【ソロ】自転車に積載できる軽量モデル
まずはソロモデルの「GOSSAMER(ゴッサマー)」から。こちらは自転車キャンプのバイクパッキングにも対応する軽量モデルで、その重量はダブルウォールながら1.75kg。
モスキートメッシュのインナーテントは単体でも設営できるため、アイデア次第で様々な使い方ができそうです。
収納した状態はこちら。軽さはもちろんのこと、片手でも軽々運ぶことができるほどコンパクト。ロールトップ仕様の収納袋で、自転車のサドルバッグに入れて持ち運べる筒型の形状です。
では早速、2人はどう使うのか見てみましょう!
ミニマムなソロキャンプで使いたい!
ソロキャンプも楽しむ宿利さんらしく、コンパクトなギアで揃えたミニマムなサイトを展開。ロースタイルのテーブルとチェアで、テントの高さに目線を合わせています。
山に来たハイカー気分で、ノンビリとコーヒーを淹れたいですね。
ミニマムなサイトを構築して感じたゴッサマーの使い心地は、見た目以上に快適な室内だとか。
ボク的には天井にガイラインが張られているのがポイント高いです。これは使い勝手がいい! LEDランタンも吊せますよ。
カンガルースタイルで子どもの遊び場に!
一方、内舘さんは、ジャック・ウルフスキンのタープの下にカンガルースタイルで設営。子どもが秘密基地のノリで遊べる、セカンドテントとして使いたいとか。
メインテントの横に、こうした遊び場を作ってあげると、子どもたちだけでも楽しんでくれそうですね。
インナーメッシュだけにすれば、蚊帳スタイルのお昼寝スペースに変身。そしてオムツや着替えなどもここに収納。
このテントで遊び慣れたおかげか、なんだか家よりも熟睡してくれそうです(笑)
【ゴッサマーの総評】
「ソロキャンプデビューにオススメ!」
設営しやすくダブルウォールで快適だから、ソロキャンプデビューにピッタリ。
軽量でバックパックにも入るから、クルマがないキャンパーや自転車キャンパーにもオススメ。僕もバイクパッキングがやりたくなりました。
(宿利さん)
「ママキャンパーの味方になるかも!」
ポール2本で後はペグを打ち込むだけなので、想像以上に簡単に設営できました。これなら子どものお世話や料理の準備で忙しいママキャンパーも安心。
さっと設営して子どもを遊ばせておけば、自分の時間が作れるかも!
(内舘さん)
【デュオ】簡単設営&自立式で素早くセット可能
続いては、オールシーズンに対応する2人用モデルの「ECLIPSE II(エクリプス2)」。フライシートとインナーが一体化した自立式テントなので、素早く簡単に設営できます。
両サイドに前室があり、どちらからでもアクセスできるのも魅力。高い通気性だけでなく、デュオで使いやすいスタイルになっています。
しかもポールの色がフライシートと同じグリーンってところがまとまりがあっていいですね!
あと、前室にある小さい窓がかわいい!
収納サイズは50cm×19cmと、2人用モデルとしてはコンパクト。ファイバー製にグラスポールを採用しているため4,200gと軽量。おかげで女性でも気軽に持ち運ぶことができます。
汎用性に優れたデュオテントですが、2人はどんな使い方をするのでしょうか?
荷物がかさばる、キャンプフェスに最適!
宿利さんは、こちらもソロでの使用を想定。しかしゴッサマーと違い、キャンプフェスで使いたいとか。そのため、荷物やギアもテント内に収納できるオールンワンスタイルです。
そうすると2人用くらいが丁度いいんです。これは荷物を入れても余裕がありますね!
両サイドにある前室も効果的に活用しています。これは普通のソロキャンプでも重宝しそうなアイデア!
もう一方の前室にはシューズとゴミ箱を設置。室内も広いから、中にテーブルも置けます。
タープを使えば、親子キャンプに丁度いいサイズ!
一方、内舘さんは再びジャック・ウルフスキンのタープを上手く活かして、親子用キャンプサイトを構築。コンパクトながらテーブルと椅子もあり、かなり快適そう。
テントとタープを上手く連結できれば、雨でも快適に過ごせそうです。
2人用モデルながらドイツ人のサイズ感なので、国産モデルよりも広くて、かなり快適そうです。
親子どころか3人ファミリーでも使えるサイズだと思います。
【エクリプス2の総評】
「キャンプで早く遊びたい人向け!」
これぞテント! というべきスタンダードなモデル。自立式で簡単に設営できるから、キャンプで早くアクティビティを楽しみたいって人に最適かも。
もちろんフェスでも活躍すると思います。周りと被らなそうだし、フェスではタイムテーブルに追われることも多いですから(笑)
(宿利さん)
「親子で長く愛用できそう!」
使いやすいサイズ感もいいけど、落ち着いたグリーンも飽きないカラーリングだと思います。
長く愛用できそうだから、親子キャンプを楽しんだ後は、成長した子どもたちに受け継いでもらいたいですね。親子3代で使えるテントになるかも!
(内舘さん)
さてさて、次の最後のページではファミリー向け大型2ルームテントが登場します。ほどよい前室の広さが特徴のテントで、こだわりの強い両者ともにリアルに欲しがるレベルでした!