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人気ショップ「スタポ」に取材!今売れてるギア3選、これから来るブランド2選

人気のアウトドアセレクトショップに人が集まる理由……それは、普通のお店には置いていないレアなアイテムや最新のアイテムがあるから!

今回は「スタポ」の愛称で親しまれているあの人気店に、今売れているキャンプギアとこれから人気が加速しそうな注目のブランドについて取材してきました!

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目次

 人気のアウトドアセレクトショップに取材!

人気アウトドアセレクトショップ「スタンダードポイント」

キャンプの道中、ふと立ち寄りたくなるご当地のアウトドアセレクトショップ。キャンプ人気とともに、各地域に個性的なショップが年々数を増やしています。その中でも人気のショップは、他には置いていないようなものや最新のアイテムをいち早く入荷。キャンプギアのトレンドの一端を担っています。

今回は、そんな人気のセレクトショップで今何が売れているのか、どんなアイテムがこれから人気が出るかを教えていただきました。行き先は、「スタポ」の愛称でお馴染みの山梨県河口湖エリアのショップ「スタンダードポイント」です。

富士山エリアの名店「スタンダードポイント」

人気アウトドアセレクトショップ「スタンダードポイント」

河口湖インターから10分程の場所にある大型商業施設「フォレストモール」にある「スタンダードポイント」。西湖や本栖湖、朝霧方面のキャンプ場に向かう方が、スーパーでの買い出しついでに立ち寄れるありがたい立地にある人気店です。

人気アウトドアセレクトショップ「スタンダードポイント」

2021年に店舗を大きくするためリニューアルオープンし、より商品が見やすくなった広々とした店内。定番のアイテムから、人気のガレージブランドのギア、海外ブランドまで幅広く揃うセレクトが魅力です。

キャンプの準備で買い忘れがちな消耗品や、修理キットなどのメンテナンス系のパーツも取り揃えているので、いざというときにも助かりますね。土日は朝7時からオープンしている点も心強いポイント。

人気アウトドアセレクトショップ「スタンダードポイント」のオーナー長田さん

今回取材に応じてくれたのは、オーナーの長田孝洋(おさだ たかひろ)さん。

自身の経験したアウトドアの楽しさや、感動を多くの方に届けたいという思いから、2018年に「スタンダードポイント」をオープン。自身のキャンプや、お客さんとのコミュニケーションの中で得たヒントをもとに、本当に使えるアイテムを日々吟味しています。

 「スタンダードポイント」で今売れているキャンプギア3選

人気アウトドアセレクトショップ「スタンダードポイント」

店内には、所狭しとキャンプギアがずらり。今回はその中でも、最近特に売れているアイテム3つをショップオーナーの長田さんにピックアップしてもらいました。

キャンプついでに立ち寄るキャンパーさんに人気のアイテムとは?

その1. ミニマルワークスの「インディアンスツール」

ミニマルワークスの「インディアンスツール」

最初のアイテムは、人気アウトドアブランド、MINIMAL WORKS(ミニマルワークス)の折りたたみスツール「インディアンスツール」。同ブランドが得意とする強度の高いアルミ素材を生かしたコンパクトなチェアです。

 

MINIMAL WORKSとは?
テントやキャンプファニチャーを中心に幅広くキャンプアイテムを展開する韓国発のアウトドアブランド。感度の高い人気セレクトショップを中心に取り扱われ、近年人気が拡大中。ヒットアイテムは、シェルターテント「Vハウス」や折りたたみ式ラック「インディアンハンガー」など。

 

ミイマルワークスの「インディアンスツール」

まず最大の特徴はコンパクトに収納できる点。

本体は、丈夫なジュラルミン製フレームとポリエステル製シートの2パーツで構成されており、付属の収納バッグに収めると直径10センチ、長さ33センチと、2リットルのペットボトルほどのサイズになります。

重さは676グラムで、500mlのペットボトルより少し重いぐらいです。

ミニマルワークスの「インディアンスツール」

「インディアンスツール」は軽量コンパクトなだけでなく、座り心地も良い作りになっています。

その秘訣は、程よく伸びるポリエステル素材のシートとその形状。スツールを横から見ると足側が背中側よりも高めに作られています。それにより、小さいながらも、尻だけでなく太ももの途中までサポートされ、座り心地が確保される仕組みです。

ミニマルワークスの「インディアンスツール」

カラー展開は、ブラック、ベージュ、グレーの3色展開。税込価格は10,450円です。ぜひ実際の座り心地をスタポで試してみてくださいね。

スツールとして座る、メインチェアの足置きとして使う、ちょっとした物置にするなど、使い勝手のいいアイテムです。お子さん用のチェアとして購入される方も多く見られます。

とにかくコンパクトになるので、キャンプはもちろん、野外フェスや釣り用の椅子としてもおすすめですね。(オーナー長田さん)

ミニマルワークス インディアンチェア

●サイズ: 使用時:(約)幅52×奥行38×高さ42.5cm 収納時:(約)幅33×直径10cm ●重さ:約676g ●耐荷重:約120kg ●素材: スキン:ポリエステル フレーム:ジュラルミン

その2. シムクラフトのカスタム天板「T.G.F.」

シムクラフトの「T.G.F.」

続いてのアイテムは、人気ガレージブランドShim.Craft(シムクラフト)の「T.G.F.」。こちらは単体で使うものではなく、ヘリノックス社の折りたたみ式テーブル「テーブルワンM」に取り付けるカスタム天板です。

 

シムクラフトとは?
Instagramの人気キャンパー・しもぞー氏(@shimozoooooh)が設立したアウトドアガレージブランド。同氏がデザインしたハイクオリティなキャンプギアの設計図をSNSで無料配布したことから注目が集まり、ギアの販売を開始。現在では、人気ブランドの仲間入りをし、そのアイテムはいずれも入手困難な状態。

 

実際に「テーブルワンM」のフレームに取り付けるとこのような外観に。

しかし、この状態では天板にぽっかり穴が開いており、テーブルとして使えません。実はこのフレーム、スノーピーク社の拡張式テーブルシステム「IGT」シリーズの寸法と同じに作られているので、それらのアイテムが使えてしまうのです。

シムクラフトの「T.G.F.」

おすすめの使い方は、スノーピーク社の「フラットバーナー」との組み合わせ。「テーブルワンM」がロースタイルで使い勝手のいいバーナーテーブルに変身します。

他にも同規格の他のアイテムを取り付けたり、天板を自作したりなど、自分のスタイルに合わせてさまざまな使い方ができるカスタム派に大人気のアイテムです。税込価格は22,500円。

最近はこういったカスタム用のアイテムがベースとなるアイテムとともに売れています。人と違うものが欲しいとか、もっとキャンプスタイルに自分の色を出したい方が増えているのかなと。見た目だけでなくとても機能的なので、初心者にもおすすめです。(オーナー長田さん)

T.G.F.の詳細はこちら

その3. ARBI productsの「アンバーグローブ」&「ブルーグローブ」

ARBI productsの「アンバーグローブ」

3つ目のアイテムは、人気のLEDランタンに適合するカスタムグローブ、SRBI products

の「アンバーグローブ」と「ブルーグローブ」。

こちらは、ゴールゼロ社の人気LEDランタン「ライトハウスマイクロ」や、レッドレンザー社の「ML4」に取り付けて使うカスタムパーツです。

ARBI productsの「アンバーグローブ」

オレンジカラーの「アンバーグローブ」は取り付けることで、灯りの色を変えるだけでなく、光がノーマルの状態よりも虫が集まりにくい波長になる優れものです。

「ブルーグローブ」は防虫効果はないですが、夜に自分のサイトを見分ける目印や、照明のアレンジに使えます。税込価格は1,560円〜1,960円。

LEDランタンのカスタムパーツは依然として人気が高いです。特に「アンバーグローブ」は、虫が集まりにくくなる効果があるので、春夏のキャンプに最適。今後のLEDランタンはアンバー機能付きがトレンドになりつつあります。(オーナー長田さん)

アンバーグローブの詳細はこちら

これから来る!まだまだ知られていない要注目ブランド2つ

オーバーランドスペックアウトドアーズのアイテム

スタンダードポイントの人気の秘訣は、他ではなかなか扱っていない新ブランドにいち早く目をつけ入荷していること。

今回は、最近入荷されたまだまだ知られていない要注目のブランドを2つをアイテムとともに紹介していただきました。

その1.クルマでの冒険旅に特化したブランド「OVERLAND SPEC OUTDOORS」

オーバーランドスペックアウトドアーズ

最初のブランドは、OVERLAND SPEC OUTDOORS(オーバーランドスペックアウトドアーズ)。近年日本でも人気を伸ばしているの注目のクルマ旅のスタイル「オーバーランディング」に特化した日本発の新しいアウトドアブランドです。

 

オーバーランディングとは?
オーストラリアをルーツとする南アフリカや欧米で人気のクルマ旅スタイルのひとつ。宿泊地を決めず、クルマできのみきのまま大自然を旅するのがオーバーランディングの楽しみ方である。そこで使われるクルマの特徴は、快適かつ手軽にキャンプを楽しむために、ルーフテントやサイドオーニングなどを備えていること。

今アツい!足場台カスタムに欠かせない「アウトフィットポーチ」

オーバーランドスペックアウトドアーズの「アウトフィットポーチ」

オーバーランドスペックアウトドアーズが得意とするのは、丈夫なアウトドスペックのファブリックを使ったバッグなど。

こちらの「アウトフィットポーチ」はポケットやものの吊り下げができるモールがついた、一見普通のスタイリッシュなポーチですが……

オーバーランドスペックアウトドアーズの「アウトフィットポーチ」

このように、一般的な足場台のサイドに取り付けが可能。こちらの足場台は、元々長谷川工業から発売されているHASEGAWA製「DRXB-0752a」という製品で、税込価格は12,650円。

工事や洗車に使われる足場台ですが、最近はおしゃれなものも多く、サイドテーブルやクーラーボックスやジャグをのせる台としても便利なので、キャンプでの使用も増えています。さらにこちらのポーチをセットすれば、足場台をオトコマエなキャンプギアにカスタムできます!(オーナー長田さん)

アウトフィットポーチの詳細はこちら

長谷川工業 DRXB 0752a 足場台

●サイズ: ・天板高さ/ 52 (cm) 天板寸法/ 70×30 (cm) ・脚立オープン時/ W39 × D100 (cm) ・脚立クローズ時/ W39 × D73 × H17 (cm) ●重量:4.0kg ●素材:アルミ合金 ●最大使用質量:100kg

SUVの背面タイヤに収納をプラスできる「トラッシュバッグ」

オーバーランドスペックアウトドアーズの「トラッシュバッグ」

こちらも、オーバーランドスペックアウトドアーズの人気アイテム「トラッシュバッグ」一見どでかいバックパックに見えますが、オーバーランディングスタイルのキャンプをより快適にするアイテム。

オーバーランドスペックアウトドアーズの「トラッシュバッグ」

SUV車の背面タイヤに取り付けられるようになっており、車内に積載したくないゴミや、濡れたテントやタープなどを入れるのに役立ちます。税込価格は20,460円。

キャンプ場によってはゴミは持ち帰るルールになっている場所もあります。でも車の中に匂いの強いゴミや、液ダレが怖い缶ゴミを車内に置きたくないですよね? そんなときにこれがあると便利です。(オーナー長田さん)

トラッシュバッグの詳細はこちら

その2.人気テントブランドが本格上陸!「BACKCOUNTRY」

バックカントリーの「オリソン」

最後に紹介するブランドは、韓国初の本格テントメーカー、BACKCOUNTRY(バックカントリー)です。

高品質なポールやファブリックを使用した、耐久性の高さと、スタイリッシュなデザインを兼ね備えたハイクオリティなテント作りが定評。にもかかわらず、同サイズ同形態の他のブランドのテントに比べて値段が抑えられており、コスパの高さが光っています。

感度の高い日本のユーザーからの評判も良かったため、今年から一部のショップを中心に本格上陸。この春要注目のブランドです。

ちょうどいいサイズのハイスペックドームテント「オリソン」

バックカントリーの「オリソン」

こちらのドームテント「オリソン」はバックカントリーの定番モデル。設営のしやすさにくわえて、高級テントブランドでも採用されているYUNAN社の丈夫なジュラルミンポールを使用しており、耐久性も抜群。

高さは168センチ、床面サイズ320×310センチで最大5人分のシュラフが並べられるサイズ感。オプションには、夏に便利なメッシュ窓や、景色を楽しめるウレタン窓、インナーテントが用意され、それらを組み合わせれば、オールシーズン快適に使えます。価格については未定。

このサイズのドームテントは設営も楽なうえ、居住性も高いので使い勝手がいいですね。入口が大きいので、中から景色も楽しめます。小型のテントを中に入れるカンガルースタイルもおすすめ!(オーナー長田さん)

最新のアイテムは「スタンダードポイント」にある!

人気アウトドアセレクトショップ「スタンダードポイント」

他のショップではなかなか置いてないレアなアイテムから、用意し忘れがちな消耗品まで、幅広いアウトドアアイテムが揃う「スタンダードポイント」。

大型スーパーでの買い出しついでや、キャンプの帰りに立ち寄って、キャンプの装備を整えましょう!

 

店舗情報「STANDARD point(スタンダードポイント)」

〒401-0302 山梨県南都留郡富士河口湖町小立8017-1 フォレストモール 富士河口湖 D棟

営業時間:月木金10:00~18:00、土日7:00~18:00
定休日:火水
電話:0555-68-9072
公式インスタはこちら

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