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【貸切もOK】駅から徒歩1分、超穴場キャンプ場を発見しました〜!

駅から徒歩1分! 登録有形文化財が建つ庭園に泊まれる千葉の穴場キャンプ場「Campsite TORAMI」

実際にソロキャンプに赴いた筆者が、元バーテンダーのキャンプ場代表にお話を伺いました。場内の様子も詳しくレポートしますよ!

目次

記事中画像撮影:筆者

文化庁有形文化財の古民家に護られた庭園キャンプサイト

主屋

徒歩ソロキャンパーの筆者。電車やバスなど公共交通機関で行けるキャンプ場を探して旅しています。

今回ご紹介する「Campsite TORAMI」は、JRの駅から徒歩約1分。なんと、登録有形文化財の建つ美しい庭園でキャンプができるんです。

東京からクルマで1時間半

国道128号線側入口

「Campsite TORAMI」が位置する千葉県長生郡一宮町東浪見(とらみ)は、温暖な房総半島の太平洋側です。クルマなら、東京湾アクアライン経由で約1時間半という好立地。

電車なら東京から快速で1時間半

JR外房線・東浪見駅

最寄りのJR外房線・東浪見(とらみ)駅は、東京から快速電車を使って約1時間半。特急に乗ればわずか1時間余り。

今回は乗り鉄を楽しみつつ駅に降り立ち、キャンプ場に向かいました。

近隣には絶景やパワースポットも!

日の出の鳥居

キャンプ場すぐそばの海岸、東京オリンピックのサーフィン会場にもなった釣ヶ崎海岸では、昇る朝日が鳥居の間から拝める絶景に出会えます。

さらに、東京からみて「最吉方位」にあたるパワースポット、商売繁盛や縁結び、安産にご利益があるとされる上総国一之宮 玉前(たまさき)神社にもほど近く、周辺環境も抜群。

ほぼ駅前!住宅街のキャンプ場へ

歴史を刻む建物に囲まれてソロキャンプ

徒歩入口

駅を出て歩くこと1分。民家が並ぶ閑静な一隅に、キャンプ場の看板を発見。左側の小径へと入ってみましょう。徒歩の場合、ここが「Campsite TORAMI」の入口になります。

大きな門に圧倒される!

長屋門、外側

歩みを進めると、見たこともないような大きな門が現れました。

どっしりした主屋と土蔵が登場

門からの眺め

門をくぐった先には、江戸時代にタイムスリップしたかと思われるような光景が。

主屋、斜め前から

目の前に、建造以来の長い歴史を感じさせる「主屋」、そして白壁の「土蔵」が現れました。

立派な建物を眺めながらのキャンプ。期待に胸が高鳴ります。

土蔵と長屋門

「長屋門」と呼ばれる大きな門、木造2階建ての重厚な「主屋」、そして付随する「土蔵」は、文化庁の登録有形文化財。

房総の古民家を代表する建屋は、3棟まとめて良好な保存状態で残っている貴重なものだそう。

国道128号線側のエントランスは

国道128号線側入口看板

クルマの場合、海側の国道128号線から入ります。

目印は農産物直売所「なのはな」

農産物直売所「なのはな東浪見店」

入口の目印は、農産物直売所「なのはな 東浪見店」の黄色い看板。

国道128号線側入口、道路

「なのはな」の横を曲がり、大木とその奥に見える3棟のミニロッジに向かって進みましょう。

突如現れる純和風庭園!

アプローチ

すると、里山のふもとに日本庭園が見えてきました。50本を超える梅や桜、楓に囲まれ、春はお花見キャンプ、秋は紅葉狩りキャンプが楽しめます。

キャンプ場の敷地全体はおよそ10,000m2、周りを屋敷林が囲み、ここだけ時間が止まったような佇まいです。

キャンプ場代表は、元・銀座のバーテンダー

キャンプ場代表、安藤さん

「Campsite TORAMI」の象徴ともいえる、巨大な「長屋門」。築150年を超える指定文化財の前で出迎えてくださったのは、キャンプ場代表の安藤雅耶さん。

もともと、この建屋の所有者は地元の造り酒屋であり網元でもあった秋場家です。10年前、今の大家さんがここを買い取り、保存修復を重ねながらカフェとして営業していました(安藤さん)

主屋の前には「登録有形文化財」の立札

登録有形文化財の札

主屋の前には、文化庁の登録有形文化財の証、立派な札が立っています。

コロナ禍もあり、ここ5年はカフェの営業を控えていたところ、東京で大家さんが安藤さんと出会い意気投合。今、この素晴らしい歴史的建造物と庭園を最大限に活かすにはアウトドアがふさわしいと意見が一致。2022年8月にキャンプ場とカフェ「T’s KITCHEN」としてオープンしたとのこと。

長屋門を増築したカフェ「T’s KITCHEN」

T's KITCHEN正面

ここはキャンプ場ですが、併設のカフェでは美味しいコーヒーを飲んでいただいたり、朝食のご提供もしています。夜のバータイムは、もちろん僕が腕をふるいますよ!(安藤さん)

シングルモルトウイスキーなど逸品が並ぶ店内

カフェ店内

一級品の酒や多数のグラスが並ぶ店内。

カフェ併設なので、キャンプ初心者さんも食事や飲み物に気負うことなく、キャンプそのものを楽しんでいただける施設です。

バーカウンター

暑い夏はカフェでちょっと涼んで、肌寒い季節は温かい飲み物で暖を取ってください。カフェはキャンプ場受付と管理棟も兼ねており、薪やランタンオイル、ガス缶などの販売もしています(安藤さん)

※T’s KITCHEN:火曜日定休

キャンプ場の施設詳細

キャンプ場案内マップ

それでは、「Campsite TORAMI」の施設・設備を詳しくみていきましょう。

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