「カッコイイ火消し壺を作ろう」の一声から企画スタート
今回ご紹介する「炭火オールラウンドボックス燼[ZIN]」の企画始動のきっかけは、良質な炭づくりを手がける谷地林業と、田中ケンさん率いるアウトドア集団「TEAMoutside」が業務連携を開始したことでした。
2021年10月には、初のコラボアイテムとなるオリジナル木炭「TEAMoutside推奨 谷地林業の黒炭」を発売。そして今回、田中ケンさんから「木炭の機能性を発揮させることができるスタイリッシュな火消し壺を作ろう!」と持ち掛けられたことから本作の開発がスタートしたんだそうです。
アウトドアスタイルのレストランをディレクションするなどアウトドア料理に精通している同氏が仕掛ける新しいギアはやはり気になりますよね!
木炭入れとグリルも1つなったたオールインワンスタイル
前置きが長くなりましたが、そんな注目アイテムの全貌がこちら。
表面には黒の耐熱塗装を施し、シリアルナンバーを記したプレートを装着したミリタリー感あふれる無骨なデザインが特徴。そして、横幅440×高さ230×奥行き150mmと従来の火消し壺よりは大きめのサイズ感となっています。
なぜこのサイズ感になっているかというと、ただの火消し壺としての機能だけでなく、出発時に木炭や薪を入れて持ち運び、現地では着火しグリルとして活躍できるように設計されているからなんです。
ここからは、その画期的な製品特徴をじっくりみていきましょう!
使い方1:炭火焼きグリルとして使う
本体底面には、2カ所の通気口と折りたたみスタンドを完備。グリルとして使用する場合は、この通気口を開けて使います。
木炭や薪をくべる内箱にも小さな空気穴がいくつも設けられており、二次燃焼を促してくれる構造となっており高い燃焼効率を発揮してくれます。
グリル調理が楽しめるように別売りで専用のロストルも用意。肉や野菜などをそのまま焼くことができます。今後も専用の鉄板など、周辺グッズは随時リリースされる予定とのことで、より充実した内容となっていくのが楽しみなところです。
使い方2:木炭の持ち運びコンテナとして
本体以外に灰受け皿、内箱、フタが付属。すべてボックス内にまとめられるだけでなく、フタと両サイドにはハンドルが配置されているので、持ち運びもしやすくなっています。
内部には谷地林業の黒炭(1.2kg)が入るスペースが設けられており、グリルとしてだけでなく木炭の収納&運搬アイテムとしても役立ってくれます。
触るとすぐに手が汚れてしまう木炭を密閉した状態で持ち運べるのはうれしいポイントですね。
使い方3:火消し壺として使い、炭を再利用
本来の目的である火消し壺として使う場合は底の本体底部の通気口を閉め、フタをするだけ。木炭は45〜60分、薪は60〜90分程度で鎮火してくれるそうです。
使用後の炭処理の手間を省いてくれるほか、消火した炭は次回に再利用が可能。残った黒炭は着火が早く、次回のキャンプやBBQでその力を発揮してくれるそうですよ。
炭や薪を無駄にしないので、経済的にも環境的にも優しいという点にも注目です。
黒炭もセットになった特別なサブスクプランも登場
ここまで紹介してきました「炭火オールラウンドボックス燼[ZIN]」は、TEAMoutsideが主催するアウトドアイベントをはじめ、田中ケンさんが運営するキャンプ場のほかオンラインショップ、アウトドアショップなどで販売中。
ただここでもう1点、面白いサービスをおこなっているんです。
それがサブスクプラン。本体とロストルが6ヶ月間定額で使えるほか、毎月1回、谷地林業の黒炭(1.2kg)が定期的に届くんです。一度お試しで使ってみたいという方に打ってつけのプランは谷地林業のEC サイト黒炭良品店での特別な企画となっていますので、こちらもぜひチェックを。
今後の展開にも注目!
火消し壺の機能はそのままに進化を遂げた「炭火オールラウンドボックス燼[ZIN]」。現在、ソロサイズの試作など、さらなる動きも始動中なんだそう。ぜひ今後も谷地林業とTEAMoutsideのタッグチームの動向に期待しておきましょう。