本体素材は、同じイーストマンケミカル社のTRITANという飽和ポリエステル樹脂を使っているようなので耐熱や耐冷の性能は同じですね。お店で販売されているナルゲンボトルには「bpa free」というステッカーが貼ってありますが、bpaとはビスフェノールAという環境ホルモン物質です。飽和ポリエステル樹脂には含まれませんが、2008年ごろまでボトル素材の主流だったポリカーボネートはくり返し使っていると、微量ながらビスフェノースAが溶け出すという問題がありました。
成人であれば身体に影響はありませんが、乳幼児や妊婦さんには有害性が疑われたために、ボトルの素材が切り替えられてきたようです。ただ、この樹脂素材、ポリカーボネート樹脂(耐冷-130℃〜耐熱130℃)に比べて、耐熱・耐冷温度ともに劣ります。ですので、極地での極寒キャンプで使用したり、沸騰したての熱湯を入れると壊れたりする危険がありますので、注意してくださいね。
…とまぁ堅苦しい知識と注意事項はこれぐらいにして、気になる利用シーンを見ていきましょうか。
スリムで魅力的なデザインのリバーズ ウォールマグ リユースボトル S500PR
蛇口をひねって「過ぎたことは水に流そう」ってネMY BOTTOLEはインスタグラマーの間でも人気ですが、キャンパーさんにとって人気なのは、なんといってもHALF TRACK PRODUCTSのボトルたちでしょう。ジェリー鵜飼さん、越井隆さんといった、アウトドアアパレルや雑誌などで知られるクリエイターによるイラストやデザインがプリントされています。 中にはボトルに飲料が入っているとイラストがユーモラスに見える図柄もあったりで、本当に魅力的です。メッセージも「5分休憩しよう!」「深い川は静かに流れる」「ノドが乾いて死にそう」「過ぎたことは水に流そう」などなど、ニヤリとする楽しさ。
用途はいろいろですね。水やお茶・スポーツ飲料・デトックスウォーターを入れている方、ウィスキーの水割りやモヒートなどお酒を入れている方、皆さんいろいろ楽しんでいますね。