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イワタニ・ガスマッチ

あの「セリア」にイワタニ製品が!?110円で買える「イワタニ ガスマッチ」を検証レビュー

イワタニブランドの「ガスマッチ」をSeria(セリア)で入手! 110円のライターのスペックや使い勝手をレポートします。アウトドアと室内で耐風実験も敢行。これはあってもいい1本です。

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目次

記事中画像提供:アトリエばく

Seriaで発見!あのイワタニブランドの「ガスマッチ」

100円ショップ大手のSeria(セリア)で、なんと110円の「イワタニ ガスマッチ」 を発見! イワタニのガスボンベで馴染み深い、オレンジとホワイトのツートーンカラーをまとった、小型軽量のライターです。信頼の「イワタニ」製品がこの値段で手に入るとは驚きです!

使い勝手をしっかり検証!

イワタニガスマッチ、点火

早速購入し、使ってみました。手のひらにフィットする大きさで、着火ボタンの操作もスムーズ。アウトドアでの使い勝手はどうなのかも、しっかりテストしましたよ!

それでは、まずは外観のチェックからいってみましょう。

イワタニ ガスマッチSTC

●サイズ:幅30×奥行29.7×高さ153mm ●重量:33.1g ●材質 本体:ABS樹脂 先端パイプ素材:鋼板(静電塗装) ●点火方式:圧電着火方式 ●安全装置:安全ロック、保護キャップ

「イワタニ ガスマッチ」の外観からチェック!

イワタニガスマッチ、立てる

底面が広くフラットなので、写真のように立てておくことができます。サッと手に取って使いやすいですね。

また、「Iwatani」のロゴが描かれている部分がわずかに出っ張っているデザインのため、テーブルに寝かした状態で置いても転がらないんです。これは地味に便利!

本体の素材はABS樹脂、黒い火口部分は鉄製です。

サイズはどのくらい?

サイズ比較

※記載のサイズは全て実測値です

手持ちの「SOTO」 のライターと並べてみました。「イワタニ ガスマッチ」は全長15.5cmと、持ちやすいサイズです。樹脂製だけあって重量はおよそ36g、似たようなサイズのSOTOのスライドガストーチは約50gですから、かなり軽量です。(いずれも実測値)

▼メーカー提示スペックはこちら

製品名ガスマッチSTC
本体サイズ(cm)30(幅)×29.7(奥行)×153(高さ)mm
重量(g)約33.1
点火方式圧電着火方式

 

2年間の保証つき!

取扱説明書

そしてなんと、通常使用において自然故障が起きた場合、購入日のわかる領収書がある場合に限り、2年間の無償修理の保証が付いています! 110円のライターにしては、手厚い措置ですね。

安全対策もバッチリ

ロックボタン

ボディにはわかりやすい安全ロック付き。鍵マークをスライドさせてロックを操作します。

火口のフタ

先端の火口には保護キャップがあり、キャップ装着中は火が着かない設計になっています。鮮やかなオレンジ色のキャップは、視認性も良いので紛失しにくい効果もありそうですね!

※使い捨てではありません!この価格でガスの再充填が可能

100円ショップ販売品なのに、「イワタニ ガスマッチ」は使い捨てではないんです! ガスが無くなったら、再び充填して使用可能。

充填方法、使用できるボンベなどをご紹介します!

「ガス残量チェックウインドウ」で一目瞭然

ガス残量窓

ガスの量は、本体下部の「ガス残量チェックウインドウ」から確認できます。

ガス注入口は底に

ガス注入口

注入口は本体の底面にあります。ここにガスボンベのノズルをはめて充填します。

もう一度説明書きを確認してみると……

箱裏説明書

充填用のガスは何が使えるのでしょうか。箱の裏書きを見てみましょう。前項の取扱説明書にもあるとおり、充填に使えるガスボンベは、「イワタニのガスマッチボンベもしくは市販のガスライター専用詰め替えボンベをご使用ください」となっていますね。どういうこと?

使えるのはライター用のガスボンベ

ガスの充填方法

実は、ガスを注入するノズルの太さが合わないため、お馴染みの「イワタニ カセットガス」のボンベからは「イワタニ ガスマッチ」への再充填はできません

ちなみに説明書にある「イワタニのガスマッチボンベ」は、2016年に生産が終了しています。詰め替え用には、Seriaをはじめ、各100円ショップやコンビニ等で手に入る、ガスライター用詰め替えボンベを使用するといいでしょう!

イワタニ ガスマッチSTC

●サイズ:幅30×奥行29.7×高さ153mm ●重量:33.1g ●材質 本体:ABS樹脂 先端パイプ素材:鋼板(静電塗装) ●点火方式:圧電着火方式 ●安全装置:安全ロック、保護キャップ

実際に使ってみた

ガソリンバーナーに点火

ガソリンバーナーに点火

さて、実際の使い勝手を試すべく、コールマンのガソリンバーナー に点火してみました。黒いパイプ部分が3.2cmあるので、熱い思いをせずスムーズに着火できます。

ガソリンランタンに点火

ガソリンランタンに点火する

次は、ガソリンランタン に点火してみましょう。コールマンのワンマントルガソリンランタン に火を着けます。

グローブ下部の穴にガスマッチのパイプ部分を差し込んでみましたが、火口部分が太目のため、マントルの側まで火が届きません……。

グローブを外して点火

結局、手間を端折らず、グローブを外して安全に作業することに。しっかり点火できました!

耐風性はどうか?

外の風の中で点火

風速0mの炎

無風状態で着火した炎の様子。ロックを外し、着火ボタンを押すと、柔らかな炎がポッと着く感じです。

風速2.7mの炎

この時の風速は約2.6〜2.7m、わずかな風でも炎がなびいてゆらゆらします。風速3.5mを超えると、点火してもすぐに消えてしまいました。

ミニ扇風機で実験してみた

ガスマッチ耐風テスト

コールマンの卓上ミニ扇風機 で試してみました。3段階のうち一番弱い風量に設定、ガスマッチに点火し、扇風機の風に近づけてみると、約30cmの距離で火が消えました。

どうやら風にはあまり強くないのが実際のところのようです。風の強い日は、炎を手で囲ったり、ウインドスクリーンの中で使用するなどの工夫が必要ですね。

小型軽量で安価、サブ使いや予備のライターとして適任!

ケトルとランタン

110円という低価格なのにガスを詰め替えて使用できる点、小型軽量で手にしっくり馴染み、安全対策もしっかり。さらに2年間の保証まで付いているとなれば、普段のキャンプの補助要員として必要十分な存在といえるでしょう。

防災の観点からも、複数用意して家の中や非常持ち出し袋に備えておいてはいかがでしょうか。

※掲載商品は取材時点のものであり、現在お取扱いしていない場合があります。

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