アウトドアマン・写風人さんが送る“南信州の森暮らし”
長野県・駒ヶ根市に居を構える写風人さん。アウトドアと密接な日々の暮らしを綴ります。
1955年生まれ。GRIP SWANYオフィシャルカメラマン。FIRESIDE薪ストーブエッセイ著作家。2019年より南信州に移住し、薪ストーブを中心とした火のある生活を愉しんでいる。Instagramのアカウントは@syahoo_jin
買って良かった3つのアイテム
さて今回は、最近手に入れて感動したアイテムたちをご紹介します。
冒頭でも書きましたが、最近は我が家のアウトドアアイテムも飽和状態になり、新商品にはなかなか敏感にはなれていないのが正直なところ……。ですが、それでも仕事柄たくさんの道具には触れるので、その中から本当に「買って良かった!」と思える3つのアイテムたちを紹介します。
その1:「TASHIKA」OD缶
仕事柄、ほとんどが焚き火に関わるアイテムが多いので、ガスはほとんど使うこともなくOD缶のカバーにもさほど興味はありませんでした。
それが、ある日突然、出会ってしまったのです。
金属へらしぼり加工の高橋鉸工業株式会社さんが今年4月に立ち上げた新ブランド「TASHIKA」。
ズッシリくる重量感と、職人の手作業による美しい槌目(つちめ)に魅了されました。あくまでOD缶ジャケットは脇役的な存在にも関わらず、この存在感はまさに主役級。
中でも銅製品の好きな自分は真っ先にこれを選択。
ネルデザインワークスさんとのコラボ作品で、0/0とのダブルネームです。銅は経年変化による味わい深さも出てくるので、これから育てるのが非常に楽しみです。
ジャケットは10種類以上ありますが、他に選んだのがこれ。クローム銀メッキ仕上げ(右)にキラキラ輝く槌目の美しさはテーブル上でも際立ちます。
シルバー系の食器が多い方は銀メッキが似合いそうですね。左側はチタンあぶりblue。炙りを施した唯一無二のブルーが存在感を増しています。
これらはTASHIKAのロゴ入り。キャンプシーンではもちろん、部屋のインテリアとしても注目度大ですね。
TASHIKAの公式サイトはこちら
その2:焚き火用品
脇役中の脇役ですが、ないと地味に困る「火ばさみ」。
薪ストーブ・焚き火・BBQグリル・ピザ窯……と、部屋の中から野外まであっちこっちで出番があるので、我が家には多種多様の火ばさみが点在しています。
今年新たに追加したのが「サラマンダートング」。
ファイヤーサイドの「ファイヤーバード」の姉妹品として昨年登場したトングで、ロングとショートの2種類あります。
反射を抑えた美しい黒染め加工で、塗装が剥がれることはありません。また、牙のようなギザギザがしっかり薪を挟んで取りこぼしも防ぎ、自由自在に炎を操れる優れもの。
キャンプで焚き火をしているときって、意外と暇ですよね。薪割りでできた小さな木っ端でもしっかり掴めるので、ボチボチと焚き火周りの掃除もできますよ。
その3:グリップスワニーのギアバッグベスト
最後に夏に向けて新調したのが、3つ目のアイテム、グリップスワニーの「ギアバッグベスト」です。
夏はほとんどTシャツ姿になるので、スマホやメガネの入れ場所がなく、いつも困っていました。
特に自分はパンツにモノを入れないタイプなので、どうしても上着にポケットが必要……。そこで、この「ギアバッグベスト」を導入してみたのですが、本当に便利でした。
とにかくポケットが多く、両側には内ポケットが付き、後ろにも大型ポケットが2つ。
さすがに日常では全部のポケットを使うことはありませんが、アウトドアやキャンプではこの収納力は頼りになります。
また、多機能なのはポケットだけではありません。
なんと、下のファスナーを閉じるとバッグ型に変形するので、写真のようにワンちゃんの抱っこ紐としても使えてしまうというマルチっぷり。これならエコバッグなど持ち歩かなくてもいいですよね。
カラーはジェットブラック・ダークコヨーテ・ダックカモ・タイガーカモの4色展開。
グリップスワニー ギアバッグベスト
また新しい出会いを楽しみに
また本当に良いものがあればご紹介しますので、お楽しみに。さて今年の夏も暑くなりそうです。軽快に過ごしましょう。