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話題のワークマンのテントをレビュー!その実力、実際どうなの?

あのワークマンから、2022年春本格的なキャンプギアがどどーんと登場! ギア一式をとにかくコスパ良く揃えたいキャンプ初心者さんは必見。今回はとくに注目したいワークマンのテントについてじっくりレビューします!

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目次

アイキャッチ画像:撮影筆者

ワークマンのテントはシーン別に選べる5種類!

BASICドームテントミシックドームテント AGミシックドームテント FTミシックツーリングテント AGワイドミシックドームテント AG
ワークマン BASICドームテントワークマン ミシックドームテント AGワークマン ミシックドームテントFTワークマン ミシックツーリングテントワークマン ワイドミシックドームテント
価格4,900円7,800円8,800円9,800円17,800円
人数1人用1人用1人用1人用ファミリー
特徴
驚きの価格の
入門用テント
防虫効果のある軽量テント
春夏のキャンプに
火の粉に強い防融加工
焚き火キャンパーに◎
コンパクトさ◎
防虫&防融加工
ゆったりファミリー向け
※横にスクロールできます

2022年春に新登場するワークマンのテントはソロ用4種類ファミリー用1種類の計5種類で、キャンプスタイルによって選べます。もちろんワークマン価格でお手頃なため、まさに要注目のアイテム!

販売開始はオンラインで2月22日12時頃を予定。今から発売が待ちきれません!

ワークマン ミシックツーリングテントAG

撮影:筆者

しかし気になるのは「機能や使い心地は実際のところどうなの……?」という点ですよね。そこで今回は、ひと足先に4タイプを実際に試してみました。使用感やサイズ感など、正直にレビューしていきたいと思います。

その前に……各テントをまじまじチェック!

ワークマンのテント 収納状態

撮影:筆者

今回レビューするのはこの4種類。左3つはソロ用テントですが、どれも収納時はとてもコンパクトになり、専用の収納袋で持ち運びもラク!

ただし、右端のファミリー用は2人以上での設営・撤収を想定されており、収納時も大きさ・重量ともにそれなりにありました。どのテントもインナーテント・フライシート・ポール・ペグ・自在ロープ・収納袋付きです。

ワークマン BASICドームテント ベンチレーション

撮影:筆者

テントにはベンチレーション(換気口)もきちんと設計されており、天井フックや収納ポケット付きで、作りはかなり本格的。テントによってワークマン独自の生地加工が施されていて、アウトドアシーンでも快適に過ごせそうです。

ワークマン テント シームテープ

撮影:筆者

縫い目裏にはしっかりとシームテープ(防水・補強テープ)も施されていました。

それでは早速、テントを順に組み立てて見ていきましょう!

①BASICドームテント:税込4,900円

ワークマン テント BASICドームテント

撮影:筆者(写真のカラーは「迷彩」)

まずは驚きの価格のこちらのテント。横長タイプのソロ用テント で、クロスポール吊り下げ式なので1人でも簡単に設営可能です。この構造は組み立てやすく安定感もあり、テント内も広く使えるので多くのテントで採用されています。

ワークマン テント クロスポール 吊り下げ型

撮影:筆者

広げたインナーテントの上に、組み立てたポールをクロスして立ち上げたら、写真のようにインナーテントのフックをポールに取り付けて吊り下げます。クロス部分をインナーテントの紐で結び、フライシートをかぶせて固定、自在ロープやペグでしっかり固定すれば完成!

出入口は2wayメッシュゲート(上半分のみメッシュにできる)なのでプライベート空間を調整しやすくテント内も快適に過ごせます。

※今回のレビューではタイル面のテラスに設置したためペグやロープは使用していません。詳しい設営方法は、商品に付属の取扱説明書で確認することができるのでご安心を!

内部も充実!ポケット付き

ワークマン BASICドームテント 内部ワークマン BASICドームテント ポケット

撮影:筆者

インナーテントには、天井収納メッシュシート・天井フック・収納ポケット1箇所あり。

ワークマン テント ベンチレーション

撮影:筆者

もちろん、換気のためのベンチレーションも完備。マジックテープで固定すればしっかり立ち上がります!

キャノピーポールで前室を作れます

ワークマン BASICドームテント 前室

撮影:筆者

またキャノピーポール でフライシートを跳ね上げれば前室を作ることも可能。これならタープがなくても十分な日よけになるうえ、多少の雨でも安心してキャンプを楽しめそうです。

※キャノピーの延長ポールは別売り(299円)→詳細はこちら

ワークマン BASICドームテント 収納状態

撮影:筆者

収納袋付きで重量も軽く持ち運びもラク。横長タイプのソロ用テントは、子供なら2人で入っても余裕あり。リビングに設置しておうちキャンプを楽しむのにもぴったりでした!

ワークマン BASICドームテント 使用イメージ

撮影:筆者
スペック

●本体サイズ:215×104×98cm

●出入り口前の空間:30cm
●キャノピーポールの高さ:86cm
●収納時サイズ:13×55cm
●重量:2.5kg
●カラー全6色:コヨーテ×ブラウン、キャメル、グリーン、レッド、ネイビー、迷彩

ワークマン公式サイト:BASICドームテントはこちら

②ミシックドームテントAG(エアロガード):税込7,800円

ワークマン ミシックドームテントAG

撮影:筆者(写真のカラーは「バーガンディ」)

続いて紹介するのは、インナーテントのメッシュ部分に防虫機能、フライシートには耐久撥水加工がほどこされており、防虫対策にぴったりの縦長タイプのソロ用テント。

縦長なので場所を選ばない!

ワークマン ミシックドームテント インナー

撮影:筆者

縦長タイプなので場所を選ばず狭い場所でも余裕をもって設営可能。クロスポール構造で設営・撤収ともにとても簡単にできました!

ワークマン ミシックドームテント 内部

撮影:筆者

テント内は意外と広く、大人女性と未就学児ひとりくらいなら広々と過ごせました。ワークマンの一番小さなミニアルミテーブルをちょっとした物置きに使ってみるとより快適!

ベンチレーションも付属

ワークマン テント ミシックドームテント

撮影:筆者

両サイドには収納ポケット、天井にはランタン用のフック、もちろん換気のためのベンチレーション付きで快適に過ごせます。

スペック

●本体サイズ:213×93×95cm

●出入り口前の空間:45cm
●収納時サイズ:13×54cm
●重量:2.0kg
●カラー全3色:カーキ、バーガンディ、カフェオレ

ワークマン公式サイト:ミシックドームテントAGはこちら

同タイプで生地素材が異なるモデルもあり

ワークマン公式サイト:ミシックドームテントFTはこちら

③ミシックツーリングテントAG(エアロガード):税込9,800円

ワークマン ミシックツーリングテントAG

撮影:筆者

今回ご紹介するテントの中では一番コンパクトに収納できるタイプで、バイクでのソロキャンにぴったりのこちら!

ポール構造は一般的なクロスポールではなく、ちょっと珍しい「双Y型」「ダブルY字型」と呼ばれる構造ですが、説明書通りに組み立てれば初心者でも簡単に設営可能。

防虫加工のインナーメッシュ&換気口付き

ワークマン ミシックツーリングテントAG 入口

撮影:筆者

インナーテントのメッシュ部分には防虫加工が施されていて、夏場など虫の侵入を防いでくれます。またフライシートは燃えにくい防融加工、耐久撥水加工になっています。

ワークマンテントの換気口部

撮影:筆者

両サイド上部には筒形の換気口もあり。これは登山用テント にもよく見られるもので、上部にたまりがちな熱気を上から逃がすことで通気性をより上げるためのもの。細部までこだわりを感じられます!

大きめポケットで小物もなくさない

ワークマン ミシックツーリングテントAGの内部ポケット

撮影:筆者

出入口右横に三角形型のメッシュポケットもあり。意外と大きいのでこれはなにかと重宝しそうです。もちろん天井フックも完備! ソロ用にしては内部スペースも広めです。

スペック

●本体サイズ:210×130×116cm

●出入り口前の空間:53cm
●収納時サイズ:16×42cm
●重量:2.3kg
●カラー全2色:ブラック、ブルー

ワークマン公式サイト:ミシックツーリングテントAGはこちら

④ワイドミシックドームテントAG(エアロガード):税込17,800円

ワークマン ワイドミシックドームテント入口

撮影:筆者

こちらは2人以上で設営するファミリータイプのドームテント 。クロスポールをスリーブに通してインナーテントを持ち上げ、フロントポールを合体させる形です。

ワークマン ワイドミシックドームテント 組み立て工程

撮影:筆者

ソロ用テントに比べると若干手間がかかりますが、取説通りに2人で仲良く立てれば簡単!

中は広々!4人ファミリーが就寝可能

ワークマン ワイドミシックドームテントの内部

撮影:筆者

4人が広々と就寝可能なファミリータイプのため、収納時もそれなりの大きさと重さがあります。車での持ち運びが◎! 自転車やバイクだと難しそうです。

大きな換気面&前後どちらからも出入り可能

ワイドミシックドームテント インナー天井換気ワイドミシックドームテント内部のフックと小物入れ

撮影:筆者

インナーテントは上部左右がメッシュ加工になっており、開閉することで十分な換気が可能。天井フックや、左右両側にはたっぷり入る収納ポケットも完備。また前後どちらからでも出入り可能なのでとても便利!

キャノピーポールで前室跳ね上げも

ワイドミシックドームテント前室跳ね上げ

撮影:筆者

インナーテントのメッシュ部分には防虫加工が、フライシートには耐久撥水加工が施されています。

付属のキャノピーポールで全室を立ち上げればタープなしでもちょっとした木陰を作ることができますよ。ロッジ風のデザインもおしゃれ! 我が家もセカンドテントにこちらを狙おうかと思うほど、しっかりした作りです。

スペック

●本体サイズ:271×272×171cm

●キャノピーポールの高さ:174cm
●収納サイズ:65×21×22cm
●出入り口前の空間:86cm
●重量:約11kg
●カラー全2色:カーキ、ホワイト

ワークマン公式サイト:ワイドミシックドームテントAGはこちら

少し気になったところや補足事項

ワークマン テント内部

撮影:筆者

今回試したワークマンテントは、どれも耐久撥水加工や防虫加工など独自の生地加工でキャンパーに嬉しく、細部まで気の利いた作りになっていました。しかしいくつか気になった点もあわせて記しておきます。

サイズについて

ソロ用テントは、約165㎝の筆者が横たわると大人女性ひとりと子供ひとりの添い寝は十分可能なサイズ。しかし約180㎝の男性だと長さがやや窮屈に感じたようです。

テント以外のものは準備が必要

実際のキャンプではインナーテントを汚れや地面からの冷気を遮断するためのグランドシート が必須! こちらはセットに含まれていないので、別途準備することをおすすめします。グランドシートについての詳細はこちらの記事をチェックしてください。

付属のペグについて

ワークマン テント付属のペグとポール

撮影:筆者

ソロテント付属のペグはやや細めのため、キャンプ場の地質によっては硬くて入りにくいということがあるかもしれません。より頑丈なペグ も別途準備しておくと、フィールドを選ばず安心して設営できるかなと感じました(一般的な土と芝生のキャンプ場だと問題ないと思います)。

ペグについての詳細はこちらの記事をチェックしてください。

購入方法は?

発売開始日は2022年2月22日(火)。テントはすべてオンラインでのみの販売とのこと。オンラインで注文して、店舗で受け取りになります。自宅配送はしていないので、注意が必要です。(※ショッピングモールのWORKMAN Plus店と全国の#ワークマン女子店では店頭での購入が可能です。)

ただしファミリータイプのテントは収納時も大きくてかなり重く、徒歩や自転車での持ち運びには不向きと感じましたのでご注意を!

ワークマン公式サイト:キャンプギアはこちら

ワークマンテントでキャンプデビューを!

ワークマン BASICドームテント

撮影:筆者

コスパだけではなく、機能性も信頼できるワークマンのテントたち。キャンプを始めたいけど一気にギアに大金を投じられない……という人は要チェック! ベテランキャンパーのセカンドテントとしてもおすすめです。

この春はワークマンの公式サイトからぜひ、高コスパなワークマンテントを手に入れよう!

ワークマン公式サイトはこちら

ワークマンのキャンプギア、こちらも要チェック!