【実は最初に発売したのは○○○でした】キャンプ友達に教えたくなる、あの人気ブランドの深イイ話！（3ページ目）

ベアボーンズを作った理由

ーベアボーンズを設立した理由を教えてください。

私がコンゴ民主共和国で人道支援活動をしていたとき、少しでも現地の人たちの暮らしに役立たせたくて、ポータブル電源システムを開発しました。それが「ゴールゼロ」の始まりです。ベアボーンズのスタートも、その延長にあります。

具体的には人道支援に必要なシェルター（居住空間）や食料、教育のサポートですね。それで、私たちの健康の礎となる、「身体の骨」を意味するブランド名にしました。

ー人道支援のためにキャンプ用品を作るのはどうしてですか？

キャンプ用のアウトドアギアは、ほとんどの人にとっては「楽しむためのもの」です。しかし、支援を必要とする屋外で生活する人々にとっては「必要不可欠なもの」でもあります。それで私はどちらのニーズにも対応する、長く使える実用的なギアを作ることにしました。

ー機能性だけでなくデザインも魅力的なプロダクトが多いですが、どのようにアイデアを出しているのでしょうか。

自然と共に生活していく上で、必要だと感じたものを作っています。デザインに関しては、トレンドに左右されないルックスですね。

実際に私たちの祖先は、何世代も変わらずに使い続けられるものを作ってきました。そうした普遍性は見習うべき部分。それが過去とのつながりを作り、現在の私たちを支えていると思っています。

姉妹ブランド「ノーボックス」との違い

ーベアボーンズの姉妹ブランド「ノーボックス」もスタートさせました。両者の違いを教えてください。

ベアボーンズは往年の文化を踏襲して再構築することで、ある一定の世界観を生み出しました。ノーボックスはもう少し自由なブランド。堅苦しくないユニークなデザインや、今までにない斬新なルックスを探究しています。

どちらも長年タッグを組んでいる同じクリエイティブチームで作っていますが、私は彼らと一緒に仕事ができて幸せだし、なるべく長く働けるように最善を尽くしています。

次の挑戦や今後の目標

ー先代の知恵や文化を大切にしながらも、常に新しいことに挑戦していますが、今後の目標があれば教えてください。

この牧場を、地球を大切にする方法を学ぶ場所にすることです。太陽光発電などの再生可能エネルギーを利用しているし、畑や庭もなるべくオーガニックにこだわってきました。

とてもサスティナブルな牧場なので、実際に訪れてその取り組みを見てもらえると、自分たちにもできることを発見できると思います。もちろん日本からも大歓迎ですよ。

ベアボーンズの魅力をもっと知りたいならこちら！

バックボーンも魅力いっぱいだった！

ロバート氏のコメントからは、ブランドを大切にする気持ちや誠実な人柄が伝わってきます。ベアボーンズは、サイトをスタイリッシュに演出してくれるアイテムだけでなく、キャンプ友に語りたくなるルーツとストーリーがありました。

そして“サスティナブルな牧場から生まれる、温故知新的なプロダクト”という、今の時代を象徴するようなバックボーンが、ベアボーンズの最大の魅力なのかもしれません。

キャンプはもちろん、日常で使えるアイテムも多いので、公式サイトをチェックしてみてください。長く愛用できる、お気に入りの逸品が見つかるかも！
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