二代目テントはシェルターに。「DDタープ XL」

次に利用したのは、DDタープ XL。Amazonにて14,000円にて購入したそうです。荷物をコンパクトにするために、タープ泊をチョイス。多様な張り方ができるのが魅力です。

サイズはこちら。重さは1.02kg。片手でも持てるほどコンパクト。コールマンのツーリングドーム/STと比べたら圧倒的に小さくなりました。

このタープは様々な張り方ができますが、今回はキバさんが一番楽だと感じている方法で設営してもらいました。この方法ではペグを8本、ポールを2本使用します。最初に1箇所ペグを打っておきます。

次にペグを打った反対側にポールを差し込み、両サイドと最初にペグを打った箇所の両サイドの4箇所にペグを打ちます。

最後にもう1本ポールを用意して、後ろから引っ張って固定します。そうすることで天井に空間が生まれ、広く使えるようになるそうです。場所によってはポールではなく、木にロープをくくりつけることもあります。

これで完成。ワンポールテントのような形状になりました! フロントはすでに空いている状態なので、常に外の風景を見られるのが楽しかったとキバさんは言っています。
魅力は自在に張れることと収納サイズ

中はこんな感じ。ローコットを用意し、インナーテントなしで過ごしていたそうです。先ほど後ろにポールを立てて天井を引っ張っていたおかげで、コットに座っても天井につかない高さになりました。

雨が降ってきたら、このようにフロントを囲ってティピー型にすることもできますし、

2本のポールを中に入れてパップ型にすることもできます。このバリエーションの多さもDDタープの魅力ですね!
気になったところは?

とてもコンパクトな収納サイズと多様な張り方で、今でも使っているDDタープですが、気になるところもあります。それが、入り口がオープンなところ。
中で過ごしている姿が丸見えで、プライバシーを守るのが大変。場所を選ぶことが欠点だそうです。

また、蚊帳になるメッシュ生地もないため、夏場は蚊による虫刺されがひどかったそうです。とりあえず、虫対策として蚊取り線香を使っていたとのこと。

2回目からテントではなくシェルターへ移り、かなり難易度が上がりましたが、タープとしてもシェルターとしても使えるDDタープはぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

