快適な焚き火＆調理の3箇条とは？あのブランドの新作アイテムでクリアできるぞ！（2ページ目）

条件1をクリアできるか？
火力を集中＆安定させるパーツ

まずは使用する焚き火台をご紹介しましょう。写真の焚き火台はベルモントの「TOKOBI」。ステンレス網やアイアンプレート、そして側板が付属するフルセットです（写真はアイアンプレートと側板を装着）。

メッシュの火床により空気の通りがよく、薪がよく燃える人気の焚き火台……なんですが、風の影響で炎が不安定、火力が分散することもちらほら。これはTOKOBIだけが抱える問題ではなく、多くの焚き火台に共通のウイークポイントです。

しかしこのたび、ベルモントはTOKOBI専用のオプションパーツ「チムニースクリーン」をリリース。風を防ぎつつ煙突効果を発生させ、火力を安定させます。

さっそくTOKOBIに取り付けてみましょう。

折りたたまれた状態では厚さ60mmだったチムニースクリーンは、パカッと開くだけで立体的に展開。上からTOKOBIにかぶせれば、瞬く間に設置完了。

よく見ると内壁の上部に無数の穴が見えますが、これは二次燃焼を発生させる炎の吹き出し口。壁が二重構造になっており、二次燃焼を引き起こします！

それほど風の強い日ではなかったのですが、それでも炎の様子が見事に変わりました。高温になり煙の量は少なく、煙突効果が働いて燃えっぷりも上々です。

小雀

風の影響を受けにくくなったことが、すぐにわかりましたね。あきらかに炎が安定しています。また灰や火の粉が舞ってしまう心配も軽減されました。

調理用としても活躍

小雀さんに実際に調理してもらいました。小雀さんが試したのは、大きな牛肉を使ったワイルドなBBQ。網を利用してバゲットと野菜、アイアンプレートでは肉ときのこ類を熱していきます。

小雀

炎が安定するとやっぱり調理しやすいですね。熱が四方に逃げないので、火力調整も簡単です。それに薪も節約できました。

というわけでチムニースクリーンにより、3箇条にあった条件の1つめ「焚き火の火力を安定＆集中させること」をクリアです！

TOKOBIチムニースクリーンの購入はこちら
TOKOBIフルセットの購入はこちら

条件2をクリアできるか？
でっかい収納力！だけじゃない汎用性抜群トート

3箇条の条件2つめは、「焚き火周りのギアをまとめて収納できること」。焚き火台だけでなく、トングやグローブを1つにまとめて収納できると助かりますよね。

そこで役立ちそうなのが、ベルモントから発売されたばかりの「焚き火トート」。容量たっぷりの丈夫なトートバッグで、「驚きのギミック」を備えているんです。

カラーはオリーブドラブとブラウンの2色展開。ちなみに焚き火トートはコラボで実現したアイテム。確かな強度と斬新なアイデアで人気を集めるトートバッグのブランド「Spoonful」の協力を得て誕生しました。

まずは収納力をチェック

サイズは約37.5×60cm。先ほど紹介したTOKOBIのフルセットとチムニースクリーンがすっぽり収まります。側板とアイアンプレートもサイドのポケットに綺麗に収納することができました。

また、ポンプ式の火吹き棒やトング、焚き火シートやグローブも一緒に入れることも可能。焚き火まわりのギア一式を、1つにまとめて持ち運べる抜群の収納力です。

小雀

Spoonfulとのコラボだけあって丈夫さは間違いないでしょうね。サイズや肩紐の幅もほどよく、トートバッグとしての使い勝手は文句なしです。ハードに使えるので、薪を運んでもいいと思いますよ。

隠された焚き火トートの能力

写真を見て、いったい何が起こっているのか混乱した方もいると思います。じつは、この焚き火トートは焚き火の風防としても使うことができるんです！

この状態でのサイズは高さ約60×幅186cm。スナップボタンを外すだけの簡単変形で、ポールとペグ、ガイロープまで付属する親切仕様です。

小雀

TOKOBIとのバランスでわかりますが、元がトートバッグだったとは思えない充分な大きさの風防です。これはいいアイデアですね！

3箇条の2つめ「焚き火周りのギアをまとめて収納できること」は、自身が風防というギアに変身する、まさかのトートバッグが華麗にクリアです。焚き火トート(ブラウン)の購入はこちら
焚き火トート(オリーブドラブ)の購入はこちら最後の3ページ目では、同時調理ができるようにオプションギアが活躍します。特にUL派キャンパーは必見のギアですよ！