料理がマンネリ気味に……
普段、バックパックや自転車など軽装備キャンプを中心に楽しむ筆者。
どうしても携行する調理ギアは最小限になり、キャンプ飯もマンネリ化しがちなのが少々悩みだったりします。
シェラカップで串揚げ!?
そんな筆者が最近入手したのがCAMP OOPARTS(キャンプオーパーツ)「串しぇら(くしぇら)」!
こちら、シェラカップで超手軽に串揚げができるアイテムなんです。
プレートと温度計が付属!
今回購入したのは、『「串しぇら」&480シェラカップ(温度計付)セット』。中央に穴の空いたプレートと温度計、480ccのシェラカップの3点セットです。
ちなみに、シェラカップ無しセットもあるので、サイズが合えば手持ちシェラカップと組み合わせることも。
最初は「子供の玩具みたいな温度計で大丈夫なのか?」と思いましたが、バッチリ機能します。
これなら携行時も嵩張らず、何より筆者のキャンプ飯モチベーションが一気にUP! ということで、早速使ってガチレビューしていきます!
キャンプオーパーツ 「串しぇら」&480シェラカップセット
サイズ | プレート/直径約φ155mm・穴の直径約φ50mm、シェラカップ/約φ119×全体長さ183×高さ57mm |
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容量 | シェラカップ:480cc |
キャンプオーパーツ 串しぇら(シェラカップ無し)
サイズ | プレート直径約φ155mm、穴の直径約φ50mm |
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セット内容 | 串しぇらプレート、温度計 |
「串しぇら」用下準備で効率よく
いくら便利なアイテムとはいえ、キャンプで串揚げとなると、効率よく調理するためにある程度下準備しておくことをおすすめします。
道具を揃える
「串しぇら」のほか、バーナーとガス缶を準備。
今回使用するのはSOTO「レギュレーターストーブ ST-310」。ゴトクが大きく、安定性の高いバーナーを選びました。
他にも具材を入れるお皿、そして卵液・パン粉・ソース用にシェラカップを3つ用意。
用意した食材
食材の下準備も
具材を現地で切るのは大変だし、量も多すぎて1人では食べ切れないので、あらかじめ自宅で食べやすい大きさにカット。食べる分だけの準備をしておきます。
パン粉や小麦粉も同様に、使う量だけジップロックで持参すれば、装備もより少なく済みます。
油も使う分だけ用意。ウスターソースのほかに、ネットのレシピを参考に、みりん・砂糖・醤油などを調合したソースも手作り。100円ショップのボトルで持参しました。
我ながら、ここらへんにいつもとは違うモチベーションの高さが感じられます!
いざ!調理開始!
まずは用意した道具をセット。野菜やお肉に串打ちしたら、480シェラカップに油を注いで加熱していきます。
160℃〜180℃になったら適温ですので、具材にタネを付けてパン粉をまぶしましょう。
油がハネにくい
おおおお! しっかり揚げることができております!
ここで気づいたのが、プレート穴の直径が5cmと小さいお陰で、油ハネが非常に少ないということ。跳ねた油でテーブルが汚れることがほぼありませんでした。
複数本同時揚げにもトライ
また、同時に何本くらい串揚げできるのかを試してみたところ、全部で3本入りました。食材が大きいと難しいので、ここは一口サイズがおすすめですね!
また、プレート穴から4方向に伸びたスリットが、いい仕事をしてくれました。竹串をある程度固定しておけるので、食材同士がくっつくのを防いでくれるんです。
複数本同時に揚げるときは、非常に便利な機能です。
めちゃくちゃ美味い
やってみるまではハードルが高いと感じていた串揚げですが、油ハネしにくく適温もひと目で分かる「串しぇら」のおかげで、非常にスムーズに完成!
実食してみても……、当然美味しい! この後は、自分の食べるペースに合わせて1本ずつ揚げては食べ……。
外の風景を眺めながら常に揚げたてを楽しめる“1人串揚げ”、最高でした。ただ、この日は自転車デイキャンプだったため、お酒が飲めなかったことだけが悔やまれます……!
適温を保つのが難しい
1つだけ気になったのが、適温を保つのが難しい点。油の量が少ないのと、穴が小さく熱が逃げにくい構造のためか、ちょっと放置するとすぐ200℃になってしまいます。
火を消したり付けたりと少々忙しかったので、グリルスタンドなどで火から距離を離すなど工夫すれば、もう少しゆっくり楽しめそうです。
後片付けもしっかりと
15本ほど食べたところでそこそこお腹もいっぱいに。このまま横になりたい気持ちをぐっとこらえ、後片付けに取り掛かります。
串揚げだと、パン粉などがこぼれ落ちて油はかなり汚れます。今回は再利用せず、油凝固剤で固めて処理することに。
凝固剤は、油が熱いうちに入れるタイプを使用。冷める前に手早く油に入れて混ぜます。まだシェラカップも熱いので、手に持つときは必ずグローブを着用しましょう。
1時間ほど放っておくと固まって、スルンと取り出せる状態に。後は各自治体のルールにしたがって処分すれば完了です。
ひとり串揚げで至福のひととき
少しハードルが高いイメージっだったキャンプでの串揚げですが、やってみると意外と簡単にできて嬉しい! そんな体験をもたらしてくれた「串しぇら」でした。
これはもうキャンプのみならず、家での独り晩酌にも使いたいレベルです。
あなたも、キャンプでお酒のお供に揚げたての串揚げ、如何でしょうか?
キャンプオーパーツ 「串しぇら」&480シェラカップセット
サイズ | プレート/直径約φ155mm・穴の直径約φ50mm、シェラカップ/約φ119×全体長さ183×高さ57mm |
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容量 | シェラカップ:480cc |
キャンプオーパーツ 串しぇら(シェラカップ無し)
サイズ | プレート直径約φ155mm、穴の直径約φ50mm |
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セット内容 | 串しぇらプレート、温度計 |