されています。

特徴③:フライシートの高い耐水圧と紫外線保護機能

ツーリングシェルターに水をかけた様子

アウターの生地にはアップデートされた高い撥水力とUPF50+の紫外線保護機能のものが使用されています。

こんな人におすすめ!

●シェルタータイプのテントをいちど使ってみたかった!

●キャンプツーリング以外でも使えるように、広いテントが欲しい

●中型以上のバイクに乗っていて、積載能力に余裕がある

「耐久撥水ツーリングシェルター 1人用」レビュー

 

設営時間は約21分半でした。

大型となる分、時間がかかるのは仕方ないですが、タープをもう一つ張ることを思えばとても楽に設営ができました。

ツーリングシェルターの設営時間

少し残念だったのは、ペグダウンの箇所が多い割にガイロープを通す場所が少なかったことです。

シェルター部分にフレームが通らないので、風に押されてしまうと変形が大きくなっていました。

大型で使い勝手や中の快適さが良い分、風の影響も受けやすいので風向きに合わせてテントを配置するなど工夫が必要です。

他にも、ワークマンの公式サイトには購入者のレビューが記載されています。代表的な声を聞いてみましょう。

費用対効果抜群
この価格でこのクオリティのテントを作れるのかと驚き。いろいろ調べて買ったけどそこまで期待してなかったが想像以上。まず設置。難しくなく張りやすい。ペグの本数も風がそんな強くなければ必要最低限で十分。居住性もありタープ要らずで周りからの死角も作れて過ごしやすいし、撤収も楽(取説通りにたためば収納袋に余裕で収まる)ただ残念なのはペグ。一発で曲がったので手持ちのものを使った。全然使えないので別のを使うこと推奨。でも、それを差し引いても十分なコスパ。しばらく使い続けて耐久性も確認したい。

ソロにちょうど良い
組み立て、撤収が素早くできます。1人だと広々と使えて良いです。冬キャンプにぴったりだと私は思いました。私は虫に刺されやすいので夏は対策をするか、違うのにしようかとおもってます。耐久性はわかりませんが値段も安いので数年つかえれば充分かなと、思います。

満足度は高い
かなりの雨、そしてそのあとの強風で一泊使用しました。雨漏りは無し。しっかり雨を弾いてましたし、問題無し。形も斬新なので目立って良し。設営も簡単。
ペグは15本位でもいけると思います。残念なのはシェルター部分の天井にランタンフックがないことと、収納袋が入れ辛いこと。形が不規則ゆえに、特にソロではきっちり畳むのは至難の業で収納袋に入れるのにイラッとします。もう少し大きい袋で、絞れるようにしてくれたら完璧だった。

ワークマンのツーリングテントはどこで買える?店舗での取り扱いは無し

パソコンを見ながら電話する女性

出典:PIXTA

ワークマンのツーリングテント購入は、WEB限定発売です。公式サイトでの注文と店頭での受け取りが必要です。

店頭での注文や、自宅への配送は行っていないので、まずはワークマンの公式サイトを確認しましょう。また、店頭にはすぐに在庫がないこともご注意ください。

*一部店舗では在庫がある場合もあります。

また、すぐには入手できないので、日数に余裕をもって注文する必要があります。

YouTubeの動画で他社のテントと比較してみよう!【CAMP HACK公式チャンネル】

CAMP HACK公式のYouTubeチャンネルでは、今回取りあげたテントも動画で紹介しています。

自転車や徒歩でのソロキャンプにもおすすめ!

ツーリングテントを3種並べたところ

ワークマンのツーリングテント3モデルを、価格や素材、スペック、特徴などをご紹介しました。

筆者はオートキャンプでのファミリーキャンプが中心で、ワークマンのテントには興味があり、BASICドームテントを持っていますが、コットが入らないなど不満点がありました。

今回試したツーリングテントはコットも入ってより便利・快適なソロキャンプになりそうです。

コット入れ方比較

バイクにも乗るのでツーリングテントには真剣に悩むところ。居住性を優先するならツーリングシェルターですね。ベーシックなミシックツーリングテントやオールシーズン使えるレジストツーリングテントは重量にメリットがあるので徒歩や自転車でのキャンプにも使えそうです。

使い方によって選択肢は変わるので、この記事を参考にご自身に合ったテントを見つけてください。