テンマクデザイン「サーカスTC」をレビュー!
テンマクデザイン サーカスTC
重さ | 約10.88kg |
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展開サイズ | 約420×442×280cm |
収納サイズ | Φ25×67cm |
価格 | 34,980円(税込) ※生産終了前の定価 |
ワンポールテントブームの火付け役的存在といえるテンマクデザイン「サーカスTC」。2022年1月には生産終了が発表され、本テントをバージョンアップさせた「サーカスTC DX」「サーカスTC DX+」も人気を集めています。
火の粉に強いTC素材で、内部にチェアやテーブルを入れても余裕があるリビングスペースが確保できる広さが魅力のこちら。実際、人気通りのテントなのでしょうか?
展開サイズが大きいぶん、収納サイズも大きめ。横幅が63cmあるだけでなく、重さも10kg以上あるので、ツーリングでの積載はかなり厳しそう。
テンマクデザイン「サーカスTC」の設営方法
底辺が5角形なので、小さな五角形の布製ガイドを使います。テントの中心となるガイド中心の穴にペグを打ったら、そこからガイドテープ伸ばしてガイドの5つの角の延長線上にペグ打ちを。
5本のペグにテント本体の5隅のベルトを引っ掛けたら、最後にメインポールを中心に立ち上げて自立させます。幕自体がかなり重く、メインポールも280cmと長く太いため、力のない人には立ち上げ時がやや厳しそうです。
テンマクデザイン「サーカスTC」の評価
デザイン性 | ★★★★☆ |
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軽量性 | ★☆☆☆☆ |
設営性 | ★★★★☆ |
居住性 | ★★★★★ |
値段 | ★★☆☆☆ |
コットをハイスタイルの状態で入れてみましたが、この通り圧倒的な広さ。コット・チェア・テーブルを2人分入れてちょうど良いサイズ感です。
冬でもおこもり幕として、1人でゆったり過ごすのにピッタリの広さといえます。
張り出し用のポールを使えば、フラップなしでも1辺をはね上げてキャノピーにできます。
前後2辺のドアパネルの左右がジッパー開閉式なので、夏はシェルターのようなオープンスタイルもおすすめ。
また、Wジッパー式でアレンジしやすく、巻き上げ可能なスカート付きだから、冬も暖かく過ごせます。
メインポールにはランタンフックが付属しているのも便利。ただし、天頂部が280cmあり、フックも高い位置にあるため背の低い人にはやや使いづらいかも。
ベンチレーションも天頂部にあるので、設営後の調整ができないのが不便です。
ロースタイルチェア&テーブルだとちょっと物足りないほどの広さ。中で立っても余裕の高さなので、ハイスタイルのファニチャーでも全く問題ありません。
フルクローズしても、中にお気に入りギアをディスプレイできる広々リビングを確保。複数人分の荷物を置いても余裕の、おこもり幕に最適なテントでした。
メリット | ●複数人分のファニチャーや荷物を置ける広々設計 ●前後2辺をジッパーで開閉でき多彩なアレンジが可能 |
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デメリット | ●重量が10kg以上あり持ち運びや設営には力が必要 ●小柄な人は天頂部のベンチレーションを調節しづらい |
テンマクデザイン サーカスTC
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