本記事掲載の内容は、2021年10月時点の情報です。営業期間などが変わる場合もありますので、各施設のホームページで最新の情報をご確認ください。
年越しキャンプの醍醐味って?
大自然の中で新年を迎える年越しキャンプ。一年の終わりと新しい年の始まりをキャンプ場で迎えられるなんて、アウトドア好きにとっては最高の年末年始の過ごし方ではないでしょうか。
年越し蕎麦の振る舞いや年明けにはお年玉プレゼントや餅つきといったイベントを用意しているキャンプ場もあり、ファミリーなら家族揃って楽しくにぎやかに新しい年を迎えられます。
もちろん静かなキャンプ場で今年1年を振り返りながら、ソロや少人数でしっぽりと過ごすのも格別ですよね。
そんな魅力的な年越しキャンプですが、憧れてはいるもののまだ行ったことが無いという方も多いのでは? この記事では初めての年越しキャンプを無事に成功させたい! という方ために、事前にチェックしておくべきポイントをまとめます。年越しキャンプにオススメのキャンプ場も併せてご紹介しますよ。
年越しキャンプを成功させるためにチェックしておきたいこと
キャンプ場や周辺施設の営業時間
まずは行き先のキャンプ場が年末年始に営業しているかを確認しておきましょう。キャンプ場は一年中営業している場所もあれば春~初冬に限ったシーズン営業、また通年営業でも年末年始のみ休みだったりと様々なので、事前にホームページなどでチェックしておくと良いですね。
また、キャンプ場に限らず周辺のスーパーやコンビニ、温泉施設や観光スポットなど利用する可能性のある施設の営業時間も調べておくと◎。とくに都心と違ってコンビニは24時間営業ではない場合もあるので、いざという時に閉まっていた……なんていうことにならないよう、いつ営業しているのかを把握しておくと安心です。
寒さ対策
外気温が氷点下になってしまうこともある冬キャンプでは、寒さ対策は必須。暖房として石油ストーブや薪ストーブを使う場合は、テントもそれに対応したスペックのものを備えておく必要があります。最近ではポータブル電源を利用して、電気毛布やこたつで暖を取るキャンパーも増えていますね。
また、朝晩の冷え込みはさらに厳しくなるのでシュラフもマイナス環境に対応できる冬用がオススメ。とくに地面からの冷気が大敵なので、遮断するために厚手のマットを使ったりコットで直寝を避けるといった対策もしておくと良いでしょう。
テントの中で足を暖めるテントシューズなども、あると安心です!
冬になる前に、キャンプに行き慣れておく
初めてがいきなり年越しキャンプというケースはあまりないかも知れませんが、やはりキャンプ自体に慣れておくに越したことはありません。当然ながら寒い中でテントの設営や料理をすることになるので、春や秋など気候の良い時季に一通りの流れを把握しておくと良いでしょう。
防寒対策の面でも「今日より寒かったら?」「この上雪が降ったら?」など具体的にイメージできるので、必要な物を準備しやすくなりますよ。
テント泊にこだわらないのもひとつの手
標高の高い場所などキャンプ場のロケーションによっては豪雪に見舞われることもあり、こうなると初心者にはますますハードルが高くなってしまいますよね。
場内をある程度整備してくれる管理人やスタッフが常駐している高規格キャンプ場であれば多少安心できる面はありますが、利用するサイトの管理は基本自己責任がルールです。
そういったケースを考えた場合、あくまでテント泊にこだわらずコテージを選択するのもひとつ。テントでもコテージでもキャンプ場で年越しができることに変わりはないので、安全に楽しめることを優先して宿泊方法を選びましょう。
キャンプ場はロケーション抜群の場所を狙いたい!
せっかくの年越しキャンプでは、縁起良く初日の出を拝みたいという方も多いはず! 視界の開けた広いフリーサイトや海沿いのキャンプ場はとくに人気ですぐに予約が埋まってしまうので、予約は早めが良いでしょう。
豪雪地帯は寒さが厳しいので、エリアはやはり関東から南がオススメ。というわけでここからは絶景スポットをご紹介します!