食材のカットに盛り付けに!便利なカッティングボード
食材をカットするだけではなく、お皿のように料理をおしゃれに盛り付けられるカッティングボード。カッティングボードと聞くと「=まな板」と思う方もいるかもしれませんが、違いをご存知でしょうか?
カッティングボードとまな板の違い
主な違いは使われる木材。まな板は刃こぼれしないよう柔らかい木材が多く使われる一方で、カッティングボードはハードなナイフにも負けないよう堅い木で作られているものが一般的です。
とは言えカッティングボードに使われる木材にもいろいろあり、特徴も様々。この記事では意外と奥深いカッティングボードについて、選び方をはじめおすすめ商品をご紹介します!
選び方① 素材
カッティングボードは木製が主流ですが、木材の種類も様々。風合いも実用性も違っててくるので、自分好みのアイテムを選べるよう素材の特徴に注目してみましょう。
衛生的に使いたいなら「オリーブ」
オリーブは包丁の傷が付きにくく抗菌性も高いため、衛生的に使いたい人おすすめ。のせる食材はどんなものでも相性が良くオールマイティに活躍してくれるほか、高級木材のひとつでもあるので、硬く丈夫であることも魅力です。
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樹齢200~300年の厳選されたオリーブウッドが使われたカッティングボード。全長があるため多くの食材を切ったり盛り付けたりできます。天然素材の風合いも食卓にはぴったり!
波型がユニークなカッティングボード。ひとつひとつ手作りされた一点もののため製品ごとに木目も違い、自分だけのカッティングボードとして愛着も沸きそうです。
おしゃれな見た目がいいなら「アカシア」
濃淡がはっきりした独特な木目が特徴的なアカシアは、丈夫で腐りにくいので水回りでの使用も安心。木目の濃さから、ローストビーフやオードブルなど見た目を際立たせたい料理に向いています。
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取手付きでシンプルなカッティングボード。20mmと厚みがあるため、熱いものをテーブルの上でカットするのもOK。木目もきれいで、キッチンのインテリアにもなりそうです。
片面に溝が彫ってあり、水分を含んだ食材のカットや盛り付けができるカッティングボード。サイズ感も大きいため、たくさんの食材を切ったり盛り付けたりできます。
長く使いたいときは「オーク」
耐久性の高いオークは長く愛用したい人におすすめ。他の木材に比べて白っぽく木目も控えめで、どのような食材ともマッチし、なかでもパンやフルーツなどナチュラル感を演出したい食材の盛り付けに最適です。
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テーブルやチェアなど家具にも使われるオーク材は、リビングテーブルとの相性も◎。天然木をハンドメイドで加工しているため、木目やフチのデザインも一点ずつ違う味わいがあります。
触り心地とエコ視点なら「ラバーウッド」
ラバーウッドは、樹液が出なくなったゴムの木を使ったエコ素材。肌触りが滑らかで、包丁などにも優しい材質が魅力。パンやケーキの盛り付けにも向いていますよ。
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両手持ちタイプのトレイのようなカッティングボードで、サイズも大きいため多くの食材をカットしたり盛り付けたりできます。ボリュームのあるパンをサーブするのもおすすめです。
リンゴをかたどった可愛らしいデザインが特徴。キッチンやテーブルで使うとカフェのような雰囲気が出ます。カッティングボードとしてはもちろん、鍋敷きにもおすすめですよ!
お手入れがしやすい「イチョウ」
白色に近いイチョウは軽くて水捌けが良いため、お手入れが楽。柔らかく刃当たりも良いので、まな板としても使いたい方におすすめです。木目も控えめでどんな料理を乗せても相性抜群!
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持ち手も本体も個性的なこちらは、いちょうならではのキメ細かい木肌で包丁やナイフで切るときもなめらか。油分が多く撥水性も良く、乾きが早いのも特徴です。
一般的なまな板をひとまわり小さくしたようなサイズ感で、食材をひとつずつ丁寧にカットしたいときにおすすめです。
木材ごとの特徴を見たところで、次の選び方のポイントは「サイズ」。大中小様々なバリエーションがありますが、どう選び分けたら良いのでしょうか?
選び方② サイズ
お肉やサラダなどボリュームのあるメニューは大きいサイズを
カッティングボードはお皿と違って縁がないため、食材と同じくらいの大きだと料理がこぼれることも。ソースがこぼれやすいローストビーフや葉物が落ちやすいサラダなどに使う場合は、のせる量に対して大きめのサイズを選ぶと良いでしょう。
また、肉や魚は肉汁や油などが流れないようできるだけ中央に配置することがコツです。
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幅が35cmと広く、奥行きも25cmあることからゆとりを持って食材のカットができます。厚みもあるため、丈夫で長持ち。持ったとき手にフィットしやすいよう、サイドはカーブされています。
前菜系は小さめを
チーズやオードブルなどの前菜系は、汁漏れの心配も少ないため小さめでもOK。メインで大きいカッティングボードを使う場合はテーブルのスペースを取ってしまうので、できるだけ小さめを選ぶとスッキリ置けますよ。
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サイズに迷ったら……セット品を選ぼう
セット品ならば使用シーンに合わせて、さまざまなサイズのカッティングボードが使えて効率的。単品で購入するときにサイズに迷ったら、セット品を購入して使い分けてみましょう!
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見た目が可愛らしいハートとリンゴのカッティングボードセット。抗菌効果の高い檜の無垢素材採用で、衛生的に使えます。
選び方③ 快適度が上がる+αの機能にも注目
表と裏で使い分けできるリバーシブルモデルも便利!
中には表と裏どちらも使えるリバーシブルタイプも。フチありの表面は肉や魚専用、裏は野菜など使い分けることで汚れや劣化を抑えられます。
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カッティングボードやランチトレイとして使える2in1アイテム。丈夫な天然アカシア素材で熱い料理も気兼ねなくのせられます。
チーク材を使ったカッティングボードで、耐久性の高さと水濡れの強さが特徴。食材を盛り付ける際に安定しやすいよう、裏面がウロコ状に加工されています。
アウトドアなら取手付きや折りたたみタイプが◎
アウトドアシーンでは、持ち運びが便利な取手付きや折りたたみタイプがおすすめ。折りたたみタイプは内側に包丁やナイフを収納できるものもあり、効率よく荷物を減らせますよ。
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取っ手だけではなく外周に溝が付いていることから、水分や油分が周りにこぼれにくい仕様。大きめのサイズで、大人数のアウトドアにもピッタリ!
清潔に使うためのお手入れ方法は?
最後にカッティングボードをいつでも清潔に使うために知っておきたいお手入れ方法をチェック! 洗い方や保管方法をまとめます。
カッティングボードのお手入れ方法
樹脂製に比べてカビやすい木製のカッティングボードはこまめなお手入れが重要。とくに使用後は放置せず、できるだけ早く洗うことがポイントです。
油分を含まない食材をのせただけであまり汚れていないようなら、洗剤を使わず水洗いでOK。洗った後は乾いたタオルや布で水分を拭き取り、風通しの良い場所に立てて置いておきましょう。完全に乾かすことが大事です!
乾かすときはまな板スタンドがおすすめ
お手入れ後にカッティングボードを立てて乾かすときは、スタンドを使いましょう。壁に立てかけるよりもすっきりと収納できますよ。
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複数のカッティングボードを収納できるスタンド。カッティングボードだけではなく鍋のフタなども収納でき、キッチンにあると何かと便利なアイテムです。
ニオイが気になるなら……レモン汁を使う
ニオイやぬめりが気になるときはレモンを半分にカットし、果肉がついている面でカッティングボードに円を描くようにしましょう。その後水で洗い流して熱湯消毒をし、しっかりと乾燥させると臭みが取れることもあるのでお試しを!
ツヤが足りなくなってきたら……オイルを塗る
購入当初に比べて表面のツヤがなくなってきたら、オイルを塗るとツヤが戻ってきます。食用油でも大丈夫ですが、オリーブオイルなどの植物油のほうがカッティングボードに馴染みやすいためおすすめです。ムラなく表面に塗ったら乾いた布やキッチンペーパーで余分な油を拭き取れば完了!
カッティングボードを使って、みんなどんな盛り付けをしてる?
料理をのせるだけサマになる便利なカッティングボードですが、こだわると意外と難しいもの。誰でも簡単におしゃれなコーディネートができるよう、最後に盛り付けパターンをいくつかご紹介します!
カッティングボードを使ったおしゃれな盛り付け
サンドウィッチとポテトでカフェ気分
サンドウィッチやポテトをカッティングボードにのせてプレートにアレンジ。飲み物も用意すれば、カフェで食事している気分になりますね。
スキレットをそのまま乗せてもOK
カッティングボードの厚みがあるのであれば、調理直後のスキレットをそのままのせてもOK。スキレットと木製カッティングボードでアウトドア感あるテーブルコーディネートになりますね。
ボリューム満点の肉プレート!
家族や大人数で集まったときは、大きめのカッティングボードにラムチョップなどを大胆に盛るのもおすすめ。外周に溝があるものを選んで、肉汁などがこぼれないようにしましょう。
おつまみセットでバー気分
おつまみを盛り付けるときは、チーズやハムなどさまざまな種類を少量ずつ盛り付けましょう。チーズにオリーブにサラミなどできるだけ多くの種類を彩りよくのせることで、バーのおつまみのような雰囲気が出ますよ。
カッティングボードで食卓をおしゃれに彩ろう!
食材をカットするだけでなく料理を盛り付けて食器のように使えるカッティングボード。一見どれも同じように見えるかもしれませんが、じつはさまざまな特徴を持つアイテムがたくさん揃っているので、ぜひ利用シーンや好みにこだわって選んでみてくださいね!