「ZERO-BONE」採用でより美しくなったゼログラム
結露しにくいダブルウォール構造を採用しつつ、高い居住性と軽量性を兼備することで多くのライトバックパッカーやULキャンパーの支持を得ているゼログラム。
なかでも人気なのが、ゼログラムといえばこれ! というくらいアイコニック的存在の人気モデル「エルチャルテン」。フライとインナーが一体化したダブルウォールテントで設営簡単で、フロア部分もほぼ結露ゼロという高機能性が魅力的なシリーズです。
今回のアップデートで軽量で強靭なポール「ゼロボーン」に
今回のアップデートの最大のポイントは、ブランドオリジナルポール「ZEROBONE(ゼロボーン)」を採用した点。
この「ゼロボーン」は、軽量・強靭、適度なしなやかさを備えたジェラルミン素材のポール。
のちほど詳しくご紹介しますが、ポールエンドなどのパーツもオリジナルになり安定性が向上したほか、インナーテントの高さも引き上がりさらに快適な居住空間を確保できるようになりました。
結露ほぼゼロ素材「モノフィラメント」をインナーに採用
※モノフィラメント(monofilament)とは
名前にmonoとあるように1本の繊維で糸が作られ、組織が安定し耐摩耗性に優れた素材。私たちの生活の中では、歯ブラシのブラシ、ラケットのネットの部分に使われているのがこの素材です。テントのインナーとして限りなく薄く作られているため、メッシュのような通気性を持ちながら撥水性に優れ、軽量で強度があるのが特徴。テント内の水分を外に出し、中に戻さないので結露しにくいという結果に。
インナーテント内で発生した水分がフライについても、インナーに水分が戻ることがないので、結果的に結露しにくい状態になります。また、インナーテントには撥水加工をしていないので、その効果は永久的に保たれるのだとか。
こういった快適性もユーザーに選ばれる理由のひとつなのかもしれません。それでは、各モデルの詳細をご紹介していきましょう!
独自ハブ搭載で居住性がさらに向上した「EL CHALTEN ZEROBONE」
今回の新作「エルチャルテン ゼロボーン」の特徴のひとつが、3本のポールが完全にフラットに連結するオリジナルハブ。これまでポールの連結部分には段差がありましたが、今作ではポールがフラットに。そのためポールが上下で交差せず、互いに干渉しません。
その分インナーテントも高さが引き上がるので居住空間が広くなり、テントに張りが出てシルエットがより美しくなりました。
また、インナーテントからもベンチレーションが開閉できるようになり快適性がアップ。
ディープカーキとイエローの2カラー展開で、サイズは1.5P、2P、2.5Pの3サイズ展開。価格はそれぞれ税込¥80,300、¥86,900、¥92,400となっています。
気になる各サイズの違いはこちら。
サイズ | 1.5P | 2P | 2.5P |
重量 | 最小1583g、パッキング1916g | 最小1655g、パッキング1989g | 最小1803g、パッキング2220g |
インナーサイズ | 210(L)x105(W)x100(H)cm | 210(L)x120(W)x105(H)cm | 210(L)x155(W)x110(H)cm |
税込価格 | 80,300円 | 86,900円 | 92,400円 |
オプションパーツも随時追加予定
別カラーのフライ(ライムとブルー)、ソリッドインナー、メッシュインナー、ポールセット、フットプリントなどのオプションパーツも発売予定(2023年3月末予定)。
気候や好みに合わせてアレンジが可能になり、エルチャルテンの楽しみ方の幅が広がりますね。
アイテムの詳細はこちら
1kg未満でダブルウォール「Thru Hiker 1P ZEROBONE」
新バージョンの「Thru Hiker 1P ZEROBONE(スルーハイカー ワンピー ゼロボーン)」は、「エルチャルテン ゼロボーン」と同様に、ポールの変更、ベンチレーションの調整に加え、オリジナルULペグ「ゼロボーン UL」(7g/本)が6本付属。
「スルーハイカー1P ゼロボーン」のポールは、ひと節の長さが短くなりよりコンパクトに持ち運びが可能に。
カラーはタンの1カラー展開。価格は税込74,800円。これまで別売りだったフットプリントやガイラインも含むセット販売になりました。
この春、これを持ってロングトレイルがしたくなる
ゼログラムの新作テント「エルチャルテン ゼロボーン」、「スルーハイカー1P ゼロボーン」はいかがでしたでしょうか?
発売予定日は2023年2月末と3月末とのこと。気になったという方はぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね!
ゼログラム公式サイトはこちら