斧や鉈は少し怖い……
一般的に薪割りによく使われるのは、手斧や鉈、ナイフなどの刃物が挙げられます。
刃が大きくて鋭利なので薪を割りやすいですが、反面、一歩間違えば大怪我に繋がりかねない、というリスクもあります。
比較的安全に薪割りができる道具として、キンドリングクラッカー(通称:キンクラ)というアイテムもありますが、構造的にけっこう嵩張り、積載の負担が増す、というデメリットが……。
超コンパクトで安全な薪割り道具
ということで、今回紹介するのは、「薪割り君」というアイテム。「Satisfied(サティスファイド)」というブランドが手がける商品です。
このギア、刃で手を切ったりする危険がない、子供から大人まで安全に薪割りができる道具なんです。
手のひらに収まるコンパクトなサイズ
大きさは、幅6センチ、長さ7センチと手のひらに乗ってしまうほどコンパクトなサイズ感。重量も690gと手軽に持ち運べる軽さです。
ケガをしにくい安全な設計
薪割り君の刃はケガをしないよう、あえてナマクラに作られているので、写真のように刃の部分に手を押し付けても全く切れません。
薪割り君で薪を割ってみた
では実際に薪を割ってみましょう。やり方はとても簡単で、薪を薪割り君の上に置いて、片方の手で支えながらハンマーで上から叩いていくだけ。
ハンマーではなく薪などでも構いませんが、それなりに重さがあるものの方が、打撃の力が強くなり割れやすくなります。
力強く何回か叩くと、薪の下の方が割れてきました。
木の種類や状態にもよりますが、パッカンと一気に割れるときもあれば、半分くらい割れ目が入るだけのときもあります。
割れきっていない際は、割り箸のように手で広げて割ってあげましょう。