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キャンプで役立つ電気ストーブ

【2022年】キャンプに最適な電気ストーブ20選!選び方や注意も

電気ストーブは冬キャンプを快適に過ごせる便利アイテムのひとつ。燃料を必要としないのでテント内で空気を汚さず、安全に取り扱うことができます。そんな電気ストーブですがさまざまな種類があり、どれを選んで良いか困ってしまいますよね。

そこで今回は、キャンプにおすすめの電気ストーブを種類別にご紹介! 選び方とともにテント内で使用するときの注意点なども解説しているので、冬キャンプの暖房器具をお探しの方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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目次

アイキャッチ画像作成:編集部

キャンプで電気ストーブを使うメリット・デメリット

キャンプテーブルの横に置かれた電気ストーブ

出典:Instagram by@manami1.8camp

冬キャンプでも暖かく過ごせる暖房器具。石油やガスなどさまざまな種類がある中で、燃料を使わない電気ストーブなら安心安全。具体的なメリット・デメリットをチェックしていきましょう。

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メリット

テント横に置かれた電気ストーブ

メリット

●着火の手間がかからずすぐに使用できる

●火傷や一酸化炭素中毒の心配がない
●燃料を使用しないので嫌な匂いがしない
●小型なら持ち運びに便利
●テント撤収前の乾燥に使える

一番のメリットは、燃料を使わないので手間が掛からないこと。電源に繋いでスイッチを押せばすぐに暖まることができます。

また、燃焼しないので嫌な匂いもなく空気を汚さないのも嬉しいポイント。一酸化炭素中毒の心配がないのでフルクローズにしたテント内でも安全です。

おしゃれなデザインの電気ストーブ

出典:Instagram by@aladdin_jpn

他の暖房器具に比べてコンパクトで軽量なモデルが多いので、家とキャンプで共用しやすいのも電気ストーブならではです。

デメリット

電気ストーブの表面

出典:PIXTA
デメリット

●電源サイトかポータブル電源が必要

●テント全体を暖めるには不向き

電気ストーブからコードが伸びている

出典:PIXTA

電気ストーブは、燃料を必要としない代わりに電源の確保が必要。キャンプで使用するには電源サイトかポータブル電源が必要になります。

また、テントのサイズにもよりますが空間全体を暖めるにはパワー不足。手先や足元を暖めるのに最適で、石油や薪ストーブのようにテント全体を暖めるには不向きです。

キャンプに最適な電気ストーブの選び方

小型の電気ストーブ

それではここから、キャンプに最適な電気ストーブの選び方をご紹介。キャンプで使用するためには「持ち運びのしやすさ」や「安全性」「省エネ(節電)」がポイント。ひとつひとつ解説していきます!

消費電力や本体価格を比較して決めよう

暗い土間で灯る電気ストーブ

出典:Instagram by@aladdin_jpn

まずチェックしたいのが電気ストーブの「種類」。電気ストーブにはハロゲンヒーターやカーボンヒーターなど熱源によってさまざまな種類があり、それぞれ特徴に違いがあります。以下に、電気ストーブの種類別による特徴をまとめてみました。

種類 消費電力電気量特徴
ハロゲンヒーターテクノスパラボラ型ハロゲンヒーター床置300〜1,000W8.9〜27円/h・小型で比較的値段が安い
・消費電力が高くなりがち
カーボンヒーター山善ツインヒートプラスネオ450〜900W12.1〜24.3円/h・遠赤外線の放出量がハロゲンの約2倍
・熱効率がよく電気代を安く抑える
グラファイトヒーターアラジン遠赤グラファイトヒーター450〜900W12.1〜24.3円/h・速暖性に優れ素早く暖める
・ピンポイントでの使用に最適
シーズヒーターコロナコアヒート200〜1,200W5.4〜32.4円/h・遠赤外線の放出量に優れる
・発熱体が壊れにくく耐久性が高い
セラミックヒーターiHOVENセラミックヒーター640〜1,200W17.2〜31.5円/h・熱効率がよく素早く暖める
・火災などに繋がりにくく安全

テントから電気ストーブのコードが出ている

キャンプで使用する場合は、「消費電力」が注目ポイント。電源サイトやポータブル電源を使用することになるため、最適な消費電力をもつ熱源を選ぶ必要があります。

また電気ストーブは、熱源から放出される遠赤外線でカラダの芯からポカポカ暖める仕組みとなっているため、遠赤外線の放出量もポイント。より多く遠赤外線を放出する熱源の方が暖房効果を実感しやすくなります。

電気ストーブの発熱部分

上記のポイントをまとめると、手頃なお値段で選ぶならハロゲンヒーター、消費電力を重視するなら熱効率がよく電気代を抑えることができるカーボンやグラファイトヒーター、また電気代はかかりますが暖房効果を重視するなら速暖性に優れたシーズヒーターやセラミックヒーターがオススメです。

持ち運びしやすい大きさや重量にも注目を

片手で電気ストーブを移動させる

出典:楽天市場

よりコンパクトで軽い方が持ち運びしやすくキャンプサイトでの取り扱いも便利ですが、本体が小さくなるとそれだけ暖房効果も弱まります。車の車載スペースや1〜2人で持ち運べる重量を目安にし、最適な大きさや重量を選ぶとよいでしょう。

出力調整ができると節電に役立つ!

電気ストーブの出力を調整する

出典:Instagram by@aladdin_jpn

出力が調整できれば消費電力を抑えることができるため、電力が限られるキャンプでの使用に効果的。例えば「弱(300W)」「中(600W)」「強(900W)」など3段階で調整できればシーンに最適な暖かさが選べ、無駄な電力消費を抑えられます。ポータブル電源から電力を供給して使用する場合も節電に繋がりますね。

キャンプで使うなら安全機能搭載モデルが安心

電気ストーブに両手をかざす

出典:PIXTA

キャンプで電気ストーブを使用する場合はとくに、「転倒オフ機能」や「過熱防止機能」付きがおすすめ。万が一電気ストーブを倒しても自動で電源をオフにしてくれるので、火傷や火災も防ぐことができます。小さいお子様やペットが一緒なら、安全機能の有無は必ずチェックしておきましょう。

首振りやタイマーなど便利な機能もチェックしよう

電気ストーブの制御部分

出典:Instagram by@aladdin_jpn

首振り機能」や「タイマー」など便利な機能があると、より快適。とくに全体を暖めにくい電気ストーブは、首振り機能があると暖められる範囲が広がります。

また、タイマー機能があれば就寝時の消し忘れを防ぎ、節電にも繋がりますね。

デザイン性も重視したい!

白基調の家に置かれた白い電気ストーブ

出典:Instagram by@aladdin_jpn

ひと昔前まではいわゆる家庭用ストーブ的なデザインが多くキャンプサイトにマッチしないものもありましたが、ここ数年はレトロな雰囲気や木目調、暖炉っぽいデザインなどオシャレなモデルが続々登場。

お気に入りのデザインを選ぶことで、オシャレなキャンプサイトを演出できますよ。

【種類別】キャンプにおすすめの電気ストーブ20選

カーボンヒーターやハロゲンヒーターなど人気の電気ストーブ

画像作成:筆者

それではここから、キャンプにオススメの電気ストーブを「種類別」に紹介していきます。ぜひ用途にあったお気に入りを見つけてみてくださいね。

ハロゲンヒーター

おすすめポイント!

●スイッチを入れて2秒で暖かくなる瞬間速暖

●換気を必要とせず、空気を汚さない
●遠赤外線効果でカラダの中から暖める
おすすめポイント!

●2秒速暖機能でスイッチを入れたらすぐ暖める

●上下首角度を調整することができる
●転倒OFFスイッチ機能を搭載しているので安心して使用することができる

カーボンヒーター

おすすめポイント!

●カーボンヒーターの速暖性とシーズヒーターの遠赤外線効果を兼ね備えたツインヒート

●温度センサーを搭載しているので無駄な暖め過ぎを防止する
●転倒オフスイッチやサーモスタットなどの安全装置を搭載
おすすめポイント!

●タワー型のコンパクトサイズなので場所をとらず設置可能

●左右首振り機能を搭載しているので暖かさを効果的に拡散できる
●起き上がり小法師のような可愛いデザイン
おすすめポイント!

●どこか懐かしさを感じるようなレトロでオシャレなデザイン

●遠赤外線でカラダの芯からポカポカ暖まる
●4.5kgの軽量設計なので女性でも手軽に扱うことができる
おすすめポイント!

●首振り機能を搭載しているので広範囲を暖めることができる

●転倒OFFスイッチや温度過昇防止装置を搭載
●ガードを取り外すことができるのでお手入れしやすい
おすすめポイント!

●速暖性に優れたカーボンヒーターと遠赤外線のシーズヒーターの2種類を兼ね備えている

●大きく操作しやすい調整ダイヤルを採用
●防災型二重転倒スイッチや温度過昇防止装置などの安全装置を搭載
おすすめポイント!

●両面にカーボンヒーターを搭載し、「片面」「両面」の切り替えが可能

●ロータリー式の調整ダイヤルを採用しているのでどちらからでも操作しやすい
●3時間自動OFF機能を搭載しているので切り忘れを防止できる

グラファイトヒーター

おすすめポイント!

●立ち上がりが非常に早く、0.2秒ですぐ暖まる

●4段階の温度調整が可能
●防災対応型二重安全転倒OFFスイッチを搭載
おすすめポイント!

●鳥かごのような可愛いデザイン

●キッチンなどの水周りでも使用できる防滴仕様
●0.2秒の圧倒的な速暖性で瞬時にカラダを暖めてくれる
おすすめポイント!

●グラファイトヒーターとシーズヒーターの2種類のヒーター管を搭載

●シンプルなデザインでどんなインテリアにもマッチする
●ダイヤル式のシンプル操作でどんな方でも扱いやすい
おすすめポイント!

●サクラクレパスとのコラボ商品

●600Wと300Wの2段階に電力切り替えが可能
●コンパクトなスリム設計で場所を選ばず設置できる

シーズヒーター

コロナ コアヒート

 

●サイズ:30×34×72.3cm ●重量:5.6kg ●消費電力:通常モード:1150W~330W/ゆらぎモード:820W~200W
おすすめポイント!

●遠赤外線をたっぷり放出し1.8m先でも暖かい

●省エネセンサーを搭載しているので人がいないときは省エネ運転に切り替わる
●体感温度を考えて定期的にパワーをセーブする「ゆらぎ運転」を搭載
おすすめポイント!

●人感センサーを搭載しているので人の不在を検知すると15分後に自動停止する

●縦置きや横置きに切り替えることができるのでシーンにあわせて使い分けられる
●左右や上方向に首振り対応
おすすめポイント!

●シーズヒーターとカーボンヒーターの2種類の熱源を搭載したツインヒーター

●温度センサー搭載により設定温度に合わせて自動でON/OFFを切り替える
●チャイルドロックを搭載しているので誤作動を防止できる

セラミックヒーター

おすすめポイント!

●取っ手がついてどこでも持ち運べるコンパクトサイズ

●スイッチを入れて3秒後にはポカポカになる速暖性
●転倒自動停止や過熱防止装置を搭載しているので安全
おすすめポイント!

●自動首振り機能を搭載しているので広範囲を暖める

●自然風・中温風・高温風の3段階にモードを切り替え可能
●転倒時自動電源OFF機能や温度過昇防止(サーモスタット)を搭載

デロンギ セラミック ファンヒーター

 

●サイズ:23×16×27cm ●重量:1.6kg ●消費電力:弱(550W/500W),中(800W/750W),強(1350W/1250W)
おすすめポイント!

●洗練されたスタイリッシュなイタリアンデザイン

●最大1350Wのハイパワーモデルで3段階に電力切り替えが可能
●安全に使用できる転倒時自動電源遮断装置や温度過昇防止装置を搭載

アイリスオーヤマ セラミックファンヒーター 人感センサー付き

●サイズ:15×15.9×40cm ●重量:2.6kg ●消費電力:1100W/1150W
おすすめポイント!

●人の動きを検知して自動でON/OFFを切り替える人感センサーを搭載

●コンパクト設計で、縦置きでも横置きでもシーンに応じて置き方が選べる
●1200Wと600Wの2段階に温風切り替えが可能

パナソニック セラミックファンヒーター ポッカレット 防滴仕様

●サイズ:26.5(ツマミ含む)×21.8×12.5cm ●重量:2kg ●消費電力:温風「強」:600/590W(50/60Hz)/温風「弱」:240/235W(50/60Hz)
おすすめポイント!

●トイレや脱衣所に最適なコンパクトセラミックファンヒーター

●防滴仕様でキッチンや水周りに置ける
●風向き可変ルーバーや転倒OFFスイッチを搭載

▼セラミックヒーターについて詳しくはこちら!

キャンプで電気ストーブを使うときの注意ポイント

ここからは、キャンプで電気ストーブを使用するときに注意したいポイントを解説していきます。

電源サイトはあるか?

キャンプ場の電源サイト

出典:PIXTA

キャンプで電気ストーブを使用する際は、当然ながら電源の確保が必要。そのため事前に利用するキャンプ場に電源サイトがあるかをチェックしておきましょう。

使う電化製品は、消費可能電力内におさめよう

野外の電源サイト

出典:PIXTA

多くの電源サイトは上限1,000W(10A)となっている場合が多く、使用する電気ストーブの消費電力に注意が必要。上限を超えるような消費電力の電気ストーブを使用するとブレーカーが落ち、キャンプ場や周辺のキャンパーに迷惑をかけてしまいます。

電気ストーブ以外にも同時に電化製品を使いたい場合は、上限以内のワット数で使用するよう注意が必要です。

▼電源サイトについて詳しくはこちら!

ポータブル電源があると安心

車に積まれたポータブル電源

出典:PIXTA

電源サイトがないキャンプ場で電気ストーブを使用する場合は、ポータブル電源が必要となります。また電源サイトであっても前述した通り上限が定められている場合が多いため、サブ電源としてポータブル電源があると安心です。

岩場に置かれたポータブル電源

出典:PIXTA

その際はポータブル電源のバッテリー容量に注意が必要。特に電気ストーブは消費電力が大きいのでポータブル電源も大容量モデルが必須となります。

例えば600Wの電気ストーブを使用する場合、少なくても1,000Wh以上の大容量モデルが必要となり、それでもわずかな時間しか使用できません。あくまでも電源サイトでの使用をメインに、ポータブル電源は予備的電源と考えましょう。

▼ポータブル電源について詳しくはこちら!

乾燥対策は必須!

電気ストーブの注水メーター

出典:PIXTA

狭いテント内で電気ストーブを使用する場合は空気が乾燥しやすいので注意が必要。乾燥した状態で長時間過ごすと体調不良を引き起こす原因となり、また空気が乾燥しているので引火しやすい原因ともなります。

テント内で電気ストーブを使用する場合は、濡れたタオルを吊るしたり加湿器付きストーブを使用するなど乾燥対策が必須です。

キャンプでの電気ストーブの効果的な使い方は?

テント内に置かれたチェアと電気ストーブ

サイト全体を暖めるにはパワー不足ですが、安全性と携行面ではメリットが多い電気ストーブ。カーボンヒーターなら手足をスポット的に暖めたり、セラミックヒーターならリビングや寝室など狭いスペースを暖めるなど特性に合わせて上手に活用すると良いですね。

湯たんぽやホットカーペットなど、その他の防寒グッズとの併用も効果的です!

▼防寒グッズについて詳しくはこちら!

電気ストーブで安全キャンプを楽しもう!

おしゃれな電気ストーブとチェア

出典:Instagram by@aladdin_jpn

石油やガスストーブなどさまざまな暖房器具があるなかで、電気ストーブは燃料を使用しないためキャンプで安全に使用することが可能。空気を汚さず嫌な匂いも発生しないのでテント内で快適に暖まることができます。

今回紹介した選び方やオススメ商品を参考に、電気ストーブで安全キャンプを楽しんでみてくださいね!

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