あなたならどの大きさ?サイズごとの使用感をレビュー
【Sサイズ】バックパッキングにもOKなコンパクト性
シリーズ最小のSサイズは、どんなアウトドアシーンにも持って行く気にさせる小ささです。
展開サイズが近い私物のロール天板式ソロテーブルと比べてみましたが、ビヨンドテーブルのほうが収納寸法(体積)が圧倒的に小さく、軽量でした。
展開したときの天板サイズは収納寸法に対し約3.2倍に拡大。小型ソロテーブルに多い天板ふたつ折りタイプの拡大率は2倍だと考えると、その大きさが想像できるでしょう。
ちょっとはみ出しますが、直径15.6cmのボウルを6個置けました。耐荷重は約3kgあり、ソロキャンプで調理や食事をおこなうのに必要十分なスペックといえます。
天板の高さは11cmで、食事用テーブルとしてはかなり低めです。
このようなコンパクトソロテーブルは食器や調理器具を地面に置かないことが主目的。チェアとの組み合わせには不向きです。
【Mサイズ】重さを寛容できればソロもいい!守備範囲の広さ
Mサイズの収納寸法はソロキャンプ用としても使える小ささですが、2.6kgと持ち運ぶには多少重量があります。
オートキャンプなら全く問題なし、バイクツーリングでもギリギリOKでしょう。
広げてみると、Sサイズの倍以上の面積になりました。収納寸法からの天板拡大率も約3.27倍で、「小さく畳めて大きく使える感」も増しています。
天板には直径15.6cmのボウル6個と、16.4cmの皿6個が載りました。ソロなら余裕、ふたりなら少々贅沢に、3~4人ならシンプルな食事用として使える守備範囲の広いサイズです。
展開時の天板の高さは18cm。地面にレジャーシートを敷いて座敷スタイルでの食事はOK。
低めのチェアとの組み合わせでも、着座で食事をするには窮屈ですね。
【Lサイズ】最大級の「小さく畳めて大きく使える感」
S、Mサイズと同様、取っ手の穴がありますが、重さが7kgあるので片手で下げるとズシリときます。
Lサイズの天板には4人分の大型ランチプレート(直径23cm)、ボウルと皿が各4枚載りました。
収納寸法からの天板拡大率は約3.41倍。小型ファミリー用テーブルに迫る大きさで、ファミリーはもちろん、仲間とのちょっと贅沢な食事にも対応できるサイズです。
Lサイズの天板の高さは22cm。Mサイズより4cmほど高いですが、食事の姿勢を考えるとチェア使用ではなく、地面にレジャーシートなどを敷いた座敷スタイルが適当といえます。
一方、調理台として使う場合は低めのチェアとの組み合わせなら許容範囲です。
S、Mサイズでもそうですが、Lサイズになるとさらに大きく重くなるので、展開&収納時の指はさみに注意しましょう。
地面にシートなどを敷いて天板を下にして作業すると安全で、天板も汚さずに済みます。