黒船レベルの衝撃だったICE BOX
釣り具や自転車のパーツで有名な国産メーカー「シマノ」が、満を持してリリースしたクーラーボックス「ICE BOX(アイスボックス)」。
アウトドアシーンで高い実績を持つ「シマノ」による、初の本格的なキャンプギアということもあり、発売当初から話題となりましたが、圧倒的な保冷力など、あまりのハイスペックぶりに、絶賛するキャンパーが続出!
しばらくは入手困難な状態が続き、プレミア化するほど爆発的なヒットを記録しました。
そんな名作に“上位モデル”が誕生!
今冬、そんな名作シリーズの “上位モデル”となる新たなクーラーボックスが誕生しました!
それがこちらの「VACILAND(ヴァシランド)」シリーズ。スペックが高い順に『PRO(プロ)』、『EL(エリート)』、『ST(スタンダード)』、『VL(ヴァリュー)』の4モデルが用意されています。
ご覧のとおり、「アイスボックス」(1番奥のモデル)より、一回り大きなサイズになっていますが、もちろん魅力はそれだけではありません!
「ヴァシランド」が無双な理由
ということで、すでに業界内でも最強と噂される「アイスボックス」を、さらに進化させた「ヴァシランド」のスペックをチェックしてみましょう。これはもはや無双状態といっても過言ではない?
ハードクーラー史上最強の保冷力!!
まずは最も気になる保温力ですが、なんと最大で13日間の氷保時期間を実現!!
これはアイスボックスシリーズでも採用された6面極厚真空パネルに加え、冷気をより逃がしにくく改良された高密閉設計により実現できたスペック。
用途を選ばない、絶妙なサイズ展開
「ヴァシランド」シリーズはグレードを問わず、40Lと32Lの2サイズを展開。
しかも内寸サイズが広く設計されているため、40Lモデルは2Lのペットボトル、32Lモデルは1Lのペットボトルが、各々12本入るため、ファミリーキャンプやグループキャンプにも最適です。
これくらい大きいと、日常の買い出しでも活躍してくれるし、災害時の停電など、一時的に冷蔵庫の品物を避難させることもできそうです。
大は小を兼ねるけど、それをあまり感じさせないスマートなルックスも高ポイントです。
タフ&使い勝手に優れた機能性
保温性とサイズに続き注目したいのが、キャンプでの使い勝手です。これは「アイスボックス」にも採用されている機能ですが、フタはワンアクションで開閉でき、左右どちらからも開けられる両開き仕様。
そして内部は、魚や生肉など生鮮食品の匂いが残りにくい抗菌仕様。水抜きも簡単にできるため、夏場に長時間使用しても清潔感をキープできます。しかも地面に直置きしても、地熱の影響が少ないとか。
このあたりは、釣りでの使用も想定した、シマノならではの配慮といえそうです。
早速、キャンプ場に投入!
ということで、早速、「ヴァシランド」シリーズをキャンプで使ってみましょう。今回、持ち込むのは、最上位モデルの「PRO」の40Lサイズです。
そしてレビューをするのは、プライベートで「アイスボックス」を愛用している、編集部きっての釣り好きキャンパー、清水。
せっかくなので「アイスボックス」と比較しつつ、リアルな使用感をチェックしてもらいます。