トレッキングポールは体の一部です
ハイカーの皆さん、登山中にトレッキングポール使っていますか?これを一度使うと2足歩行から4足歩行に進化したように、なくてはならない存在になります。そうなったらもうトレッキングポールなしでは歩けません。そんな先輩ハイカーたちはどんなトレッキングポールを使っているのでしょうか?気になりますよね。グリップ、素材、収納方法の3点からトレッキングポールの選び方をまとめました!
登山がラクになるトレッキングポール
トレッキングポールを使うメリットは大きく4つあります。
①下山時の膝への負担を軽減
②登りがリズムカルになり推進力が加わることで、疲労軽減
③バランスが取りやすくなるので、滑りやすい道や渡渉のときに有利
④荷物の重さを分散
グリップの形
握る部分のタイプも、大きく2つにわかれます。それぞれの特徴を見ていきましょう。
I字タイプ
現在、主流はI字タイプのトレッキングポール。2本使いで使うハイカーがほどんどです。2本なのでバランスよく筋肉を使え、長時間のトレッキングには最も適しています。多くの登山ショップで見られるのもこのタイプのトレッキングポールです。
T字タイプ
多くのハイカーは、1本で使用します。グリップを上から握れるので、下への安定感が増し、下山時には特に有効です。昔はこちらが主流だったので、渋い登山スタイルに憧れるハイカーさんはこちらを選ばれてもいいかもしれません。
素材
トレッキングポールの素材はカーボンとアルミの2つが大きな主流です。カーボンは軽いかわりに折れやすいのが難点。岩にぶつけるなど一点に負荷がかかると、そこから折れる可能性があります。逆にアルミのメリットは折れづらく、価格が安いですが、カーボンより重くなります。本来はカーボンをおすすめしますが、初めてトレッキングポールを購入するのであれば、アルミを選びましょう(今回、ジュラルミンはアルミの一種とします)。