レトロデザイン&ミニバンが人気!視線集中のイケてる5車両
TOWA MOTORS「クライン108 アーレ」&Blow「ブギーライダーカスタム」
レトロなスクールバスを思わせるルックスで会場の視線が集中していたこちら。
ベース車両はなんとスズキ「エブリイ」。軽自動車のオリジナルカスタムで人気のブロー(Blow)によるフェイスキット「ブギーライダー」が装着されているんです。
さらに内部は、TOWA MOTORS(トーワモータース)の軽キャンピングカー「Klein(クライン) 108 Alle(アーレ)」仕様に。
レトロな顔して、大容量105Aのサブバッテリーに1500Wインバーターを搭載、冷蔵庫や電子レンジなどの家電製品も完備の快適仕様というギャップがたまりません。
ダイレクトカーズ「ダルビィ」
【 Drtve TRIP LOGBASE 】
【 Dartve 江ノ島 】
キャンピングカーといえば“白”というイメージを鮮やかに払拭、多くの人を集めていたのがダイレクトカーズの「ダルビィ(Dartve)」シリーズ。
サンドベージュの「TRIP ROGBASE(トリップ ログベース)」とブルーグレーの「江ノ島」の2台は、カラーリングにヴィンテージ調のロゴやイラストとのマッチングも絶妙。
「トリップ ログベース」の方は、名前の通りインテリアもまるでログハウスのような雰囲気。収納棚の内部まで壁と同じ木材で統一するなど、細部までテクスチャへのこだわりが光ります。
ミシマダイハツ「クオッカ」
多くの軽キャンピングカーが展示される中、ユニークな魅力を放っていたのが、ミシマダイハツの「クオッカ(Quokka)」。
一般的な軽バンベース車両に比べ、なんだか後部が角ばってますよね? 実は、軽バンではなくダイハツ「ハイゼットトラック」がベースになっているからなんです。積載スペースが広いうえ、軽貨物4ナンバー登録のため自動車税が安いのも魅力です。
内部には地元静岡産の「富士ひのき」材が贅沢に使用され、山小屋のような趣ある空間に。天井や床に凹凸が少なく使い勝手が良いのもトラックベースならではです。
しかも、フルフラットな床面を構成するのは、1つ1つが独立した「トランスフォーメーションボックス」。組み合わせ次第で、ダイネットモードやワーケーションスタイルなど、パズルのようにさまざまなレイアウトが可能です。
WHITE HOUSE「ベルランゴ ソレイユ POPHOT」
近年、より街乗りにフィットしたバンコンや軽キャンピングカー人気が高まっていますが、ちょうど中間のニーズをキャッチしたミニバンベースのキャンピングカーが新たな勢力として浮上。
中でも、今会場ではシトロエン「ベルランゴ」がベース車両の、WHITE HOUSE(ホワイトハウス)の「Soleil(ソレイユ)」が注目されていましたよ。
フレンチテイストのシックなミネラルグレーボディに、同色ポップアップルーフを完備。中からアクセスできるので、立って着替えたりするときも重宝します。
フルフラットになるのはもちろん、上段ベッドは荷物を置いたり子どもが寝たりするのにも便利。スライド式ギャレーを引き出せば、調理や食事の際も実にスマートです。
A to Z 「アンナ・モデルE(リフトアップカスタム)」
続いてもミニバンベースで人気を博していた車両。A to Zの「アンナモデル E(リフトアップカスタム)」は、マツダ「ボンゴバン」ベース車中泊モデルの、リフトアップカスタムバージョンです。
40mmリフトアップのほか、マットブラック塗装のオリジナルオーバーフェンダーにグリルガード、レトロなサイクルディスクホイールなど、オフロード感増し増しの足回りカスタムが実に男前。
3人掛けスマートシートを後ろ向きにしたダイネットモードや、倒してテーブルを収納したフラットモードなど、シンブル&リーズナブルに車中泊仕様を実現。
山間部のキャンプ場などキャンピングカーでは乗り入れが難しい場所も、リフトアップカスタムモデルならタフに走破しそうですね。
今年のトレンドはテレワーク・防災・ヴィンテージの3軸
テレワーク需要の増加や自然災害などの影響から、2021年には、キャンピングカー搭載装備ニーズの最上位に、発電機やソーラーパネルなどの電源システムがランクイン。(日本RV協会調べ)
東京キャンピングカーショー2022でもその傾向が反映され、高性能な電源システム搭載車両の展示ブースが賑わっていました。一方で、内外装ともにヴィンテージ調などレトロデザインの車両にも人気が集中。
今年のトレンドは、テレワーク・防災・ヴィンテージの3軸と、より多様なニーズを反映したものとなりそうです。今後も新発売のキャンピングカーをチェックマストです!