料理好きキャンパーはどんなギアを使ってる?
あなたは、キャンプ飯を作るのにどんなギアを使っていますか? 今回のテーマは料理好きキャンパーのお気に入りギア。
私含め4人の料理好きキャンパーがそれぞれ1品、お気に入りのキッチンギアを紹介します。
料理のプロお気に入りのミニマルなキッチン
料理人キャンパー・ぬまきちさん
▼Instagram:@ktkc_camp
ぬまきちさんが作るメニューは、自身の居酒屋にあるレシピはもちろん、オリジナルの気まぐれレシピも仲間から好評。
凝った料理から、かんたんに作れて美味しいレシピまでレパートリーも豊富です。そんなぬまきちさんのこだわりキッチンギアがこちら!
アイアン工房「miniキッチン」
コスパとデザインに優れたキャンプファニチャーが人気な、岡山県倉敷市発のガレージブランド、アイアン工房の「miniキッチン」。アイアンとウッドのコンビネーションで作られたコンパクトなキッチンテーブルです。
天板のプレートを外すと、スノーピークの「フラットバーナー」など、360×250×10mmサイズのバーナーがセットできる仕様。作りも素材もしっかりしているので、ダッチオーブンなどの重いクッカーも難なく使えます。
サイドのバーに、収納ボックスやシェラカップなどを吊るすとさらにスペースを有効活用可能です。
分解すればコンパクトかつフラットになるので、積載が気になるキャンパーさんにもおすすめの逸品。
妻とデイキャンに行くことが多いのでこのぐらい身軽なキッチンがちょうどいいかなと思って入手しました。キッチンとしてはもちろん、ソロキャン用のテーブルやラックとしても使えるので、必然的に出番が多いですね!
アイアン工房「miniキッチン」の詳細はこちら
キャンプの食卓に便利さと華を添えるテーブルウェア
canowa ディレクター・堤さん
▼Instagram:@shohei.tsutsumi
canowaのテーブルウエアは、質感やデザインはもちろん、落としても割れない素材や、両面使えるリバーシブル仕様、スタッキングしやすい形状など、機能にもこだわっている点が特徴。
プライベートでも自身が手がけたアイテムをフィールドテストも兼ねて愛用しています。
canowa「ウッド×レジン カッティングボード」
そんな堤さんのこだわりのアイテムがこちらの「ウッド×レジン カッティングボード」。
天然木と海や湖をほうふつとさせるブルーのレジンのコンビネーションが美しいデザインです。
ウッドとレジンの組み合わせは、日本ではまだそこまで浸透していないですが、海外ではここ数年人気があがっている素材使い。
またレジンは浸透することで木材の強度を増すほか、カビや雑菌の繁殖もしにくくなり衛生面もアップするので、機能性にも優れています。
「ウッド×レジン カッティングボード」は同じくcanowaの丸皿「ラウンドディープリバーシブルプレート270 」に重ねられるようになっています。表面の汁受け用の溝にピッタリはまり、ディッシュの蓋としても機能します。
料理の盛り付けが苦手な人でも簡単にいい感じの盛り付けができるカッティングボードがあればいいなと思って作りました。色数が少ない料理でも映えるので、ぜひ手に取ってもらいたいです。同シリーズのアイテムとスタッキングできる点もこだわりました。
canowa「ウッド×レジン カッティングボード」の詳細はこちら
キャンプでの米炊きが圧倒的にラクになる意外な逸品
YOICHI オーナー・ピースさん
▼Instagram:@yk.peace.1982
YOICHIの人気アイテムは、厳選した最高級の生胡椒を醤油に漬け込みじっくり熟成させた「胡醤油」。生胡椒ならではの香りと、醤油の味わいにより、和食、洋食どちらとも相性抜群。特にカルボナーラや、卵かけご飯に合わせるといつものレシピが一味違う味わいになります。
YOICHI「胡醤油」の詳細はこちら
リンナイ「こがまる」
ピースさんのこだわりのアイテムは、リンナイの5号炊きガス炊飯器「こがまる」。米の量をレバーで決め、炊飯ボタンを押して放置するだけで美味しい米が炊けます。
都市ガス用の炊飯器がキャンプで使えるの? そんな疑問への答えがこちら!
ピースさんはここに、CB缶やOD缶を接続するためのアダプターをかませて、キャンプでも手軽に使えるようにカスタムしていたのです。
家で使うアイテムにちょっとした手を加えてキャンプで使うところに玄人を感じさせます。
電気式の炊飯器と違って保温こそできないものの、キャンプシーンではその場で食べられる分だけ炊けばいいので問題なし。
育ち盛りの双子の娘に食べさせたり、大人数でのグループキャンプで多めに料理を作るシーンが多いので重宝しています。スイッチを押して放置で炊きあがり自動的停止するので、子供の面倒を見つつ、料理をしたりとバタバタしがちな子育て世帯のファミリーにおすすめです。釜へのこびり付きや焦げ付きもないので、洗い物もラク!
リンナイ こがまる ガス炊飯器 5合炊き
本体サイズ | 28.0 × 25.9 × 23.4cm |
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重さ | 3.7kg |
スパイス好きにすすめたい、唯一無二のアイテム
アウトドアライター・秋元(筆者)
▼Instagram:@akimotti_bbq
最後は私、秋元のギアを紹介します!
アウトドア飯にハマったきっかけは、中学から高校時代、所属していたワンダーフォーゲル部での山飯やダッチオーブン料理との出会い。
アウトドアで食べる飯の美味さを知り、社会人になってからは、アメリカンバーベキューやシュラスコにのめり込み現在にいたります。
最近の筆者の興味はもっぱらスパイス。スパイスカレーはもちろん、スパイスの特徴を学んだり、試したりを楽しみながら、スープカレーやタンドリーチキンなどいろんなレシピにチャレンジしています。
YOKA「スパイスクラッシャー」
そんな筆者のお気に入りは、パネル式のミニマルなファニチャーや、テントが人気のブランド、YOKAの「スパイスクラッシャー」。味わい深い天然木でできた、すり鉢とすりこ木がセットになったアイテムです。
最大の特徴は、すり鉢に開けられたこの穴。
ここになんと、この穴にすりこ木を収められ、ばらけることなく持ち運びできてしまうのです。これで、すりこ木を無くす心配や探す手間もありません。物をよく無くしたり忘れたりする筆者にはうれしい仕様。
何よりこの、アイデアの良さと、まとまり感が所有欲を満たしてくれます。
さらにブランドロゴ入りの収納袋も付属。本体もコンパクトなので、スパイスボックスに一緒に収納できます。
できあいのミックスパウダースパイスも手軽でいいですが、ホールのスパイスを粗びきすると、香りの立ち方が断然違います。この「スパイスクラッシャー」のおかげで、よりスパイスが好きになりました!
YOKA「スパイスクラッシャー」の詳細はこちら
こだわりのキッチンギアでキャンプ飯が楽しく快適に!
時短や見栄えのアップ、味の追求など、こだわりのポイントも人によってさまざま。料理好きキャンパーたちのスタイルや、こだわりに共感した方はぜひ、おすすめのギアを導入してみてください。
お気に入りのギアで、楽しく快適で美味しいキャンプ飯を仲間と分かち合いましょう!