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虫対策の秘密兵器が登場!OD缶を使った虫除けギア、その使い勝手を徹底検証(2ページ目)

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気になる使用感は?早速キャンプで試してみた

バックパッカーは本体のほかに、3枚のマットが付属します。本体にセットしたマットが加熱されることによって、虫除け効果のある薬剤が空気中に揮散され、ブユとユスリカを忌避するというわけです。

本体のサイズはW68mm×D50mm、高さが100mm。重量はたったの120gですから、荷物の負担になりませんね。

使用方法はとっても簡単!

使い方を見ていきましょう。まずは本体にマットをセットし、OD缶に取り付けます。

そしてスイッチをONにし、2~3秒待ってから、横のスタートタブをカチッカチッと何度か引き上げます。

OD缶を使うだけあって、なんだかシングルバーナーの扱いに似ていますね。

使用中に横の穴から覗き込むと、オレンジの光があることが確認できます。ここで注意してほしいのが、使用中は本体が熱くなるということ。やけどの恐れがあります。

また設置場所には注意が必要です。「うっかり触らない」「燃えやすいものの近くには置かない」「水平で安定した場所に置く」……等々、燃焼中のシングルバーナーと同等のケアを心がけましょう。ウッド天板のテーブル上に置く程度なら問題ありません。

専用の収納バッグも付属

付属の専用トラベルバッグで本体とマットをひとまとめにして持ち運べます。小型ギアはコンテナやバックパックの中で散らばりがちなので、これは嬉しい心遣いですね。

一泊のキャンプならマット3枚でOK

マット1枚あたりの使用可能時間は、最大で4時間です。最初に付属する3枚で合計12時間も使用できますから、1泊のキャンプなら十分でしょう。もちろん別売りマットも用意されていて、そちらは12枚入り。たっぷり48時間分で価格はオープンプライス(参考価格:2,640円/税込)です。

「屋内用なら60日とか保つのに……」と感じる人もいるかもしれませんが、バックパッカーを使うのは壁も天井もないアウトドア空間。虫除けの成分はその場に留まらないので、十分な量を継続して揮散させる必要があるんです。

マットの使用時間がリミットに近づくと、白っぽく変色してきます。マットを交換するときは、本体のスイッチをいったんOFFに。本体が十分に冷めていることを確認した後、新しいマットを差し込んでください。使用済みのマットが押し出され、新旧のマットを交換できます。ちなみに使用済みのマットは燃えるゴミとして処分OKです。

肌に薬剤をつけない安心な虫除け

虫除けというと、肌に塗布するスプレーや蚊取り線香を使っているキャンパーが多いことと思います。しかしスプレーは肌荒れやかぶれのリスクがゼロではないし、定期的な塗り直しが必要に……。蚊取り線香の場合はどうしてもニオイが気になりますよね。

しかしバックパッカーなら、空間自体にバリアーを作るので肌荒れなどの心配は無用、塗り直しも不要。香料無配合でほとんどニオイも気になりません。

アウトドアライクな見た目も嬉しい

機能性だけでなく、ギア感満載のビジュアルも見逃せません。

専用OD缶のカラーリング含め、一見して虫除けとは思えないほど武骨に仕上がっていますよね。テントサイトのカラーをオリーブドラブやコヨーテで統一しているキャンパーが、傍らに置いて絵になる虫除けギアなんです。

使い込んだランタンやナイフなどと並べても、まったく違和感はありませんでした。カラフルな虫除けスプレーを、隠すように収納していた過去とはお別れです。

OD缶を使わないタイプもラインナップ

バックパッカーを開発したのは、USAの虫除けブランド「THERMACELL(サーマセル)」。同ブランドからは、ガスカートリッジを使用するタイプの虫除けもリリースされています。OD缶をまったく使わないキャンパーは、そちらもチェックしてみてください。

虫対策が、ここまでスタイリッシュになるなんて

今までになかった、OD缶を使う虫除けギア「バックパッカー」。OD缶を使って有効成分を揮散するスタイルが非常に頼もしく、虫除けスプレーとは安心感が違いました。実際にブユが好む、きれいな渓流のキャンプ場で使ってみましたが、被害は見事にゼロ。

見た目も男前ですし、こういった虫除けギアを待ち望んでいたキャンパーは絶対に多いことでしょう。夏が始まる前に、ぜひキャンプ道具の一軍に加えてほしいアイテムです。

サーマセル バックパッカーの詳細はこちら

撮影協力/NONIWA

Sponsored by 住化エンバイロメンタルサイエンス株式会社

 

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