魅力的なポイント1「圧倒的な光量」
まずはその光量が気になりますよね。3,000LMって一体どれくらい明るいのか。正直想像がつかないので楽しみです。
普段は約1,500LMのノーススターを使っているのですが、十分明るいんですよ。これを超える明るさってどんなものなんでしょう?
辻さんも使っている定番ノーススターとの比較
OD缶を使って自立するタイプの「ノーススター」に対して、しっかりとしたレッグを備えている 「ノーザンノバ」。3,000LMという明るさは、それ相応のエネルギーを使っているため、この脚による安定感が安心にも繋がっています。
光量の差は明確
では実際3,000LMの明るさとはどれくらいのものなのか? 画像はカメラの設定は固定で、ランタンをノーススターとノーザンノバそれぞれ掛け替えて撮ったものです。
1枚目のノーススターだと暗くてよく確認できないテント内の絵面が、2枚目のノーザンノバでははっきりと確認することができます。確かに倍近く明るいというのも納得です。
ノーザンノバのLM数はノーススターの約2倍ですが、そんなに大きな違いは感じないだろうと思っていました。しかし、実際に点灯してみると……しっかり倍違う印象でした(笑)。だいたい30m先まで見渡せるようになりますね。驚きました!
この明るさの差は単純に、装着されたマントルの本数によるものです。実はノーススターもノーザンノバ使用しているマントルは同じ種類。しかしノーススターのワンマントル仕様に対してノーザンノバはツーマントル仕様であり、そのため単純計算で2倍の明るさとなっているワケです。
ノーザンノバ、ノーススターの両者に使用するマントルはいわゆる「95型」という装着も優しい筒型タイプ。2枚入りなので、ひとつ予備を買っておけば安心です。
魅力的なポイント2「自然な光質」
次に辻さんが魅力として感じているポイントとして教えてくれたのが「光質」です。普段使っているノーススターの光は、強いながらも柔らかく温かみのある光で、携帯などで写真を取るときにちょうどよくお気に入りとのこと。
その光量が2倍になったら一体どんな光質になるのでしょうか? 実際にiPhoneで撮影してもらって感想を聞いてみました。
一瞬のシャッターチャンスも逃さず思い出を記録
焚き火の前まで出てきた家族を撮った写真ですが、ノーザンノバが眩しすぎるくらいだったので少しガスの量を絞り、光量を落として撮りました。それでもすぐ近くにある焚き火の光に負けず、しっかりと光が回っているのが分かりますね。
肌の色は綺麗だし、生き生きとしています。何よりも夜なのにピントがすぐあってくれて楽でした。子どものシャッターチャンスは本当に一瞬なので!
キャンプ飯もしっかり映える
こちらは光量最大でテント内までしっかり光が届く状態にしてiPhoneで撮影した夕ご飯の写真です。どうしても横からの強い光なので陰影は強くなりますが、5m離れたところのランタンひとつでここまで鮮やかに映るのは驚異的ですね。
お肉やサラダの綺麗な色もスープの具材までしっかりと確認できます。iPhoneで手軽にこれだけの写真が撮れるのなら御の字ですね!
設置はメインテントから少し離す!が鉄則
ちなみにノーザンノバのような強力なメインランタンはベースとなるテントから少し離して設営するのがポイント。
そうすることで虫などもランタンの方に寄せられていくので、快適に過ごすことができます。光の届かないところは小型のLEDランタンなどで補おう!
さて、魅力的な3つ目のポイントは?