MSR「エリクサー2」をレビュー!
重さ | 2.77kg |
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展開サイズ | インナー:W213×D127×H102cm 前室:W213×D76cm |
収納サイズ | φ17×H51cm |
価格 | 50,600円(税込) |
MSRのバックパッキングテントシリーズ中でも居住性が高いモデル「エリクサー2 」。独特のフォルムや赤の差し色など、デザインのカッコ良さも魅力のテントです。
グレーとグリーンのほか、2021年には新色のタンカラーがラインナップされて話題に。使用感は実際どうなんでしょうか?
収納サイズはやや大きめ。長さが51cmなのでツーリング時の横向き積載はギリギリといった感じです。
バックパッキングテントとカテゴライズされていますが、重さは2.77kgあり、徒歩キャンプにはちょっと工夫が必要ですね。
MSR「エリクサー2」の設営方法
左右2箇所でクロスさせた2本のメインポールに、中心を横断する短いリッジポールを加えた3本構成の骨組み。
ポールは赤とシルバーに色分けされ、差し込み先のグロメットの色がそれぞれ対応しているので、初めてでも迷いなく設営が可能です。
MSR「エリクサー2」の評価
デザイン性 | ★★★★☆ |
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軽量性 | ★★★☆☆ |
設営性 | ★★★★☆ |
居住性 | ★★★★☆ |
値段 | ★★☆☆☆ |
インナーはコールマン「ツーリングドームST」とほぼ同じサイズ感。2人用ですが、やはり荷物を中に入れるなら大人1人がちょうど良い広さです。
前後2箇所に上半分のみメッシュパネル付きのドア、左右の上部にもメッシュパネルを装備した4面ベンチレーションで通気性もバッチリです。
左右2箇所で交差する独自の「魚座型」フレームと中心を横断するリッジポールが、天井付近の空間に大きく広がりを持たせているので、体を起こした時の動作もノンストレス。
フライシートを外しても美しいデザインで、夏はタープ下に入れてこのまま使えるのも魅力です。
奥行き76cmの前室も前後に2箇所確保。雨天時や外出時に荷物をしまっておけます。
さらにこのドアパネル、3分の1・2分の1・全開と3段階の開き方ができるので、天候やシチュエーションに応じて調整できるのが便利。
ギアを並べるとこんなバランス。独自のフレーム構造により、高い居住性を確保しながら設営スペースはコンパクト。フライを外しても美しいデザインなど、ポテンシャルの高いテントでした。
メリット | ●独自のフレーム構造で居住性が高い ●通気性に優れた設計 ●フライシートを外しても美しいデザイン |
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デメリット | ●バックパッキングテントとしては持ち運びにくい ●定価5万円以上と値段は安くない |
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