ユーティリティあふれるアンダー3,000円のグッドギア!
焚き火を囲んで暖を取る冬キャンプが楽しい季節ですが、これから少しずつ暖かくなって外遊びの幅がグッと広がる時期に。その中で一年を通してフィットしてくれるお手頃なギアはいつも気になるところですよね?
そこでキャンプをこよなく愛する3人のクリエーターに“3,000円以下”というお題を投げかけ、ここ最近で購入したギアをお聞きしました。ファッションやカー用品の分野で活躍してクリエーターだけあり、どの方もキャンパー垂涎のグッドデザインをピックアップ。どんなギアが登場するのか、チェックしていきましょう!
「少しくらい雑に使っても平気な耐久性に優れるアイテムが好み」
スタッフサックとしても使える「マイルストーンのランタンシェード」
ヘッドライトなどに被せるだけで簡単にランタンへとアップデートしてくれるシェード。引き裂き強度に優れるナイロンを使用したほか、ヘッドランプなどの小物類を収納するスタッフサックとしても活躍。
マイルストーンのヘッドライトは、趣味のトレイルランニングでも愛用しています。「ファストパッキングやULの際に荷物を軽量化できないかな」と、考えていたところにこのアイテムと出会って購入。
誰でも簡単にランタンが作り出せるので、ちょっとした灯りが欲しいときに重宝します。
マイルストーン ランタンシェード
サイズ展開も豊富「VoileStrapsのナイロンバックルストラップ」
アメリカはユタ州発ブランドの結束バンド。その歴史は古く、1980年代にスキー板結束用バンドの開発からスタート。軽量かつ強靭なナイロン製のバックルと、耐久性のあるストレッチポリウレタン製のバンドでしっかり固定できます。
人気サイクルショップ「ブルーラグ」で購入したもので、カラーとサイズのバリエーションが豊富。とにかくどんな物でも結束できるのが魅力で、散らかりがちなポールの収納や薪を束ねたりなど、アイデア次第で用途が無限大に広がります。
サイズにもよりますが、全長約50cmのもので990円と気兼ねなく手に入れられるプライスなので、ついつい買い足してしまいますね。
VoileStrapsのナイロンバックルストラップについて詳細はこちら
酒好きキャンパー必見「スタンレーのフラスコ0.14」
最後はちょっぴり3,000円をオーバーしてしまいますが、お酒好きの嶋田さんにとって外すことのできないアイテム。
100年以上の歴史を誇るブランド・スタンレーのもので、キャンプシーンの夜に一人でウイスキーを嗜むのにちょうど良い小ぶりなサイズ感がポイントです。
スタンレーは老舗ブランドだけに実際に戦地でアイテムが使われていたそうで、その時代背景もあって優れた耐久性と男心をくすぐる無骨なデザインがお気に入り。その中でも、アウトドアボトルのイメージが強かったのですが、こんなにもミニサイズのフラスコがあったことに驚きました。少々傷ついてもアジになり、キャンプでお酒が欠かせない自分にとって手放せないアイテムなんです。
スタンレー フラスコ 0.14L
「毎日のように愛車で移動する、自分の生活スタイルに合ったものばかり」
変幻自在の「イノバのくねくねスマホホルダー」
ワイヤーをアレンジすることで、スマートフォンを縦置き・横置き・フック掛けにできるホルダー。4本のアームが自由に曲げられるため、あらゆる端末に対応してくれるのも特徴です。
用途や場所に応じて形状が自在に変えられるのが魅力で、車内ではスマホのホルダーとしてだけでなく小物を引っ掛けたりして使用しています。キャンプでは、LEDライトをポールに固定したりするのにも使えますよ。
アームを折り畳むだけでコンパクトになるので、バッグに忍ばせておいても邪魔になりません。
イノバ くねくねスマホホルダー
荷物用フックに便利「ゴードンミラーのシートフック」
ワンランク上のカーライフを提案する同ブランドのシートフック。安定感のある幅広ベルトによって、最大7kgまでの荷物が引っ掛けられます。
設置はフックを引っ掛けるだけと簡単。直径8〜14mmの太さまで対応可能です。車内の空間に溶け込むやすいシンプルなデザインも魅力的。
シートの前後どちらにも掛けられ、前面に垂らせば運転中に暴れてしまうバッグや小物掛けに、背面に使えば後部座席に座る人の荷物用フックに。
僕は助手席の前側に取り付け、すぐに取り出したいカメラをぶら下げています。
ゴードンミラーのシートフックについて詳細はこちら
この見た目で2,640円「ランバージャックスチェア」
ランバージャックという架空の“森の男のイス”をイメージソースとしたフォールディングチェア。その通り、天然ウッドのフレームにポリエステル製のヒモを編み込んだ、シンプルかつ無骨なデザインが男心をくすぐってくれます。
折り畳めばコンパクトになるので、クルマの中に入れっぱなしにしても気になりません。
ポータブルバッテリーやノートPCを座面に載せるなど、キャンプシーンだけでなく日常的に愛用しています。フレームの木材は無塗装なので、使うほどに自分だけの風合いになってくれるのも楽しみ。
ランバージャックス チェア
「ライト装備のキャンプスタイルに欠かせない軽量デザインが中心」
調理道具&カトラリー代わりの二役「コフランのテレスコーピングフォーク」
焚き火やBBQで活躍する炙り焼き用のフォーク。クローム製のスティックは最長で86cmまで伸ばすことができます。
ウッドハンドルの先端にある樹脂製の赤いつまみを回すことで、先端のスティックが回転し食材全体に火を通すことができるアイテム。
キャンプのスタイルがライトな装備のため、なるべくフィールドに食器やカトラリーを持ち出したくないんです。そんな考えからたどり着いたのがコレ。
直火で調理ができるうえ、小さな食材だとフォークのように突き刺したまま食べることができます。
キャンプ場では普段よりも高級なウインナーを購入して焚き火で焼き、贅沢な気分に浸りながらBBQを楽しんでいます。デザートとしてバームクーヘンやマシュマロを焼くこともありますね。
コフラン テレスコーピングフォーク
防水仕様+太陽光で充電も!「ソーラーランタン」
ソーラー充電に加えてUSBチャージによる充電にも対応するLEDライト付きのマルチボトル。柔らかなシリコンを用いた愛らしいフォルムが特徴で、防水タイプなので水に浮かばせると釣りやダイビングなどのマリンスポーツにも対応してくれます。
電源のない場所で使えるうえ、ランタンの用途以外に中に濡れてはいけない貴重品を収納するのにも愛用しています。
正直なところ最大100ルーメンと明るさはあまりないのですが、テント内だと十分。弱・強・点滅と三段階で点灯パターンがあり、その時々の気分で使い分けています。
ソーラー ランタン
一式まるっと収納できる「Wildoのキャンプボックス」
スウェーデン発ブランドの食器セットらしく、北欧デザインを感じさせるクリーンなルックス。ザックの中でかさ張らず、トータルの重量が約260gという軽量デザインが久世さんのブツ欲を刺激したそうです。
弁当箱のようなボックスを開くと、スポークや水切り付きまな板、調味料を収納するスパイスケース、大小2つの折りたたみ式コップが入ってこの軽さ!
ライトなキャンプスタイルが好きな自分にとって、軽さに加え、一式スマートに収納できる点も相性が抜群なんです。
ボックス自体もお皿として使え、大きいサイズのコップは容量約600ccと大容量なので、飲み物だけでなく汁物の料理を盛り付ける際にも重宝します。
こちら現在取り扱い中のオンラインショップでは、価格3,080円で取り扱われています。3,000円を少し上回ってしまいますが、6点セットでこの価格は要チェックですね。
Wildoのキャンプボックスについて詳細はこちら
リーズナブルと侮るなかれ! 永く愛用できるギアが盛りだくさん
3名がフィーチャーしてくれたアイテムはどれもライフスタイルやキャンプスタイルに馴染んで永く愛用しているものばかり。リーズナブルなプライスであろうとも、自分自身の趣味趣向にフィットしたギアを選ぶだけでずっと外遊びに欠かせない相棒になってくれます。