アルコールストーブの魅力
軽量で持ち運びやすい
燃料が世界中で手に入る

そんなのどこに売ってるの?実は薬局に行けば大抵手に入るんですよ!世界中で手に入れやすいのも魅力です。小分けに持ち運べる容器も一緒に用意するのもおすすめです!
寒さに強い=アルコール>ガスは本当?

オートキャンプなどでは火力調節もできガスバーナーの方が利便性があるかもしれませんが、どちらにするかはお持ちのギアの燃料と合わせることをおすすめします。
ギア感
ではなぜアルコールストーブは多くのファンを魅了するのか、それはアルコールストーブのもつギア感が1つの理由かもしれません。精巧なつくりのアルコールストーブから生まれる美しい炎にロマンを感じる人もいることでしょう。
自作もできちゃう!

アルコールストーブの自作例をご紹介
アルコールストーブ自作例その1
マカの元気!アルコールストーブ
コンビニなどで手にはいるマカの力、ウコンの力サイズの100ml入るアルミ缶で簡単にアルコールストーブを作ることができます。マカの力はラベルが簡単に剥がせるので、完成品の見栄えがよくおすすめです。
<作り方例>

画像のように本などで高さを調節しカッターを固定してください。アルミ缶をカッターの刃に押し当てながら回していきましょう。
缶を根気強く回していくと、カッターの刃が缶に貫通する時がきます。貫通した箇所から手でアルミ缶をゆっくり割いていくと缶の切断が完了!

切断したアルミ缶はハサミで簡単に加工することができます。ハサミで切って高さを調節し、上下それぞれのパーツの高さをそろえましょう。
高さを調節したら切断面はやすりをかけておきます。


アルコールストーブの火力は構造、穴の大きさ、穴の数などに影響を受けます。写真では28個の穴を開けています。


6,アルコールを真ん中に注ぎ込み、ライターなどで火をつけます。しばらくそのまま火をつけていると副室内が加圧され、横の穴からアルコールがでるようになります。そのアルコールガスに着火すれば本燃焼のはじまりです。ストーブの上にコッフェルやシェラカップを置いてお湯を沸かすことができます。

アルコールストーブ自作例その2

もっと簡単に自作を試してみたい!そんな人には燃料のもちは良くはありませんが、こんな方法はどうでしょう。

上記を同じ方法で切断できます。


アルコールストーブ作成時の注意

気をつけていても不意にアルコールが飛び散ったり、容器に穴があいていて気づかぬうちに炎が広がっていたり、予想より大きな炎があがってしまったり、といったトラブルはつきものです。必ずまわりに燃えるものがない場所でテストを行ってください。
写真は作業机にできてしまった焦げ跡です。大きな缶の中やコンクリートの上で作業するなどの対策を!
2、消化用の水、濡れタオルを用意!
不意に炎が広がっても、すぐ消化できるように準備をしておいてください。火が広がってからでは間に合いません。
3,カッター、アルミ缶に注意
刃物やアルミ缶の切り口で手を切らないよう気をつけましょう!特にアルミ缶の切り口は非常にするどく指を切ってしまうことがあります。切り口の処理も入念に行ってくださいね。
アルコールストーブを自作して楽しもう

自分のお気に入りのアルコールストーブをザックに忍ばせて、キャンプやハイキングに出かけてみてください。手のひらに収まるこのギアにどんどん魅せられてしまいますよ!