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ツインピルツフォークの使用例

ピルツの人気3つの秘密!見た目も機能も抜群テント!

ピルツは、キャンパルジャパンからリリースされている八角錐ワンポールテント。ピルツの歴史や魅力、ラインナップを紹介します!その独特の趣は、キャンプ場で使えば注目の的!今年のフェスはピルツと参戦しちゃう!?

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目次

アイキャッチ画像出典 : キャンパルジャパン

とんがりテント「ピルツ」の魅力に迫ります!

「ピルツ」といえばキャンパーのみなさんおなじみ、キャンパルジャパンのワンポールテント。あのとんがりフォルムはキャンプ場でも目を惹きますよね。今回はこの「ピルツ」シリーズについて紹介します!

ピルツの原型は昭和12年に発売されたテントだった!

八錘形天幕昭和12年(1937年)に小川治兵衛商店で販売していた「八錘形天幕」。そのデザインはピルツとほぼ同じ

画像提供 : キャンパルジャパン

「ピルツ」がリリースされたのは2009年。デビュー当時、あの八角錐のフォルムが目新しく、斬新に映りました。でも実は八角錐フォルムのテントは、キャンパルジャパンの前身である小川治兵衛商店で昭和12年(1937年)、「八錘形天幕」として発売されていたのです。

スクウェア型テント昭和25年(1950年)ごろに販売されていた「スクウェア型テント」。こちらは1961年に日本で初めて発売されたロッジ型ファミリーテント「オーナーロッジ」へと進化

画像提供 : キャンパルジャパン

ピルツはこの「八錘形天幕」を中心に、昭和25年ごろに販売されていた「スクウェア型テント」や海外のテント動向などを参考に開発がスタート。上のイラストを見ても、ピルツのフォルムは「八錘形天幕」とほぼ同じ。これを現代向けにアレンジしたのがピルツなのです。

ちなみにイラスト内にある「ポール無しでも立木に吊るす事も可能」という機能はモノポールタイプのピルツにも踏襲。頂上部のテープループを使って吊り下げることができるんですよ。

ピルツの足跡

ブラックカラーのピルツ過去にはテントにはめずらしいブラックカラーを採用した「ピルツ5」も!

出典 : Amazon

ピルツ サイズ表

出典 : Rebass.jp

2009年に登場したピルツシリーズ。当初は「ピルツ15」「ピルツ9」の2点でしたが、さまざまな遍歴を経て、2016年現在は「ピルツ9-DX」「ピルツ15-Ⅱ」と今春登場した「ピルツ19」「ツインピルツフォーク」の4製品となっています。

過去にはブラックカラーが斬新な「ピルツ5」「ピルツ7」やピルツ至上最大12人就寝可能な「ピルツ23」などもラインナップされていました。

<ピルツ発売年表>
2009年 ピルツ15・ピルツ9
2011年 ピルツ9-DX、ピルツ5、ピルツ7
2012年 ピルツ23、ピルツ15-Ⅱ
2013年 ピルツ7-ST、ツインピルツ7プラス
2014年 ピルツ23(レッド)、ピルツ15-Ⅱ(レッド)
2015年 ピルツ9-DX(レッド)
2016年 ピルツ19、ツインピルツフォーク

ピルツ、3つの魅力!

キャンパーにもファンの多いピルツですが、その人気の秘密はどんなところにあるのでしょう?3つに絞ってその魅力を紹介します!

魅力その① なんと言ってもフィールドで目立つ!

ogawa ピルツ

八角錐のとんがりフォルムにアースカラーベースのカラーリングなど、フィールドでの目立ち度は大!遠くからでも自分のテントが一目で分かります。

ちなみに「ピルツ」とはドイツ語で「キノコ」の意。名前の通り、かわいらしい雰囲気も持ち合わせているのが魅力です!

魅力その② 居住性の高さも抜群!

ogawa ピルツの内部

出典 : vic2

大きめサイズで天井高があり、開放感たっぷり。そしてテントに必要な機能も十分に備わっているのがピルツの魅力です。室内換気に必要なベンチレーターは、天頂部、ボトム部、出入り口のメッシュなどに装備されています。天頂部のベンチレーターは室内から開閉が可能です。

またグラウンドシートは自由に脱着できるので、全土間・半土間半フロア・全フロアなんてアレンジも自在!フルインナーやハーフインナー、防水シートなどのオプションも充実しています。

魅力その③ 大きいけれど設営がしやすい!

大きいサイズながらも、ワンポールタイプなので設営がしやすいんですよ!

基本的な設営方法はグラウンドシートを八角形にキレイに広げて、その上に同じように本体を載せてトグル(プラスチックの留め具)で連結。あとはボトム部の8ヵ所を対角線上にペグダウンして、最後にテント内からメインポールで立ち上げるだけ。大きい割にはスムーズに設営できちゃいます!

ピルツシリーズラインナップ!

現在ラインナップされている4製品について紹介します!

ピルツ19

ogawa ピルツ19

ogawa ピルツ19ボトムの立ち上がりは42cm。ベンチレーターとフラップ(泥除け)が装備されています

2016年春に新作「ピルツ19」。今までピルツ最大サイズだった「ピルツ23」が廃盤となり、この19がピルツ最大サイズに。収容人数は10人目安。

ピルツ9-DXにも採用されているボトムの立ち上がりが付き、テント内の窮屈感を軽減するとともに、ベンチレーションを配置して換気機能も向上。またひさし付きの出入口が前後2ヵ所に装備されています。ハーフインナーやフルインナーもラインナップ。

キャンパルジャパン ピルツ19

<スペック> ●使用時サイズ:460×460×高さ330cm ●収納サイズ:98×30×30cm ●重量:幕体約14.7kg、ポール約4.7kg ●フライ材質:ポリエステル 210d(耐水圧1,800mm) ●ポール材質:スチール φ32mm(330cm 4本継) ●付属品:スチールピン、張り綱、張り出しポール、アイアンハンマー、収納袋 ●カラー:ブラウン×サンド、レッド×サンド

ピルツ9-DX

ogawa ピルツ9-DX

ogawa ピルツ9-DX

4人用モデルの「ピルツ9-DX」は2011年にDXバージョンに。変更点は前面の出入り口にひさしを付けて、より快適に。ボトムの立ち上げは25cmで、ピルツシリーズの中では小さいサイズながらも圧迫感を感じさせない作りです。

オプションでフルインナー、フロアーマット、PVCマルチシート(完全防水シート)を用意しています。

キャンパルジャパン ピルツ9-DX

<スペック> ●使用時サイズ:床部直径350×天井部最大高245cm ●収納サイズ:78×22×22cm ●重量:幕体約約6.1kg、ポール:約1kg ●本体材質:ポリエステルリップストップ75d(耐水圧1,800mm) ●ポール材質:6061アルミ合金φ30mm(245cm〈4本継〉) ●グランドシート材質:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm) ●付属品:張り出しポール、スチールピン、張綱、金づち、収納袋 ●カラー:ブラウン×サンド

ピルツ15-Ⅱ

ogawa ピルツ15-Ⅱ

出典 : vic2

ogawa ピルツ15-Ⅱでグループキャンプ

8人用モデルでIIバージョンになったのは2012年。本体生地がポリエステル150dから210dに仕様変更し、生地が厚手になって耐水圧がアップしました。

フルインナー、ハーフインナーのほか、フロアーマット、PVCマルチシートがオプションでラインナップされています。

キャンパルジャパン ピルツ15-II

<スペック> ●使用時サイズ:床部直径475×天井部最大高310cm ●収納サイズ:120×28×32cm ●重量:幕体約11kg、ポール約3.5kg ●フライ材質:ポリエステル 210d(耐水圧1,800mm) ●ポール材質:スチール φ32mm(308cm3本継)) ●付属品:スチールピン、張り綱、張り出しポール、金づち、収納袋 ●カラー:ブラウン×サンド

ツインピルツフォーク

ogawa ツインピルツフォーク

ogawa ツインピルツフォーク

こちらはワンポールではありませんが、ピルツの仲間。2016年春の新製品です。

従来の「ツインピルツ7プラス」から室内高さを30cmアップ、設営を簡単にするスタンディングテープを採用するなど、仕様変更が行われています。シェルターモデルですが、オプションのフルインナーを装着すれば就寝スペースを確保でき、ハーフインナー装着時はリビング付きテントとして使用OK。サイド部にセットし、より室内空間を広げる「二又フレーム」も別売で用意されています。

キャンパルジャパン ツインピルツフォーク

<スペック> ●使用時サイズ:630×355×高さ210cm ●収納サイズ:65×25×25cm ●重量:幕体約4.42kg、ポール約1.6kg ●フライ材質:ポリエステル75d(耐水圧1800mm) ●ポール材質:6061アルミ合金φ30mm ●付属品:ピン、ペグ、張り綱、収納袋 ●カラー:サンド×レッド

ピルツなら目立ち度も快適度も抜群!

ogawa ピルツ

独特のフォルムを持ちながらも、キャンパルジャパンならではの快適機能もしっかり備わったピルツ。大きさの割には設営しやすいのも魅力です。

これからのキャンプフェスシーズン、ピルツとともに参戦してみてはいかが?

 

Cute And Highly Functional Pilz!
キュートで高機能なテント、ピルツ