本場フィンランドから取り寄せたトレーラーサウナを完備
宿泊客から特に好評というのが、サウナの本場フィンランドから取り寄せたトレーラー型の薪サウナです。
定員大人4名のコンパクトなサイズなので、公衆サウナとは違ったプライベート感を満喫できます。
そして、もちろんサウナからもこの景色!
テントの中から眺める富士山も最高ですが、プライベートサウナから眺める富士山は、まさに贅沢の極み。
“体験”がコンセプトのアブラサスホテル富士河口湖には、お世話をしてくれるスタッフは常駐していません(チェックイン/アウト時のみスタッフとやりとり)。よって、サウナに必要な薪も自分たちで割っていきます。
広葉樹、針葉樹がそれぞれ用意されていて、着火用の道具も一式完備。「暖まるまでは時間がかかるので、明るい時間に火を点けておきましょう」とのこと。
約1時間後、室温が80度に達したところで自称サウナーのロッシが入室。ロウリュもやりたい放題です。
ロウリュって、公衆サウナだと自分のペースでできないんです。周りの人がどうしても気になるんですけど、ここはかけ放題。最高ですね……!
とご満悦の様子。
サウナを出てすぐ隣にあるのが二槽式の大きなバスルーム。豊富な富士山の地下水は水温も低く、この日はなんと10度!
水風呂は20度前後が平均的なのですが、この温度はマニアにはたまらない冷たさですね。いやー、キクーッ(ロッシ)
ととのったら、広いバスルームでチルアウト
広いバスルームはととのった後のリラックスタイムにも最適。バスルームにはハーブやアロマも揃っていて、好きな香りを調合してオリジナルバスソルトを作ることも可能です。もちろん、富士山を眺めながら。
キッチンに設置されている業務用の製氷機には、水風呂の温度を調整するための氷がたっぷり用意されています。
持ち込んだお酒をワインクーラーで冷やしておけば、最高のチルアウトタイムに。
調理は自分たちで行うプリペアードスタイル
アブラサスホテル富士河口湖では、調理も体験のひとつ。「他人と会わない」というプライベートに重点をおいているため、自分たちで行うプリペアード(下準備済み)スタイルです。
キッチンの棚には調理に必要な道具が一式揃っていて、使ったあとは専用のボックスに入れるだけ。洗う必要はありません。
食材は、大きな業務用の冷蔵庫の中にプリペアードのものが用意されています。料理ごとにトレーが分かれているため、どの材料を使うのかは一目瞭然。
ちなみにドリンク類の用意はないので、お酒やソフトドリンク持ち込みは必須となります。
用意された夕食のメニューはアペタイザー(燻製)、野菜スープ、グリル、土鍋ご飯の4種類。
レシピには時系列に手順の詳細が書かれているので、これに沿って進めていけば4品が同時にできあがるというわけです。
ゲストが行うのは簡単な下処理。あとは、焼く、煮る、燻すといった最後の工程が中心です。
料理があまり得意ではないけど、レシピ通りに進めるだけなので簡単。包丁も一切使わずにできるので、楽しいですね(まいまい)
バーミキュラを使った無水鍋の野菜スープは地元の野菜をふんだんに使用。栄養が凝縮されたスープには、用意されている24種類のスパイスを調合して自分好みの味を見つける楽しさもあります。
溶岩プレートを使ったグリル料理は、鶏肉や野菜をのせるだけ。遠赤外線が食材の旨味をしっかりと閉じ込めるので、大きなチキンがとにかくジューシー。美味しくいただきました。
すべてが下準備されているので難しいことはないのですが、サウナにゆっくり入りすぎたせいで、時間が押してしまいました(笑)。限られた時間なので、あらかじめ時間配分をしておくといいかもしれませんね(ロッシ)