目次
初めてのテントの選び方【こんな種類があります】
初めてテントを購入する時、気になるのがテントの選び方。テントと一口に言っても形状はさまざまです。この初めの一歩を間違えると、すぐに買いなおすハメになってしまうので慎重に吟味したいところ。今回はテントを7つのカテゴリーに分けて、購入の際のポイントや、おすすめのテントを合わせてご紹介します。
①ドーム型テント

選択肢的に幅広く、ビギナーからベテランまで最もファンの多いテントと言えるでしょう。
②2ルーム型/トンネル型

こちらはコールマンから出ているツールーム型テント。ツールーム型テントはドーム型テントより設営時間はかかりますが、フルメッシュ、フルクローズできるタイプも多く快適性は向上します。

「2ルーム型/トンネル型」は、タープを張らずに気軽にキャンプを楽しんだり、急な雨にも慌てず対応できるのが強みです。
③ティピー(モノポールテント)型

構造上、前室などのスペースはなく、雨天時はタープとの併用がおすすめ。そこをウィークポイントと感じるのであれば、ひさし部分(キャノピー)のあるタイプを選びましょう。
テントの売れ筋人気ランキングはこちら
④ワンタッチ・ポップアップ型

通常のテントよりも重く、故障した場合にセルフでは直しにくいのがデメリットとして挙げられます。

近年ではハイグレードなモデルも登場し、遮光機能や前室のあるモデルも登場しています。
ケシュア 2 SECONDS XL FRESH&BLACK 3人用の詳細はこちら
⑤ロッジ型

ロッジ型と言えば、ogawaのテントが代表的。コールマンの「オアシステント」や、復刻版で昨年登場した「ビラデルマーリバイバル」もここに属します。
グランピングブームの影響でか、その快適性の高さが再認識されてここ数年は少しづつ人気再燃の傾向にあります。
⑥特殊タイプテント

中でも2019年に発売された、こちらのogawa「トリアングロ」。大きなタープのようですがこれはれっきとしたフライシート。そしてフォルムはA型テントのようにも見えますが、フレーム構造はまったく違う発想になっており、普通のテントではない斬新さが魅力です。

空中に浮いた床面の底にシューズポケットがあるユニークな「Sky Nest」は、慣れれば1人でも無理なく設置可能です。

トレッキングポールがポール代わりになる仕組みもアウトドア心をくすぐる要素になっています。

設営はドーム型とティピー型の工程を踏むことになるので、慣れるまでは多少時間がかかります。
⑦エアフレーム

ここでは紹介しきれないものもあり、エアフレームテント業界はこれからますます目が離せなくなりそうなジャンルになっています。
ビギナーでも思い切ってこのジャンルに手を出してみても良いかもしれませんね。
構造によって強さ、設営のしやすさも変わる

最初のテントこそ慎重に
最初は”とりあえず”な考えで激安テントを買いがちですが、耐久性などの性能面を考えると正直あまりおすすめできない場合もあります。ポールの素材や、保障があるのかという視点も大事。店員に相談したり、身近にキャンパーがいれば相談するのも手ですね。
また、写真映えするからと言って、コットン100%のテントを選ぶのも要注意! 水分を含んだコットンはかなりの重量に。さらにそのまま保管すると、カビがほぼ確実に発生します。生成りの風合いがどうしても! という方は、コットンに耐水圧を付与させたポリエステルを混ぜたTC素材を選ぶことをおすすめします。
どんなサイズのテントならちょうどいい?

例にあげると、大人2名・子ども2名のファミリーキャンパーでドーム型テントを選ぶ際は5〜6人用と表示されているものが好ましいです。cmなら、インナーテントの床サイズが270cm×270cmもしくは、300cm×300cm(いくらか荷物をテント内に搬入可)を目安にしてみてください。
見ておきたいスペック「耐水圧」

一般的に、傘の耐水圧は200~500mm程度、レインウェアは2,000mm以上に設定されています。3~5万円前後のコットン生地以外のテントであれば、耐水圧1,500mmのものでも雨をしのげます。2,000mm以上あれば安心。基準として最低でも1,500mm以上のものを選ぶようにしましょう。
ファミリー向けで、5万円以下、耐水圧1,500mm以上ある、間違いない【不動の人気5種】を紹介
テントの形状、使用人数、耐水圧などがわかったところで、ファミリー向け(大人2名・子ども2名)、5万円以下、耐水圧1,500mm以上をクリアーする不動の人気テント5選をご紹介します。おすすめテント5選を徹底比較

定番から新作のものも含めて「これを買っておけば間違えない」というおすすめテントを徹底比較してみました。いろいろなタイプのテントがあるので購入検討の参考にしてみてください。
初心者向け不動の人気5選【2020年版】
コールマン タフワイドドームⅣ/300

グランドシートとインナーシートがセットでとてもお買い得。さらに、テントはアシストクリップを採用しているので一人での設営も可能。
スノーピークのアメニティドームと比較すると高さがあり、居住空間が広く万人受けするテントです。また色とサイズの違う「タフドーム/2725」もあり選択肢が広いのも良い点ですね。どちらとも耐水圧は2,000mmあり十分なスペックです。
コールマン テント タフワイドドーム4/300
収容人数:4~6人
重量:10.6kg
サイズ:300×300×185cm
収納時サイズ:W25×D75×H20cm
耐水圧:2,000mm
重量:10.6kg
サイズ:300×300×185cm
収納時サイズ:W25×D75×H20cm
耐水圧:2,000mm
説明通り使いやすい商品でした。広くて子供達も大満足でした。
出典: 楽天
スノーピーク アメニティドームL

コールマンのタフワイドドームと比較すると2万円程度の金額の差がありますが、やはりこのスノーピークという王道ブランドに付加価値をつけるキャンパーは多いでしょう。

さらにタープもまとめて安く買いたいなら、5万円はオーバーしますが「エントリーパック TT」という選択肢も。設営のしやすいトンネル型テントと、定番のヘキサ型タープがセットになった、お求めやすい価格のエントリー向けパックです。
スノーピーク エントリーパック TT
●対応人数:[テント]4名[タープ]4名
●収納サイズ:[テント]60×23×23(h)cm[タープ]キャリーバッグサイズ/80×17×22(h)cm
●重量:[テント]7.65kg[タープ]7kg
●収納サイズ:[テント]60×23×23(h)cm[タープ]キャリーバッグサイズ/80×17×22(h)cm
●重量:[テント]7.65kg[タープ]7kg
ホールアース アースドーム270Ⅲ

全体的にベージュを基調とした優しいカラーリングはキャンプ場に馴染みそうです。
ホールアース アースドーム270Ⅲ
●使用時サイズ:(約)290(w)×480(d)×170(h)
●インナーサイズ:(約)270(w)×270(d)×160(h)
●収納サイズ:(約)28×28×65cm
●重量:(約)8kg
●インナーサイズ:(約)270(w)×270(d)×160(h)
●収納サイズ:(約)28×28×65cm
●重量:(約)8kg
キャプテンスタッグ オクタゴン

大型ワンポールで、さらにひさし用ポール2本すでに付属しているのが嬉しい仕様。大人7〜8人用でここまで価格の安いテントは珍しく、キャンプ入門としては十二分ではないでしょうか。デザインもシンプルで最初の一張りにはもってこいのテントです。
キャプテンスタッグ オクタゴン(7~8人用)
●サイズ(約):フライ=460×460×H300cm、インナー=450×420×H300cm
●重量(約):11.5kg,
●重量(約):11.5kg,
DOD「カマボコテント」

税込みで5万円を少しオーバーしますが、耐水圧はフライテントが3,000mm、フロアが5,000mm。広さと便利さとトンネル型テントの枠内では圧倒的に安い価格帯で現在も再販すればすぐに完売しているテントです。
DOD カマボコテント2はこちら
デザインや”目的に合った機能”で選ぶのもアリ

“ブランドの歴史”に惚れて選ぶのもアリ

好みの「スタイル」からテントを逆算するのもアリ


テントの売れ筋人気ランキングはこちら
また、上の画像のように好きなカラーリングやテイストで統一していくことを想定して選んでいくと、迷わずにテントを選ぶことができますよ。
初めの一張りはどれにする?

こちらを参考にぜひ初めの一歩を踏み出してみてください。
紹介されたアイテム
コールマン テント タフワイドドーム4/…

タフワイドドームⅣ/300 スタートパッ…

スノーピーク アメニティドーム L

スノーピーク エントリーパック TT

ホールアース アースドーム270Ⅲ

キャプテンスタッグ オクタゴン(7~8人…