薪の運搬に活躍してくれる道具
道具その5.薪を運ぶ一輪車
大量に運ぶ場合は軽トラですが、一日分の薪を運ぶのは一輪車。
最近新調したのがトゥルーテンパーのスチールバロー 。大容量で木製のハンドルが気に入ってます。
道具その6.ログキャリーバッグ
少量運ぶにはログキャリーバッグ など使っています。割った薪は水分を多く含んでいるのですぐには燃やせません。
薪の品質を調べる
道具その7.含水率計
日当たりと風通しの良い場所で、1年から2年かけて乾燥します。樹種によっては半年で乾くものもありますが、燃やせるかどうかを判定するのが含水率計 。
木に含まれる水分を針を刺して計るアイテムですが、表面に押し当てても正確ではありません。割った薪を更に半分に割って、計測します。
この写真では同じ薪を使用していますが、表面は19%でも内部では37%でした。太く割った薪は乾燥しにくく、細かく割るほど乾燥が早くなります。
完全に水分のない0%になることはあり得ませんが、20%以下ならよく燃える薪として利用できます。
ちなみに樹皮の付いたままの枝は、水分が出にくく3年掛かっても含水率が多い場合があります。薪は割った木口面積が広くなるほど水分が出やすくなるので、そのために薪は割るのです。
本来なら、計画的に薪を作って1年半乾燥させれば計測する必要はありませんが、私の場合1年中薪割りしながら管理もずさんになってくるので含水率計は有り難い存在です。
冬の森暮らしを、これだけの道具が支えてくれています
今回は、原木を薪にするまで日頃どのような道具を使っているか、薪づくりの道具たちをご紹介しました。一般的なキャンプでは使わないものも多々ありますが、いち知識としてぜひお収めください。