NANGA初となる旗艦店。見どころはスリーピングバッグだけじゃない!
NANGAの旗艦店として誕生したNANGA SHOP HARAJUKU。これまで都内では目黒にNANGA SHOP TOKYOがありましたが、今回新たに仲間入りとなりました。
自社工場のようにファクトリー感の漂う店内は、イカした建築を数多く手掛ける「SUPPOSE DESIGN OFFICE」が設計。NANGAが誇るラボラトリーの技術力やクラフトマンシップが感じられる空間になっています。
触りたくなるやわらか什器にも注目
ここからはこだわりが詰まった店舗の様子を紹介していきますが、入ってすぐにお迎えしてくれるのが、まさかのベッド。
昨年、ブランドの原点回帰ということで新しい布団レーベル「GOOD SLEEPING(グッド スリーピング) 」を誕生させたことで話題を集めましたが、同店舗ではベッドに合わせた状態で陳列されているんです。
つまり、実際にその場で布団の安らぎを体験できちゃうというユニークな試み。足を運んだ際は、ぜひベッド什器でそのクオリティを感じてください。
その他にもよく見ると富士山の形を模した照明や、天井の高さを生かした収納による圧倒的なストック量など、内装だけでも店舗にかける思いの強さを感じさせてくれます。
ナンガ=スリーピングバッグというイメージを持つ人もいるかもしれませんが、先ほど紹介した寝具に加えて、ダウンジャケットをはじめとしたアパレルアイテムもメンズ、レディース限らずにリリースしているんです。
そのバラエティに富んだラインナップもNANGA SHOP HARAJUKUでは店頭に並んでいるので、実際に袖を通して試すことできます。
元布団メーカーだからこその品質を誇るNAGNA
ここで一度、改めてNANGAについて振り返ります。創業は1941年、滋賀県米原市の近江真綿布団の産地からスタートした寝袋メーカー。
ブランド名の由来はヒマラヤ山脈にある「ナンガ・パルバット」。登頂が難しいという山をあえて名前にすることで、「困難だからこそやってやろう」という創業者の思いが込められています。
そのNANGAで特筆すべきはやはり羽毛。長年培ってきた、羽毛の選定、洗毛、管理のノウハウによって、高品質な羽毛製品を作り続けています。加えて、スリーピングバッグのアフターケアの対応という心強いサービスもファンの心をグッと掴んで離しません。
試着室は冷凍庫!?極寒空間でダウンの実力を試すべし
そのハイクオリティなダウンを実際に寒い場所で体感できるように、今回のNANGA SHOP HARAJUKUでは冷凍コンテナを用意。-0°Cの状況下でその実力を試すことができるんです。
この目玉と言えるコンテンツは試してみるしかないということで、松田編集長に体感してもらいました。取材当日はまだまだ残暑が厳しい日でしたが、コンテナ内は−5°C。Tシャツ1枚では数分入っただけでも、松田編集長が助けを求める小動物かのように変貌。
このまま放置というSっ気も湧きましたが、罪悪感にさいなまれる前にダウンジャケットをパス。見る見るうちに顔色がよくなり、「あったかいなぁ」と連呼していました。
これぞ、まさに体感型の試着室。厳冬期でもどこまで暖かくなるのか、季節問わずに試すことができるのはうれしいですよね。アパレルの試着だけじゃなく、ここでスリーピングバッグも試せちゃいますよ。
続いては、皆さんが気になる先行販売商品と、編集長が選ぶオススメアイテムを紹介していきます!