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こんな使い方あったんだ!より効果を発揮するタープの使い方3選(2ページ目)

レクタタープの2枚張り

レクタタープの2枚張り

まずは、レクタタープの2枚張り。ごくごく当たり前のことですが、タープは一枚で構成されています。大きなタープは、ファミリーからグルキャンまで使用できる反面、ソロや父子だと大き過ぎるので小さなタープも欲しくなっちゃいます。こんな時、大きなタープを分離して小さなタープにできれば便利なのですが、残念ながらそうはいきません。

そこで小型の同じ形状のタープを2枚張ることで、中型サイズの分割式タープにしちゃったわけです。

小型の同じ形状のタープ

ソロ〜父子の時は1枚で、ファミの時は2枚張りでといった具合に使い分けています。

でっかいのもちっちゃいのも買えれば一番良いのですが、当時は欲しかったでっかい版(タトンカ1TC)の国内正規販売が無く、並行輸入品は高かったとういう裏事情もアリこうなりました。周囲の状況から風向きを読み、2枚重なる部分のズレ防止を考慮するなど設営には工夫が必要になりますが、それも妄想族な私にとっては溜らない時間の一つです(笑)。

あと乾燥撤収できなくて自宅で乾燥させる場合、大きなタープと違い分割(?)できるので、集合住宅の我が家の狭いベランダでも干せちゃう所もポイントです。

タトンカ2TCを1.5枚張りに

タトンカ2TCを1.5枚張り

タトンカ2TCを1.5枚張り内側

次に、同じくタトンカ2TCを1.5枚張りしたのがこちら。これは、西側の眺望が良いサイトにソロキャン行った時、普通に1枚張っただけでは西日がきつくて、庇部分を長くするため使用しました。もちろん2枚重なった部分は遮光性も2倍に(なハズ)!レクタタープは長方形の単純な形状のため、重ねても違和感があまり無く、遠目には分からないのが良いですね。

2枚重ね、という手も

UL仕様のナイロン製2枚重ね

あと2枚張りは2枚張りでも、2枚重ねて張ったのがこちら。UL仕様のナイロン製の薄いタープは、取扱が楽な反面、遮光性があまり期待できません。そこで2枚重ねて張って、遮光性アップを狙ったのがこれです。

たまたまチーム内で友人二人が同じものを所有していて、その場のノリでやりましたが、これがかなり効果的で、夏の暑い日差しもばっちり防いでくれました。普通、異なるタープだとガイラインを張る方向が異なるので、パリッと張るのは難しいですが、今回は同じタープと言うことで綺麗に張れました。

ちなみにタープは、レッドがHilleberg Tarp 20ULグリーンがHillebergeのTarp 20XPです。100% Silicone(シリコーン)で加工され経年劣化がほとんど無い上、軽くコンパクトに収納でき高い引き裂き強度を誇るタープです。

ただし、生地が薄い分、擦り傷や刺し傷にそれほど強くは無い印象を個人的には持っており、サイトに砂利や鋭利な木の枝などが落ちている場合は要注意だと思います。設営時や撤収時、くれぐれも地面の上に置いた幕に乗ったり、生地を踏んだりしない様に気をつけましょう!万が一穴が空いた場合は、通常のテント補修材では接着できないため、シルナイロン専用の補修セットが必要になります(手軽に入手可能な物で補修する方法もありますが、それはまた別の機会に)。

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