まずは、アウトドアをもっと身近に感じる店舗外に注目
「すべての人にOUTDOOR LIFEを」。ヒマラヤスポーツが展開するオリジナルブランド「ヴィジョンピークス」のキャッチコピーには、アウトドアが特別なものではなく身近なものであることが込められています。
そんなことが感じられる店作りは、店舗外からすでに見受けられました。
キャンプ場を彷彿とさせるオープンスペース
大きな館の脇には芝生が養生されたオープンスペースがあります。ここはテントが張ってあったり、焚き火が備えてあったりと、まるで小さなキャンプ上のようなスペースに。週末はキッチンカーなどの往来で賑わう店舗周りの憩いのスペースとして開放されています。
ご飯を食べるもよし、ギアを身近に感じたり試したりするもよしの万能な空間。こういうのがひとつあるだけでアウトドアライフがリアルに感じられますよね。
話題のアレも置かれています
また広大な敷地面積の中、店舗前も芝生広場となっており、一角にはスノーピークのモバイルハウス「住箱」が置かれています。
この日はキャンドル作りのワークショップの場所となっていましたが、今後マルチに使われる予定とのことで、その展開にも期待が膨らみますね。
間伐材を使った木の温もり感じる店内へ
ウッディな印象を残す外観と同じく、内観にも木材を多用しているヒマラヤアウトドア。床や柱、梁などはもちろん、店鋪什器などもすべて無垢の木材が使われています。
これらはすべて岐阜産の間伐材を利用しており、アウトドア感を高めると共に店鋪運営そのものから環境保全の姿勢が見受けられました。
入り口右側がウェア、左側がギア
入口を入るとこちらも間伐材で作られたフロアガイドがお出迎え。ざっくりと右側にアウトドアアパレルブランドが揃い、左側にギアブランドが揃うイメージです。
右回りで行くか、左回りで行くか悩ましいながらもワクワクしますね!
ショップinショップもあるウェアゾーン
入口を入ってすぐ右側には和風な門構えがあしらわれた情緒あるスペースがあります。こちらは御鮨街道の沿道にある古い町屋に構えていたセレクトショップ「KURA HOLIC ZERO」を移設したものです。
古い町屋の中に並ぶ最新のアウトドアウェアとギアたち。そのコントラストはそのままに、町屋の趣ある佇まいも巧みに表現されていました。
さらに歩を進めていくとアパレルとギアが混在され、その世界観を前面に押し出すザ・ノース・フェイスのコーナーがあり、キーンを中心としたシューズエリアやパタゴニア、コロンビアへと続いていきます。
そしてヒマラヤだけが取り扱うエクスクルーシブブランドであり、MofMの福山氏がディレクションするブランドとして話題の「SETOUT(セトアウト)」のコーナーもあります。
ネイチャー、リラクシング、アウトドアの3本軸としたウェアを展開。特にネイチャーは、ベジタブルカラーライズドを採用するなどSDGsも意識されています。
ご当地感ならではのセレクトが光るギアゾーン
入り口から左側、ギアゾーンに足を踏み入れると、真っ先にヒマラヤのオリジナルギアブランドである「VISION PEAKS(ビジョンピークス)」のコーナーに。
ここでしか買えない、ハイクオリティかつハイセンスなギアたちが並びます。さらにスノーピークゾーンやコールマン、ロゴスといったギアブランドゾーンが連なる中、アクティビティ毎にアイテムが並べられた地帯もありました。
海のない内陸県のひとつとなる岐阜。しかし木曽川、長良川、揖斐川といった木曽三川とその支流が多く走る豊水の土地です。
そんなことを伺わせるように水辺のアクティビティギアゾーンの充実ぶりがまず目を引きます。パックラフトに、サップ、カヤックなどのアイテムが勢揃い。
もうひとつ目に止まったのが、BBQアイテムの豊富さ。なんでも岐阜県の家庭では、庭で気軽にBBQを楽しむ文化が根付いているらしく、非常にBBQが身近な存在なんだとか。
そのため多くのBBQグッズが並び、それだけの一角が設けられるほど。特に「weber(ウェバー)」の品揃えは圧巻でした!
売り切れ御免のオープン限定ギアをピックアップ
これだけ大規模な店舗が華々しくオープンとなれば、気になるのは限定アイテムやコラボアイテムですよね。お任せください! ここでしか手に入らないアイテムをしっかりと調べてきました。