【紀北・紀中・紀南】冬におすすめのキャンプ場3選
紀伊半島南西部に位置する和歌山県。関西各地からの交通の便が良く、東京からも羽田空港〜南紀白浜空港間で約1時間のフライトでアクセスできるこの地域は、大きく3エリアに分かれています。
紀北・・・和歌山市、海草、那賀、伊都エリア
紀中・・・有田、日高エリア
紀南・・・西牟婁(にしむろ)、東牟婁(ひがしむろ)エリア
3つのエリアにはそれぞれの個性がありますが、共通しているのは山と川と海が織り成す雄大な自然に恵まれていること。SUPやトレッキングなどのフィールドとしても優秀で、夏のキャンプの充実度はバツグンです。
ただし! 和歌山キャンプが最高なのは夏だけではありません。そこで、今回は和歌山県に数あるキャンプ場の中から、冬におすすめのキャンプ場をセレクトしました。
澄んだ空の下に広がる絶景を眺めたり、キャンプ場至近の温泉で和んだり、電源サイトを利用して快適空間をつくったり……。冬ならではの楽しみ方ができるキャンプ場を、各エリアからひとつずつ厳選してご紹介します!
【紀北エリア】キャンプときどき絶景露天風呂
大阪や関西国際空港からのアクセスが良く、年間を通じて天気が安定する紀北エリア。その穏やかな気候をのんびり楽しむなら、和歌山市の瀬戸内海国立公園内にある「休暇村 紀州加太」がおすすめです。
広大な芝生に囲まれたキャンプ場は、全サイトが電源AC付きなので電気毛布やヒーターなどの使用も問題なし。区画も広く、水場やトイレもきれいなのでビギナーやファミリーの冬キャンプデビューにももってこいです。
「休暇村紀州加太」で楽しむ冬キャンプ。その最大の魅力は、キャンプ場に隣接する休暇村本館の「天空の湯」です。紀淡海峡を見渡す露天風呂は、まさに絶景を望む特等席!
潮風を感じながら、青い海に浮かぶ島々を眺めていると、寒さに強張っていた身体がじんわりとほどけてゆく……。冬ならではの至福の温泉体験が、ここにはあります。
【紀中エリア】山と海に囲まれた隠れ家キャンプ場
海と山に囲まれ、自然とともに生きる人々の暮らしが息づく紀中エリア。有田市矢櫃の小さな漁村の奥に位置する「YABITSU VILLAGE」は、そんな紀中の魅力がギュッと詰まった1日1組限定のプライベートキャンプ場です。
「YABITSU VILLAGE」の魅力は、なんといっても海を見渡すバツグンのロケーションにあります。
サイトは22m×17mほどで、最大30人までキャンプを楽しめるサイズ感。ファミリーで海辺の絶景を眺めたり、仲間で新鮮魚介BBQを楽しんだり、カップルで焚き火を眺めたり……。自由自在な遊び方ができる隠れ家キャンプ場です。
徒歩2分の場所には、広々とした大浴場を備える「国民宿舎くろ潮」も。キャンプ場のチェックアウトは16時と遅めなので、ゆっくりと冬のキャンプ旅を楽しめますよ!
https://wakayama-camp.jp/camp_site/785.html
【紀南エリア】熊野の自然を体感するワイルドなキャンプ場
熊野三山や南紀白浜など、数多くの見どころが点在する紀南エリア。この地域で冬キャンプを楽しむなら、熊野の豊かな自然を体感できる「田辺川湯キャンプ場」へ。
大塔川沿いに広がるキャンプ場は、予約不要のフリーサイトです。周囲には聖地・熊野の山々が織り成す美しい景色が。特に平日の夜は川原のキャンプサイトの街灯が消されているため、息を呑むような星空が頭上に広がります。
見どころとなるのが、キャンプ場から徒歩7〜8分でアクセスできる「仙人風呂」。12月〜2月のみ無料開放されるこのスポットは、大塔川の川底からブクブクと温泉が湧くワイルドな露天風呂。熊野の自然の恵みが、まさに全身で体感できます!
和歌山の冬キャンプを体験!
冬の澄んだ風景を眺め、新鮮な魚介類を味わい、ぽかぽかの温泉に浸かる……。和歌山には冬だからこそ楽しめるキャンプの醍醐味が盛りだくさん。
その魅力をより具体的にお伝えすべく、ファミリーキャンパーさんに体験してもらいました。
ここからは、周囲の観光情報とともに和歌山県の冬の極上キャンプの様子をお届けします!