検証時の状況は以下のとおり
注ぎ口から湯気が立ち上りはじめたところで、いったんフタをオープン。開けてみると麦茶がフツフツ。ここで計測ストップです。
沸騰までの時間はおよそ6分という結果に。1.1Lで6分なら結構早いですよね。筆者が家で使っている電気ポットは同量で約5分くらいだったので、それを踏まえると比較的「早く沸く」といえるのかなと思いました。
ステンレスは保温性にも長けているので、冷めにくいのもグッドポイントですね。
そしてなにより、「フラットケトル」は横からのシルエットも美しい……!
シンデレラフィットするアイテムを発見
今回ご紹介している「フラットケトル」に合う茶こしがあるといいなぁと思い、ギアボックスをガサゴソ。するとありました、見事にシンデレラフィットするやつが……!
ダイソーで購入したステンレス製の「シェラカップ用ザル」です。
しかもフタまでハマります。このフィット感、気持ちよすぎる……! ただしメーカー側が推奨している使い方ではないので、使用の際は自己責任となりますが、これがあると煮出した後に麦茶パックが取り出しやすくなるので、めちゃくちゃ楽なんですよね。
注意したいポイント
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。それでは最後に、使っていて気になった点もまとめておきます。
ハンドルはロックできない
ハンドルはロックできない仕様なので、縦置きにするとハンドルが開いてしまうことがあり、カチャカチャ音がちょっと気になる……。ということで、ゴムバンドを併用。縦置きする際はおすすめです。
ゴトクの大きさに注意
「フラットケトル」は底面の幅が22.5cm(実測値)と広いので、それなりにゴトクも大きくないと不安定で危険です。ゴトクが小さい火器には使えないなと思いました。
ちなみに今回使用したSOTOの「フュージョンST-330」のゴトクは直径14cmほどですが、安定して使えました。ガスバーナーで使用するときは、ゴトクが大きくケトルを載せても安定する火器で使ってください。
焚き火には使えない
本体自体の耐久性はあるものの、ハンドルの素材が熱で変形してしまうのと、注ぎ口にフタがないので焚き火には不向きです。
対応している熱源は、ガス、IHヒーター、シーズヒーター、ハロゲンヒーター、ラジエントヒーター。また取扱説明書には「ストーブやその他一般暖房器具のうえでは使用できません」と記載があるので、安全のためにも守りましょう。
これならケトルの出番が増えそう
コーヒーをドリップしたり、麦茶を煮出したり、暖かいスープを作ったり。湯沸かし用のケトルはキャンプで重宝するアイテム。
一度にたくさん沸かせるケトルを探している人、持ち運びをスマートにしたい人、IN&OUTでカッコいいケトルを使いたい!という人は「フラットケトル」が最適解かもしれませんよ。
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