スキレット持ち手カバーの自作例・製作編
それでは実際の製作工程をご紹介!
型をとる
スキレットのハンドルを紙に型どりし、カバーのサイズを決めます。ハンドルの厚みを考慮し少し大きめにすることがコツです。
革を切る
作った型紙に沿って革をカッターで裁断します。革用の刃物などを使用すると、より仕上がりがきれいになります。切り口がきれいでない場合は、やすりで断面を整えてください。
針穴を開ける
切った革を重ね、菱目打ちで針穴を開けます。切り口から2.5ミリから3ミリの場所に穴を開けていくと良いでしょう。
菱目打ちは、穴を一つずつ重ねて穴が均等になるようにします。この時両面テープで革を貼り合わせておくと革がずれませんよ。下にゴム板を引くのを忘れずに!
縫い合わせ
糸の両端に針をそれぞれ通します。端の針穴に糸を通し、糸の真ん中に革がくるようにします。そこから次の穴に左右からそれぞれ針を通し、一縫いずつ縫製してください。始めと終わりは革の端をとおり、同じ穴に2回ずつ針を通すことで補強しておきます。糸の最後は、ライターであぶって溶かしておきましょう。
穴あけ
お好みでパンチで穴をあけてください。これがあるとスキレットをカバーごとフックで吊りさげたりすることができますね。
仕上げ
革の切り口(コバ)を磨きます。トコノールを布の切れ端などにつけ、こすって仕上げれば完成です!