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冬にソロキャンプをしている人

冬のソロキャンプを成功させる“3つ”の秘訣!おすすめのテントほか

冬のソロキャンプを成功させる、3つの秘訣をご紹介! 「どんなテントを使えばいいの?」「服装はどうしたらいい?」「何に注意すべき?」といった疑問を解決します。

さらにテント・寝袋・マットなど、冬キャンプにおすすめのモデルもピックアップ。今年こそは、魅力たっぷりの冬キャンプにチャレンジしましょう!

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目次

アイキャッチ画像出典:PIXTA

冬のキャンプは装備が肝心!3つの超重要ポイントを押さえよう

冬のキャンプでコーヒーを楽しんでいる2人の女性。

出典:PIXTA

人の少ない静かな環境、よく澄んだ空気、焚き火の温かさ。そのような冬キャンプの魅力を存分に味わうためには、しっかりと装備を整えなくてはなりません。

冬のソロキャンプにおいて、特に重要なポイントは3つ。

以下で解説する3つの秘訣を知っておけば、初めての冬キャンプであっても成功にグッと近づけるはずです!

秘訣①:冬に適したテント・寝袋・マットで万全の寒さ対策を

テントのなかにマットを敷いてくつろいでいる人。

出典:PIXTA

冬キャンプで特に大切なのが、快適に寝られる環境を作ること。そのためには冬の使用に適したテント・寝袋・マットが不可欠です。

以下のポイントを参考に、冬キャンプに対応できるアイテムを選びましょう。

✔︎ テント選びのポイント
雨や風の侵入をしっかり防げるスカートつきのテントが最適。厳冬期のソロキャンプにおいては、1人でスピーディーに設営できることも重要。
✔︎ 寝袋選びのポイント
寝袋のスペックを見て、気温何℃まで対応できるかをかならず確認。実際にキャンプをする場所の夜の気温も、事前にチェックしておくこと。
✔︎ マット選びのポイント
断熱材やクッションが内蔵され、かつ厚みのあるマットが最適。コットと併用すれば、さらに快適に過ごせる。

テントのおすすめモデル

バンドック ソロベースEX

使用時サイズ幅360×奥行き190×高さ110cm
収納時サイズ47×24×24cm
重量5.2kg
素材コットン混紡生地、ポリエステル、アルミ合金 ほか
ここがポイント!
●風の吹き込みを防ぐスカートを装備
●結露が発生しにくいポリコットン製
●必要な道具がすべてそろったフルセット

オガワ タッソ

使用時サイズ
収納時サイズ74×22×22cm
重量4.1kg
素材ポリエステルリップストップ75d、6061アルミ合金
ここがポイント!
●六角形から八角系まで自由に設営できる構造
●1〜2人での使用に最適なサイズ
●巻き上げ可能なスカートつきで1年中快適

DOD カマボコテントソロTC

使用時サイズ幅450×奥行き170×高さ120cm
収納時サイズ60×25×25cm
重量10.3kg
素材ポリコットン、75Dポリエステル、150Dポリエステル、アルミ合金
ここがポイント!
●DODの大人気テントの1〜2人向けモデル
●スカート&広い前室つきで雨・雪の日も快適
●インナーテントなしのシェルターとしても使える

ノルディスク アスガルド テックミニ

使用時サイズ246×210×160cm
収納時サイズ28×20×26cm
重量4kg
素材ポリコットン、ナイロン、ポリエステル
ここがポイント!
●ベル型テント「アスガルド」の小型版
●荷物を入れても広々とした室内空間
●4kgと軽く、収納サイズもコンパクト
※ガイロープ・ポール・ペグは別売り

ニーモ トラッカー 1P

使用時サイズ幅221×奥行き108×高さ98cm
収納時サイズ
重量932g
素材20Dナイロン/メッシュ、15D Sil/PeUナイロン
ここがポイント!
●重量1kgを切る超軽量1人用テント
●広い頭上空間を確保する特徴的なフレーム構造
●冷気をブロックしつつ通気性を確保するインナーテント

寝袋のおすすめモデル

ナンガ オーロラライト600DX

快適使用温度/下限温度−4℃ / −11℃
収納サイズ直径17×31cm
重量1.1kg
素材表地:15dn オーロラテックス
裏地:15dn リップストップナイロン
中綿:スペイン産ダックダウン90-10% (760FP)
ここがポイント!
●高品質なダウンを使用したフラッグシップシリーズ
●ナンガ独自の透湿防水素材「オーロラライト」採用
●高い保温性をもちながらもコンパクト

イスカ アルファライト 1000EX

最低使用温度−12℃
収納サイズ直径25.5×40cm
重量1,720g
素材表地:ポリエステル
裏地:ポリエステル
中綿:マイクロライト(ポリエステル)
ここがポイント!
●化学繊維の中綿を使用した高コスパモデル
●−12℃まで使用できるすぐれた保温性能
●体との隙間をふさぎ、冷気をブロックする構造

コールマン タスマンキャンピングマミー/L-8

最低使用温度-8℃
収納サイズ直径27×48cm 
重量2.8kg
素材表地:ポリエステル
ここがポイント!
●洗濯機で丸洗いでき、メンテナンスが容易
●寝返りを打ちやすい設計で快適性◎
●コンプレッションベルトつきのケースが便利

キャプテンスタッグ フォルス スリーピングバッグ 3

快適使用温度/下限温度−3℃ / −9℃
収納サイズ直径27×高さ39cm
重量1,800g
素材表地:ポリエステル
裏地:ポリエステル
中綿:ワンサーモファイバー(ポリエステル)
ここがポイント!
●体全体を効果的に保温する3Dデザイン
●軽さと保温性にすぐれる中綿「ワンサーモファイバー」
●できるだけコストを抑えたい人におすすめ

モンベル|シームレス バロウバッグ EXP.

モンベルの「シームレス バロウバッグ EXP.」

出典:モンベル
快適使用温度/下限温度−11℃ / −18℃
収納サイズ直径25×50cm
重量2,690g
素材表地:30デニール・スーパーマルチ・ポリエステル・タフタ(撥水加工)
裏地:30デニール・スーパーマルチ・ポリエステル・タフタ
中綿:エクセロフト
ここがポイント!
●体の動きにあわせて伸縮するモンベル独自の強み
●濡れても保温性が低下しにくい化学繊維「エクセロフト」
●モンベルで最高レベルの保温性能
▶︎詳細はこちら:モンベル公式サイト

マット・コットのおすすめモデル

DOD ソトネノキワミS

使用時サイズ幅80×長さ208×厚さ10cm
収納サイズ91×23×23cm
重量4.6kg
素材マット・枕本体:ポリエステル(TPUコーティング)
中材:ポリウレタンフォーム
シーツ部分:ポリコットン(ポリエステル80%、綿20%)
ここがポイント!
●シングルサイズで厚さ10cmの超快適マット
●エアポンプ機能つきの枕が付属
●肌触りのよいポリコットン製シーツ

コールマン キャンパーインフレーターマットハイピーク/シングル

使用時サイズ長さ198×幅68×厚さ10cm
収納サイズ直径21×72cm
重量2.7kg
素材ポリエステル、ポリウレタンフォーム
ここがポイント!
●自宅のベッドのように快適な自動膨張式マット
●テント泊にも車中泊にも使いやすい
●収納袋をエアポンプとして使用可能

サーマレスト Zライトソル

使用時サイズ長さ183×幅51×厚さ2cm
収納サイズ51×13×14cm
重量410g
素材架橋ポリエチレン
ここがポイント!
●瞬時に展開・撤収できるクローズドセルタイプ
●アルミ蒸着により通常モデルから断熱性20%アップ
●重量410gと軽く、登山でも人気のモデル

エクスペド Ultra 5R M

使用時サイズ長さ183×幅52厚さ7cm
収納サイズ23×12.5cm
重量585g
素材リサイクル20Dリップストップポリエステル、160g/m2 Texpedloft マイクロファイバー
ここがポイント!
●−20℃まで対応できるハイスペックなエアーマット
●断熱材を内蔵し、地面からの冷えを強力ブロック
●バックパックに収納できるほどコンパクト

フィールドア 木製アウトドアコット

使用時サイズ長さ190×幅69×高さ40cm
収納サイズ92×17×8cm
重量7.4kg
素材帆布(綿)、天然木(ブナ材)ほか
ここがポイント!
●質感が美しい天然木製のフレーム
●丈夫で肌触りがよいコットン製のシート
●1年を通して活用できる便利アイテム

サーマレスト ウルトラライトコット

使用時サイズ長さ183×幅61×高さ10cm
収納サイズ41×13cm
重量1,195g
素材リップストップポリエステルサーマキャプチャーコーティング、アルミ、プラスチック
ここがポイント!
●シートの裏に断熱素材を貼りつけた超軽量コット
●コンパクトな収納を可能にする三日月型の脚
●耐荷重147.5kgで体が大きな人でも安心

秘訣②:服装を最適化して快適性アップ

ダウンジャケットを着てキャンプ場を歩いている女性。

出典:PIXTA

「とにかく何枚も重ね着をすれば暖かいはず……」と思いがちですが、かならずしもその必要はありません。上手に重ね着をすれば、必要最小限の服で温かく過ごせます。

服装は体に近いものから順に、ベースレイヤー(肌着)・ミドルレイヤー(中間着)・アウター(上着)の3つの構成を基本に考えましょう。

✔︎ レイヤーごとに適した服装
ベースレイヤー汗をよく吸い、乾きやすく、保温性があるもの(ヒートテック、メリノウール製のインナーなど)
ミドルレイヤー通気性があり、厚手で、保温性にすぐれるもの(フリース・薄めのダウンジャケットなど)
アウター雨や風を防いでくれるもの(防水性・防風性のあるジャケットやコートなど)

ダウンジャケットのおすすめモデル

ザ・ノース・フェイス ファイヤーフライインサレーテッドパーカ(ユニセックス)

サイズXS・S・M・L・XL
素材表地:Fire Resistant Nylon Ripstop(モダクリル75%、ナイロン25%)
裏地:12D Recycled Nylon Light Rip with DWR(ナイロン100%)
中綿:Primaloft Black RISE(ポリエステル100%)
ここがポイント!
●焚き火との相性がよい難燃性素材を採用
●濡れても保温性が低下しにくい化学繊維の中綿
●女性にもおすすめのユニセックスモデル

ナンガ タキビダウンジャケット(メンズ)

サイズS・M・L・XL
素材表地:ポリエステル、アラミド混紡
裏地:40dnナイロン
中綿:UDD DX(スパニッシュダックダウン 90-10% 770FP)超撥水加工
ここがポイント!
●超撥水加工をほどこした高品質ダウンを採用
●アラミド繊維を混ぜ込んだ難燃性の生地
●ポケットが多く、小さな道具を収納しやすい

モンベル|ローガンダウンパーカ

モンベルの「ローガンダウン パーカ」
出典:モンベル
サイズXS・S・M・L・XL
素材表地:70デニール・フルダル・スパンライク・ナイロン・タッサー(はっ水加工)
裏地:20デニール・バリスティックナイロン・タフタ(帯電防止加工)
中綿:800フィルパワー・EXダウン
ここがポイント!
●風・雪の入り込みをやわらげるファーを装備
●厳冬期のアウトドアに対応する防風・保温性能
●高強度な生地がアウトドアユースに最適
▶︎詳細はこちら:モンベル公式サイト

フリースジャケットのおすすめモデル

コロンビア バリスティックリッジフルジップフリース

サイズS・M・L・XL
素材ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン
ここがポイント!
●摩擦が生じやすい部分をナイロン生地で補強
●リュックを背負うアクティビティーに最適
●ドローコードで首まわりを調整可能

チャムス ボンディングフリースジャケット

サイズM(W)・L(W)・S・M・L・XL・XXL
素材ポリエステル
ここがポイント!
●防風フィルム入りでアウターとしておすすめ
●ロゴの刺繍が入った印象的な胸ポケット
●男性・女性を問わず愛用できるデザイン

ユニクロ|ファーリーフリースフルジップジャケット

ユニクロの「ファーリーフリースフルジップジャケット」
出典:ユニクロ
快適使用温度/下限温度XS・S・M・L・XL・XXL・3XL・4XL
素材ポリエステル
ここがポイント!
●「できるだけ安く!」という人にイチオシ
●何着か欲しくなる、豊富で魅力的なカラー展開
●モコモコのフリース生地で、寒冷地でもあったか快適

▶︎詳細はこちら:ユニクロ公式サイト

冬用ブーツのおすすめモデル

ソレル カリブー WP(メンズ)

サイズ25〜30cm
素材ヌバックレザー、9mm Thermoplusインナーブーツ、2.5mm厚フェルト製フロストプラグ、ラバー

ソレル カリブー WP(レディース)

サイズ23〜25cm
素材ヌバックレザー、9mm Thermoplusインナーブーツ、2.5mm厚フェルト製フロストプラグ、ラバー
ここがポイント!
●豪雪地帯でも通用するハイレベルな保温性能
●40年以上変わらない魅力的なスタイル
●インナーブーツを着脱・交換可能

コロンビア スピンリールブーツ2 ウォータープルーフ オムニヒート

サイズ23〜29cm
素材ポリエステル
ここがポイント!
●脱ぎ履きしやすく、テントの出入りが楽
●コロンビア独自の保温機能「オムニヒート」搭載
●雨や雪が降る日も安心の防水仕様

ザ・ノース・フェイス ヌプシ ブーティ ウォータープルーフ ロゴ ショート(ユニセックス)

サイズ23〜29cm
素材撥水加工ナイロンリップストップアッパー、マイクロファイバースエード、TEKWPROOF防水メンブレン ほか
ここがポイント!
●存在感を際立たせるビッグなロゴ
●雪上・氷上での使用に特化したビブラム社製ソール
●内蔵されたホールドシステムによる快適な歩行感

秘訣③:冬キャンプならではの“5つ”の注意点を知っておく

水道が凍っている。

出典:PIXTA

快適に過ごすことも大切ですが、安全面への配慮がなによりも重要です。冬のソロキャンプで忘れてはならない、5つの注意点をチェックしましょう!

①一酸化炭素中毒には最大限の注意を!

テント内は基本的に火気厳禁! しかし、なかにはストーブが使用できる作りのテントもあります。テント内でストーブを使用する場合は、一酸化炭素中毒に細心の注意を払いましょう。

対策として特に重要なのが、十分に換気をおこなうことと、ストーブを使用したまま寝ないこと。そして一酸化炭素の濃度が一定の値まで高まると警報を鳴らす「一酸化炭素チェッカー」の使用も欠かせません。

②ペグが刺さりにくい場合も考慮しよう

冬のキャンプ場では地面が凍ってしまい、ペグが刺さりにくい場合もあります。そのようなケースを考慮して、氷にも突き立てられる頑丈なペグと、強く打ちつけられるハンマーを用意しましょう。

また、簡単に抜けてしまう状況もあるため、積雪地では十分な長さのペグが必要です。「スノーペグ」といわれる、雪上で使うためのペグもあります。

③冬は水道を止めているキャンプ場もある

見落としがちですが、冬の時期はキャンプ場の水が止められている、あるいは凍っていて使えない場合もあります。

水道が問題なく使えるか、事前にキャンプ場に確認しておきましょう。水道が使用できない場所へは、十分な量の水を持っていく必要があります。トイレが使用できるかどうかも要チェック!

④テント内の結露にご用心!寝袋が濡れる原因に

冬はテント内に結露が発生しやすい時期です。結露がひどいとテント内の床にまで水が垂れてきたり、寝袋が濡れたりする可能性があります。

特にダウン(羽毛)入りの寝袋は要注意! ダウンが結露で濡れるとボリュームが保てず、保温性が損なわれてしまいます。テントの壁から離れて寝る、シュラフカバーを使用するなどの対策をとりましょう。

⑤暖房グッズは「低温やけど」に注意して使おう

冬キャンプの強い味方として人気なのが、湯たんぽ・使い捨てカイロ・ホットカーペットなどの暖房グッズ。温かさを保つのに大きく役立ってくれますが、使い方には注意が必要です。

特に低温やけどには、大いに警戒しましょう。低温やけどは44~50℃程度の心地よい温度でも発生しうるやけどであり、自覚しにくく、重症化しやすいのが特徴です。

暖房グッズを使用する際は、製品の注意書きをよく読んで正しく使いましょう。使用しながら寝るのは基本的にNGです。だからこそ、冬のキャンプには保温性の高い寝袋が必要になります。

ストーブがあればさらに快適!上手に活用しよう

テントの前にストーブが置かれている。

出典:PIXTA

冬のソロキャンプにおいて、ストーブは必須ではありません。しかしストーブがあると、快適性が格段にアップします。

ストーブが使用できるテントは限られること、寝るときはかならず消火することなど、安全のために注意すべきことを押さえつつ上手に活用しましょう。

ストーブについては、別の記事で詳しく解説しています。ぜひそちらもご覧ください!

冬こそソロキャンプのベストシーズン!

テントの中から雪景色を眺めている。

出典:PIXTA

一般的には、冬はキャンプのオフシーズンといわれています。そのいっぽうで、「キャンプは冬が一番!」という人がたくさんいることも事実。

キャンプをテーマとした大人気漫画「ゆるキャン△」の内容も、じつは冬キャンプがメインです。

まだ冬のソロキャンプを経験したことがないのであれば、ぜひ今年から挑戦してみてください。これまでに見たことのない、素晴らしい景色が待っていますよ!

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