キャンパーレベル高っ!と思ったシーンをご紹介
映画『ゆるキャン△』が公開されて早2ヶ月と少し。筆者も遅ればせながら観に行ってきました。
『ゆるキャン△』の人気に火をつけたのは、ストーリーの面白さはもちろんのこと、キャンプの再現性の高さというのは有名な話。モチーフとなったであろうキャンプ場は予約ができないほどの人気となり、ギアも完売になったりと、その人気ぶりは皆さんもご存知のところでしょう。
そこで今回は、CAMP HACKらしくキャンパー目線でレベルの高さを感じたシーンBEST6を独断と偏見でお届けします。ストーリーの中で見るとさらに臨場感は増しますので、気になる方はぜひ映画館に足を運んでみてください!
グッときたシーンBEST6!
その1.かなり手の込んだキャンプ飯!
トライポッドから吊るされたダッチオーブンで行う炭火料理というのでも、一般的に考えればなかなかエモいシーンですが、リッド(蓋)の上に炭を置き、上からも加熱しているこのシーン、グッとくるポイント高めじゃないですか?
さらには「丸鶏とか焼いて突いて食べる感じでしょ?」と思いきや、それをトルティーヤなるもので野菜と巻いて、仲良く食べやすい料理にしているなんて……レベル高っ! ズボラキャンパー代表な筆者でもやってみたくなる、手の込んだキャンプ飯でした。
その2.人気のガレージギアまで出てくる調査力に脱帽
映画の前身であるアニメを全て鑑賞できていない筆者。もしかしたらそんなことも知らないの? なんて言われそうなのでここで正直に白状しておきます。
なので、まさかMAAGZのラプカなるものまでさりげなく出てくるとは! と思ってしまいました。しかもこのショップは「きっと昭島アウトドビレッジのA&Fだよな? きっとそうだ!」と想像を巡らせる再現性の高さ。自分の心を掴まれた瞬間でした。
その3.ノコギリの使い方も勉強できる
既出の情報なので話しますが、この映画は、仲良し5人組がキャンプ場を作るというのがメインのお話となっています。そのなかでノコギリを使って不要な枝を切るシーンがあるのですが、近隣の方から「ノコギリは引くときに切れる道具だよ」と教えてもらうシーンがあるんです。ノコギリを持っていたり購入を検討している方はぜひ注目してほしい場面でした。
その4.マニアックなロッジ型テントの登場
中盤でのキャンプシーンで、ロッジ型のテントをレンタルして使用するシーン。なんとなしに過ぎ行く場面かもしれませんが、良く考えてみてください。何気ないキャンプシーンでわざわざ設営が大変で、かつ一昔前のテントのイメージのあるロッジ型を登場させるなんて、なんとマニアックな! と筆者は思ってちょっと興奮してしまいました。
だって、ふつうにコールマンのタフドームなどのスタンダードなモデルでいいじゃないですか。こういったバリエーションまで気にかけている点、さすがですよね。