川遊びは安全第一
川の近くで遊ぶのには危険が伴います。子供と一緒に川遊びをするときは絶対に目を離さないでください。浅い川だから大丈夫と油断していると危険です。急に深くなっている場所や流れが早くなるところに子供が気付かない可能性があります。
上のイラストにあるように、浅くて流れが速い「瀬」は川底に石があって足の裏をケガしやすいです。また「淵」は、流れはゆるやかでも深くなっているので気付かずにいってしまい溺れる危険性が高いでしょう。
上に載せている警視庁発表データによると、令和2年には水難者が1,547人いたようです。うち中学生以下の子供が176人で、その割合は全体の11.4%を占めています。小学生ぐらいになれば子供だけでも遊べるからと親御さんの配慮も薄れているのではないでしょうか。未就学児童(44人[2.8%])よりも、小学生(96人[6.2%])のほうが水難者が多いのを受け止めてください。一緒に行くときだけでなく、日頃から水辺で遊ぶのには危険が伴うのをお子さんにも伝えておきましょう。
さらに悪天候・増水にも注意が必要です。天気の変化に合わせて川の水位や流れは急変します。特に水難事故は多発するスポットがあるため、遊ぶ予定の川にもないか確認しておくと良いでしょう。「全国の水難事故マップ」(公益財団法人 河川財団)から確認できます。また水位や洪水予報は国土交通省が管理している「川の防災情報」でチェックが可能です。どちらも事前に・こまめに見ておくのをおすすめします。
キャンプでの川遊びはまず準備から!
関東・関西圏で川遊びができるキャンプ場を17施設紹介しました。泳ぐのはもちろん、釣りやキャニオニングなどのアクティビティにも挑戦してみてもいいかもしれません。
ただし安全に遊ぶためには、天気予報や危険な場所のチェックなど、準備が重要なのも忘れないでください。特に準備物を気にされる方も多いでしょう。下にポイントをまとめ、さらに詳しく解説した過去記事も載せています。お子さんの服装にくわえて、いざというときのために救助用具などと一緒にキャンプや川遊びに出かけましょう!